グランドジャンプめちゃで連載中の「奇習愛」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
優しくて一途な夫と結婚した琴乃。
しかし夫は漁師の為、殆ど家に居らず寂しい日々を過ごしていました。
そんな時、漁師の妻の会に誘われて…?
奇習愛8話ネタバレ!
ちゃんとノーパンで来たか?と言う奏に、恥じらいながら車に乗り込み、言われるがままに下を見せる栞里。
股からタンポンの紐が見えている事で、生理中と解った奏は何で言わないんだと怒ります。
会いたかったから、と謝る栞里にじゃあいいや、口でして、と冷たく言う奏。
こうやって奏は、本命の恋人とは出来ない過激な事をセフレの栞里で解消していました。
この日も無理やり栞里に精液を飲ませ、飲めないならもう会わないと言う奏。
仕方なく要求を呑む栞里に対し、行為が終わったらそのまま車を降ろし家に送ってもくれませんでした。
どんどん人間扱いされなくなる、と夜道を泣きながら歩く栞里。
最初は大してタイプじゃなくても、男性にグイグイ来られて必死に求められるうちに嬉しくなってしまう。
そうして気づけば、いつも好きな男のセフレにされてしまい、相手には重たがられて冷められるばかりです。
男と女の温度差はセックスを境に逆転する、何故女は身体に何かを挿入してくる相手に依存的になるのか。
そんな事を歯医者の治療中に考えながら、男に体を預ける事と医者に手術されるのは似ている気がする、と思います。
医者のなすがまま、痛くても怖くても、自分の身体なのに医者の手の動きに全てを委ねなければいけない。
セックスだって痛くても気持ちよくなくても、全て男の采配でこちらではコントロールなどできないのです。
虫歯を削って貰ったものの、歯を磨くとまだ痛む歯に、本当に全部虫歯を取ってくれたんだろうか、と思う栞里。
神経を抜く羽目になったらちゃんと責任を取って貰おう。
心にも身体にも好きに侵入したのだから最期まで面倒見て、患者や女はそんな気持ちで執着するんだと感じていました。
そんな時、奏からの着信音に気付き慌てて風呂を出て電話を取る栞里。
急だけど3連休空いてる?と言われ、すっかり嬉しくなった栞里はその誘いを了承します。
僻地に面白い街がある、と泊りがけの旅行に誘われ、ドキドキしっぱなしの栞里。
何とも思ってないセフレと遠出をするだろうか、もしかして少し好きになってくれてるんじゃないか。
そんな期待をする栞里に、彼女と結婚するんだよね、と道中語る奏。
愕然とする栞里に、今から行くところは色んな変態プレイが出来る店の集まる秘境の色町だと話します。
独身最後に思い切りエロい冒険をしようと思って、と言われ、栞里は言葉が出ません。
怒りや絶望を自分の中に感じながら、もうこれで会えなくなる事が辛い、と思っていました。
ハプニングバーで皆に見せつけるように抱かれながら、大好き、と涙を流す栞里。
参加者に彼女泣いてるけどちゃんと合意だよね?と心配されると、かなではこういうプレイなんで、と返します。
男に泣かされて可哀想な思いをするのが大好き、惨めでエロくて可愛くて、男の悪さを助長するプロなのだ、と。
いけしゃあしゃあとそんな事を言われるのに、栞里の身体は快楽を感じ、女って頭おかしい、と自分でも思ってしまいます。
ずっと自分は誰かに搾取される人生なんだろうか、と思いつつ、今度は無料デーだと言うイメクラホテルに連れ込まれる栞里。
その店に入ってみると、男性にはウィッグとセーラーを渡し、女性にはアレバンドとひげを渡す店員に、きょとんとする二人。
この街は新月の日に男女逆転プレイをしていた地域だから、その名残で新月の日に店で無料キャンペーンをしているとのことでした。
ここにしかないご当地風俗、無料だし新しい扉を開かないかと言われ、躊躇いつつしてみてもいいかも、と言う奏。
やってみようぜ、と言われ準備が終わった奏と対面すると、栞里は引いてしまいます。
