2023年7月にアニメ化第二期の製作が発表された「地獄楽」。春の人気アニメランキングでも第1位を獲得している大人気マンガなので「原作を読んだ」「アニメを見た」という方も多いのではないでしょうか。今回は「地獄楽」について、独特な世界観の考察と合わせて、アニメ化第二期の最新情報も解説します。
人気マンガ「地獄楽」とは？
ご存じの方も多いこととは思いますが、改めて、まずは「地獄楽」についておさらいしていきましょう。「地獄楽」は賀来ゆうじさんの描く日本のマンガで、ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で、2018年1月22日から2021年1月25日まで連載されていたマンガです。2023年4月からアニメ化されました。
株式会社つみきが運営する映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」が発表した「2023年4月 話題の春アニメランキング」では堂々の第一位を獲得しています。
物語は江戸時代の日本を舞台に、最強の忍・画眉丸（がびまる）が極楽浄土と呼ばれる島で不老不死の仙薬を探すダークファンタジーです。画眉丸は修行によって得られた超人的な身体で、処刑されても死ぬことのないとされていますが、「打ち首執行人」の山田浅ェ門 佐切に出会い、初めて死を感じます。「必ず生きて帰る、君のために」という印象的なセリフも残しています。
その画眉丸に対し、佐切は無罪放免とするための条件として、不老不死の仙薬を手に入れることを命じます。画眉丸と佐切は共に、島を支配する天仙たちを相手に、戦いながら仙薬を探す旅に出ます。
海外で人気の高い日本の「忍者」
「地獄楽」の人気が高い理由の一つが「忍者」への変わらぬ人気があると考えられます。日本人はもとより、海外でも人気が高い「忍者」は世界各国にファンを抱えるコンテンツです。
忍者の存在を世界へ発信する「日本忍者協議会」がおこなったインターネット調査によると、調査対象の10カ国で、平均98.7％の人が「忍者を知っている」「名前を聞いたことがある」と回答しています。
1981年に公開された映画「燃えよNINJA」が、アメリカでの忍者ブームの火付け役になり、2015年には映画「ニンジャ・アベンジャーズ」が公開され、ケイン・コスギさんが忍者役として出演したことで話題になりました。アニメ「NARUTO」は世界中の言葉で翻訳され、楽しまれている忍者アニメです。
映画やアニメ以外にも「忍者」をコンセプトにしたエンターテインメントは数多く生み出されていて、例えば、最近人気が高まっているオンラインカジノが提供するスロットゲームでも、忍者をテーマにしたゲームが多数存在します。
このように、エンターテインメントの世界では「忍者」が、クールジャパンを代表するコンテンツの一つとして愛されています。
「地獄楽」アニメ化第二期製作決定！最新情報をご紹介
忍者コンテンツの最新作ともいえる「地獄楽」ですが、2023年7月にアニメ化第二期の制作が発表されました。2023年4月に始まった第一期は、全13話にて放送終了しています。第一期の最終回に、30秒ほどのPVで発表されたアニメ化第二期は、詳細は発表されていませんが、ファンの間では2024年春頃公開ではないか、と予想されています。また、第一期では、原作マンガの5巻45話前後までの内容が描かれているため、第二期は原作5巻37話前後からの内容になるという予想です。「地獄楽」第二期も、第一期と同様、アニメランキング上位の獲得が期待されます。
忍者コンテンツのさらなる飛躍をお楽しみに！
第一期の放送が終了し、第二期の公開が待たれる「地獄楽」は、江戸時代を舞台に、忍者の世界観が楽しめるアニメです。「地獄楽」のヒットで、クールジャパンを代表する「忍者」のコンテンツに、改めて火がつくのではないかと期待されます。
一つのヒットがエンタメ業界全体に広がることで海外からの注目も集まり、日本のエンタメ界の盛り上がりにつながっていくことでしょう。
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