こんにちは。2019年6月27日発売の月刊コミック電撃大王より、やがて君になる【第42話】「記述問題」を読みましたのでご紹介します。
41話では、小糸侑と七海燈子がお互い付き合い始めるも、「付き合う」とはどういうことなのか侑が悩み始めます。
そんな中これまで「七海先輩」と燈子のことを読んでいた侑が橙子のことを「燈子先輩」と呼びます。「だめですかね二人きりのときくらい」とお互いの特別と幸せに気づき始めます。
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目次
やがて君になる【42話】最新話ネタバレあらすじ
#やがて君になる 本日6月27日発売の電撃大王8月号に、やがて君になる第42話「記述問題」が掲載されています 最終回まで今回を含めて残り4話です! pic.twitter.com/5Des9Lug8c
— 仲谷鳰 | やが君7巻発売中・アニメBD・舞台BD (@nakataniii) June 26, 2019
小糸侑と七海燈子の二人でデートにボウリングに行きます。燈子の提案で、ボウリングで負けたほうが勝った方の言うことをきくことになります。
勝負は侑が勝ちますが、燈子に何をお願いするか悩みます。決められない侑は燈子に自分だったら何をお願いするつもりかを尋ねます。
燈子は「キスして」「デートして」というお願いをするつもりだったことを明かします。侑はキスもデートも勝者の権利を使わなくてもできるのではと返します。
燈子もそれに納得し、最終的には二人して何をお願いするべきなのかを悩みます。
結局決められなかった侑は考える時間をもらうことにしました。
服屋の前を通って服を見るも「物をねだるのは違うのでは」と思ったり、旅行代理店のパンフレットを見てはスキーとか行って見たいなと思ってみたり、店頭に並んだアクセサリーを見ては一瞬ペアリングに思いを馳せるもそれは先走っていると思ったり、考えを巡らせます。
燈子は劇団のクリスマス公演が近く、休日は稽古の日々が続き、また期末テストも近いためその後お互い会えない日々が続きます。
二人のデートから場面は変わり、期末テスト順位発表。
これまで学年一位を守り続けていた燈子が、同じくこれまで学年二位を守り続けていた佐伯沙弥香に負けて遂に沙弥香が学年一位になります。
一位は譲らないという沙弥香と次こそはと意気込む燈子の会話が繰り広げられます。一方、なかなか会うことができず寂しい思いを抱えていた燈子と侑。
侑の家の最寄り駅で少しの時間ながらも会うことができて浮かれる侑。結局何をお願いするかまだ決まらない侑。
燈子に何をお願いするか悩む侑。侑が何をお願いするのか想像する燈子。お互いがお互いの体を想像して、何を考えているのかともやもやして終わります。
やがて君になる【42話】を読んだ感想
感情描写に定評のある「やがて君になる」ですが、今回のお話も実に緻密で繊細な感情描写で付き合い始めた女子高生二人の感情が表現されています。
会えない寂しさ、会いたいと思う気持ち、会えた時の嬉しさが1話の中でキャラの表情や動作、セリフやモノローグで鮮やかに描かれています。
また、ボウリングに勝った商品として何をお願いするのかに思いを馳せて性的な妄想が思い浮かぶのも実に高校生らしさというか、この二人らしさがあります。
やがて君になる【43話】を考察
「やがて君になる」はこれまでのお話の中で、何度もキスシーンが描かれていて、またディープキスシーンもあります。
今後そうした絡みのあるシーンが描かれるのではないかと思います。もっとも、電撃大王は成年誌ではないので過激な描写はないと思いますが。
もっとも、成人向けではない、それでいて俗っぽく言うのであればいやらしさを感じさせるような描写で読者をひきつけるのがこの作品の良さでもあるので、今後そうしたシーンにも期待です。特に作者の仲谷先生の作画は、そうしたシーンを上品に見せてくれるので楽しみです。