こんにちは。2019年6月5日発売のビッグコミックオリジナルより、釣りバカ日誌【第954話】「バートのビッグボム」を読みましたのでご紹介します。
まだ953話をご覧になっていない方はこちらからお願いします→釣りバカ日誌【953話】
前話では、マノーリン号の処女航海とその後の訪問地の話題で盛り上がっているときに、バートと呼ばれる屈強な男が入ってきた。ハーレーに乗り、腕はたくましく、日にこんがりと焼けている。ユメさんとは何か関係がありそうだが、どのような関係なのか?
目次
釣りバカ日誌【漫画954話】最新話ネタバレあらすじ
バートは、やはりユメさんの友人でオーストラリアからやってきた。ユメさんがオーストラリアを離れるときに挨拶が出来ずに去ってきたことがユメさんの後悔であった。
バートの仕事は牧場主で港区くらいの広さの土地に5000頭の牛を飼っているらしい。その関係で、獣医師をしていたユメさんの旦那さんと知り合ったのだ。
旦那さん、ユメさん、バートの3人はクルーザーに乗ってグレイトバリアリーフに良く釣りに行った。
ユメさんにとっては本当に楽しい思いでであったらしく、思い出して涙をぬぐった。浜ちゃんはバートを見て、顔の傷について質問した。
日本で言えばヤクザが付けているような、いわゆる向こう傷である。バートは話したくなさそうだったが、ユメさんに促されて話し出した。
3人で釣りに行った時のことで、その日は当りがなく、ボーズを覚悟していた。
しかし突然ユメさんに当りがあり、しかもかなりの大物のようだった。リールを必死で巻いて姿を見たが、やはりかなりの大物だった。
もう少しで、取り込めると思った時、横からワニが獲物を横取りした。バートはそれを見て怒り、無謀にも川に飛び込んだ。
ナイフ一本でワニと格闘していたが、勝てるはずもない。船からの二人の助けでようやく船に上がったが、顔の傷はその時ワニにつけられたものであった。
その武勇伝を聞き、浜ちゃんの勧めもあってバートはスーさんのクルーザーの処女航海に同行することになった。
スーさんはいやいや承諾したような様子だったが、まわりは冷やかしもあって大賛成していた。
釣りバカ日誌【漫画954話】を読んだ感想
バートとユメさんはかなり親しい様子だ。バートはその容貌、体格からは想像できないがほとんど酒は飲めないようで、本人の言によるとノンアルコールでも酔えるそうだ。
ユメさんはマノーリン号の処女航海に参加することを喜んでいるようだし、ユメさんが薦めるならスーさんが反対できるわけはない。
折角燃え上がった老いらくの恋も、バートというライバルが現れたので、消えてしまうのか?しかし、あれほど入れ込んでクルーザーを購入し、ひげまではやしてイメチェンをしたスーさんがこのまま引き下がるとも思えないが・・・。
釣りバカ日誌【漫画955話】を考察
浜ちゃんはバートが気に入り、自分の家に泊めるために連れて行った。
なかなか、外見や体格の割にはいい奴のようだが、浜ちゃんの奥さんであるみち子さんに、スーさんのクルーザーの処女航海に行くこと、同行者にはバーHANABIのユメさんもいることなどをばらしてしまった。
途端に、みち子さんは機嫌が悪くなったが、浜ちゃんはすぐ寝入ってしまった。その時、バートの寝ている部屋でブボーン!!という爆発音がして、浜ちゃん夫婦だけではなく、一緒に住んでいる義理の両親まで目覚めるような爆発音だった。さて、これは?・・・。