めちゃコミックで連載中の「ワタシってサバサバしてるから」について10話ネタバレをまとめました。
目次
前回のあらすじ
社内コンペでの盗用が会長である千堂にバレた網浜は、クビを言い渡される前に自ら会社を退職します。
自分のような優秀な人材は引く手数多だろうと自信満々な網浜ですが・・・
ワタシってサバサバしてるから10話ネタバレ!
人材紹介会社からのスカウトメールを期待した網浜ですが、結果はまさかの0件・・・
想定外の結果に青ざめますが、登録したばっかだしと言い聞かせながらもう少し待ってみることにします。
翌朝、早速朝一のスカウトメールチェックを試みると、結果はまたしても0件です。
網浜は利用しているサイトに問題があるとイラつきながら、さらに複数の人材紹介会社に登録します。
自分のような即戦力ならすぐにスカウトが来るはず!と信じて疑わない網浜は、”果報は寝て待て”ともう一寝入りするのでした。
しかし、いくら確認しても結果は変わりません。
網浜はついに頭を抱えてしまうのでした。
その後、網浜は行きつけのバーで飲みながら愚痴を溢していました。
書類審査さえ通れば面接の場で自分のキャラなら即採用されるはず!と未だに自己評価は高いままです。
文字面だけでなく中身を見てもらわなきゃ、と管を巻く網浜にオネェのママは呆れ顔です。
網浜は対話してはじめてその人がわかるもの、とママに同意を求めますが、ママは「あんたの中身を見たらもっとヤバイかも」と指摘します。
さらに「思い通りに事が運ばないなら、世間とアンタの認識がズレているのかも」と核心を突くようなアドバイスをしてくれます。
親身に答えてくれるママですが、怒った網浜はそのままバーを出ていくのでした。
それからしばらくして、さらに2社の人材紹介会社に登録したにも関わらず、1件もスカウトメールは来ませんでした。
網浜はあまりのショックに真っ白になってしまいます。
流していたTVに出演している大手アパレル会社『GOGO CITY』の特集を見ながら、こんな勢いのある会社に入って元の会社の社員を見返したい・・・と気力なく考えます。
しかし、絶望的な状況でもお腹は空くというもの。
網浜は本田からもらったお菓子を渋々食べはじめます。
そこで本田から紹介された派遣会社の担当の名刺を見つけると、私が派遣社員なんてありえない、と苦々しく吐き捨てるのでした。
数日後、網浜の姿は人材派遣会社マンパワークラブの受付にありました。
派遣会社に登録するのではなく市場調査だから!と内心で言い訳をしていると、現れたのは担当の広瀬という男性でした。
爽やかでイケメンな広瀬に網浜の機嫌は良くなり、それまでの太々しい態度から一変、いい女風の受け答えに変わります。
ミーティングスペースに移動した2人は、転職希望条件を擦り合わせていくことになります。
広瀬に早速経歴を聞かれた網浜は待ってましたという風に、難関大学卒業後に光陽出版社に入社し、女性誌の編集部に配属されたことを自信満々で語ります。
広瀬は網浜の編集者のキャリアに着目し、具体的にはと深掘りしていきます。
網浜はこれまで問い合わせ対応や資料の取りまとめ、取引先の懇親会に参加していた・・・と語りますが、広瀬の顔は曇っていきます。
しかし、網浜はさらに「サバサバ系女子で仕事もサクサクこなす」と自信を評価していきますが、
ここで広瀬は待ったをかけます。
それも当然。
網浜が話した内容は言わば雑用業務・・・編集者ではなく誰でもできる仕事だったのです。
広瀬は「編集者のキャリアとは言えない」とした上で、さらに網浜にトドメの一言を言い放ちます。
数年間編集部にいて、今まで何をやってこられたんでしょうか?
広瀬の指摘に網浜はドキリとします。
それは社史編纂室で千堂に言われた言葉と全く同じでした。
しかし、網浜は「編集者の仕事は原稿を作るだけでなく、雑務をこなして全体の仕事が回るようにすることも大事な仕事」と持論を展開します。
これに対して広瀬は「網浜の言うことは屁理屈でこれまでの仕事は編集者のキャリアとは言えない」とはっきりと反論します。
これは広瀬が意地悪で言っているのではなく、網浜が少しでもいい転職がするためには現状を見つめ直す必要があるからなのです。
しかし、網浜はここでも自分が正当に評価されていない、と怒りに震えます。
すると、ミーティングスペースの外から快活な笑い声が聞こえてきます。
そこにはTVで見かけた『GOGO CITY』の滝川社長の姿がありました。
滝川の姿を見た広瀬は網浜を放置して挨拶に行ってしまいます。
実はこの人材派遣会社は滝川によく世話になっていたようで、今日はコールセンターの人員を大量に募集する予定で打ち合わせに来ていたといいます。
聞き耳を立てていた網浜はニヤリと笑い、突然滝川の前に現れます。
そして唐突に自己紹介をして、あなたの会社に合っていると思います!と鼻息荒く滝川社長にアピールをするのでした。
ワタシってサバサバしてるから10話感想
期待とは裏腹に全くスカウトが来ない状況でも他責の思考から抜け出せない網浜がだんだん哀れになってきました。
広瀬の指摘は全くその通りなのですが、ここでも網浜には響いていない様子です。
次回はいつもの調子に戻った網浜に新展開がありそうです。