こんにちは。ひらりです。
2021年1月25日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君【新連載第1話】を読みました。
今週号から始まった、魔人探偵脳嚙ネウロや暗殺教室で知られる松井優征先生の新連載です。
今回は作品は史実をもとに描かれる歴史もの。主人公は歴史の教科書にチラッと出てくる程度のマイナーな武将、北条時行です。
それでは、この記事では、逃げ上手の若君【新連載第1話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
逃げ上手の若君【新連載第1話】最新話ネタバレあらすじ
時は1333年、鎌倉。
主人公は鎌倉幕府の総帥、北条高時の息子、北条時行。
時行は将来的に父の跡を継ぐ身でありながら、平和的な性格で、地位や名誉に全く興味がありません。
周囲はそんな時行を不安視し、代わりに幕府の英雄である足利尊氏に期待するようになっていました。
ある日、時行は武芸のお稽古から逃げる為に、木の上に上ります。
家臣達は時行を見失い、途方に暮れます。
そして、時行の怠惰な性格に呆れつつも、その逃げ足だけは見事だと評価するのでした。
時行が木の上に隠れていると、突然、木の下にいる巫女から声を掛けられます。
それから、背後を振り返ると、そこにはいかにも怪しさ満点の笑顔を浮かべた男が。
男は信濃の国の神官、諏訪頼重と名乗り、時行が木の上に隠れる未来が分かっていたので、ここで待ち伏せしていたと言います。
少女の正体は、頼重の娘で雫といいました。
頼重は未来予知の能力で時行に意味深な予言をしますが、時行はそのあまりの怪しさに逃げ出してしまいます。
そして、その1カ月後―…実は後醍醐天皇と内通していた足利尊氏の謀反によって、北条高時は自害、部下は戦死、時行が継ぐはずだった鎌倉幕府は滅亡してしまいます。
時行を含む北条一族と家臣郎党は寺に逃げ延びますが、次々に自害。
燃え盛る寺の中、1人残された時行の前に現れたのは、木の上で会ったいかにも胡散臭い神官、諏訪頼重でした。
頼重はまだ幼い時行だけでも逃がすよう、高時から頼まれたと言います。
時行は頼重と共に寺から逃げ出しますが、地獄絵図と化した鎌倉の町並を見て絶望。
時行が死なせて下さいと頼重に懇願すると、頼重はそれなら死になさいと時行を崖の上から突き落としてしまいます。
崖の下には、時行の首を狙う敵がうようよ。
瞬間、時行の中に眠っていた生存本能という名の怪物が覚醒します。
時行は敵の頭を踏みつけ、人間離れした軽やかな身のこなしで、崖の上に舞い戻ってきます。
その表情は、敵に殺されかけたにも関わらず、どこか楽しげでした。
頼重はその『生き延びる為の本能』こそが時行の才能だと告げ、天下を取り返す為、貴方に必要なものを全て授けると言います。
生きることにときめいしまった時行は、自害することをやめ、頼重と行動することを決意します。
こうして『神出鬼没の侍王子』の激動の人生は幕を上げたのでした。
逃げ上手の若君【新連載第1話】感想
あの魔人探偵脳嚙ネウロや暗殺教室など、独特な世界観と奇抜な設定で有名な松井優征先生の最新作が、まさか歴史スペクタクルだとは予想外でした。
個人的にはネウロのどこかアンバランスで不気味な絵柄が印象に残っているので、洗練された絵柄を見て、最初は松井先生の作品だと気付きませんでした(笑)
まだ第1話なので、NHKの大河ドラマで言うなら主人公の幼少時代、物語の導入部分です。
今回は歴史のダイジェストを見ているような感じで、正直ちょっと盛り上がりに欠けましたが(すみません)これから本格的な主人公の活躍が描かれていくと思うので、それを楽しみにしています!
逃げ上手の若君【2話】考察予想
次の話で、時行は諏訪家に辿り着き、そこでしばらく匿われることになるのだと思います。
第1話で1コマだけお披露目された、今後仲間になると思しきキャラも、来週から本格的に登場するのかな。
ジャンルの性質上、仕方ないこととは言え、正直、第1話は歴史のダイジェストみたいな感じで主人公の見せ場があまりなかったので、来週は主人公の覚醒シーンをもっと見られたらなと思います。
今後は主人公の『生き延びる才能』や『逃げる才能』を生かした、頭脳戦的な展開もあるのかなと予想。
主人公は安穏としているようで、生死の境のヒリつく緊張感が大好きという性質も持ち合わせているようなので、
将来的には今の可愛らしいお顔からは想像できない、命を懸けたギャンブルを楽しむような姿も描かれるのかな、と思います。
まとめ
この記事では、逃げ上手の若君【新連載第1話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。