似合う?と聞かれ、似合うか?じゃないんだ、口調がもう入っちゃってる…と思う栞里。
肛門内洗浄をする為に浣腸を渡し、怖いから栞里がやってくれるかと頼む奏。
いくら奏とはいえ男の肛門何か見たくない、と思った栞里は毛だらけでキモい、汚いと言ってしまいます。
浣腸を挿入された奏はまるで女のような声を上げ、それを見て、段々と嗜虐心が芽生える栞里。
気持ちの向くままに奏を攻め、喘ぐ姿を見てまるで今までの自分のようだ、と思う栞里。
ここでは自分が受けて来た屈辱や快楽、支配や愛憎のすべてを思い切りやり返せるのだ。
そう気づき、心の準備が、と言う奏を無視してハリボテを挿入する栞里。
泣くなんて情けない、逃げようと思えば逃げれるだろう、と罵る栞里に奏は為すすべもなく喘ぎ続けます。
男が女役をするとこんなに気持ち悪いのだ、支配する恍惚や興奮とは裏腹に、冷めていくのがわかる。
そして栞里は奏を思い切り蹂躙し、翌日には車で家に送り届けて貰いました。
じゃ、お幸せに、バイバイ、とだけ告げて車を降りた栞里を複雑そうに見る奏。
それからの栞里はまるで憑き物が落ちたかのように、奏の事がどうでもよくなりました。
毎日泣きながら待っていたラインも即ブロックし、すっかり心が軽くなったのです。
友人達とその頃の事を笑い飛ばしながら、吹っ切れて良かった、と言う栞里。
しかし奏はそこに現れ、やっと見つけたと言い出します。
何でここに居るの、と言う栞里になんでじゃねーよ、何でLINEブロックしてんの!?と言う奏。
会わないんじゃないのか、奏君は結婚するし、と栞里が言うと、奏は別れたと答えます。
あの時の衝撃が忘れられない、お前俺の処女奪ったんだから責任取って結婚してよ。
その言葉に唖然とする栞里とその友人達。
自分でも見た事も触れた事もない所を散々いじってほじってかき回してさ!と声を荒げる奏は涙を流していました。
俺の知らなかった俺を無理やり暴いて引きずり出して、プライド全部はがれた姿を見やがったんだ!
だからもう栞里が最後まで面倒見なきゃいけないんだよ!と言われ、青ざめた顔で皆にごめん私逃げる、と言う栞里。
そんな栞里を待てよ、と奏は掴みますが、栞里は触らないで気色悪い!と声をあげます。
この人はまるで、セックスした男に散々執着してきた自分そのものだ、自分はこんなにキモかったんだと思う栞里。
メンヘラ化した男はメンヘラ女より笑えない、DVにストーカーに平気で法を越えて来る。
街の往来で何度も復縁を迫られ、周囲から撮影までされる栞里。
そこに奏の恋人だった加奈が現れ、あんたが奏をそそのかした女!?と叫びます。
どうしてくれんのよ、慰謝料払えこの淫乱ブタ女!と言って殴られ、この男が悪いのに、と沸々と苛立つ栞里。
こんな男でも取り返したいなら、こいつのケツにもっとぶっとい棒突っ込んでやれば?
堪忍袋が切れた栞里は、ついにその言葉を吐き捨ててしまいました。
このビッチ野郎は穴に何か突っ込んだら誰でも好きになる簡単な奴なんだよ、と啖呵を切る栞里。
セフレに執着するのは決まって女ばかりと思っていたけれど、それは単に女が交尾上異物を入れられる側だから。
本当は男女なんて関係ない、男だって身体に何かを入れられれば相手に依存的になってしまう。
そう思う栞里の考えを知ってか知らずか、泣きそうな奏と怒りを露わにする加奈。
この後もしばらく栞里には苦難が続きましたが、それから3年経ち、今ではSMの女王様をやって居ます。
男女逆転プレイがあったから、この仕事を始め、あの件を経て男女の真実みたいなものを学んだ。
雑誌などで恋愛相談に乗った時、セフレを振り向かせたい女子には男も挿入すれば執着するからケツに何か突っ込めと言っている。
しかしそれは自分が思い切り冷めてしまう可能性が大だけど、と栞里は笑います。
ちなみにあれから奏はニューハーフになっており、各々楽しい日々を過ごしているようでした。
奇習愛8話感想
ちょっとスカっとしてしまいました(笑)
次回も楽しみですね!