こんにちは。2019年5月13日発売のヤングマガジンより、「親愛なる僕へ殺意をこめて」第44話を読みましたのでご紹介します。
43話では、殺人鬼の家族とエイジの家はひどいいやがらせを受けていました。そんなエイジのもとに現れた父の友人浦島は自分は敵じゃないと言いますがエイジは浦島のことを信じることができませんでした。
エイジの母はいやがらせに耐えられず死を選び、残されたエイジ(B一)は自分達をこんな目に合わせた真の犯人を見つけ復讐することを誓います。復讐の鬼と化したB一に突如生まれた平和な別の人格それが現在のエイジの人格だったのです。
「親愛なる僕へ殺意を込めて」1巻無料(2019年5月14日現在)
親愛なる僕へ殺意をこめて【44話】最新話ネタバレあらすじ
B一にとって新しい人格エイジの誕生。自分で望んで生まれたはずの人格ですが、B一にとって自分の異変を理解した後も二重生活に慣れるまでは苦労したといいます。
言いたいことがある真明寺ですが今はひとまずB一の話を聞くことに徹します。
母が亡くなり施設に入ったエイジですが、人格が生まれたころのエイジはまだ無知で脆弱な子供でした。
だからこそ、B一はエイジの影に隠れて知識を身につけ、力を蓄えました。復讐の時を待ちながら・・・。
そんなある日エイジのいる施設に浦島が訪ねてきます。
お昼寝の時間だと聞いた浦島はしばらく職員にエイジの話を聞くことにしますが、その時間もB一は布団の中でひたすらに知識を身につけていました。
そのころB一は既に、真犯人や冤罪、二重人格など自分が本当に知りたいことを学ぶまでになっていました。
人の足音が聞こえると、布団に潜り込み息を潜めていたB一ですがその時、復讐いう文字で埋め尽くした紙を布団の外に落としてしまいます。
やばい・・・!!
と思うB一ですが、それを浦島の娘に拾われてしまいます。
復讐の文字が読めない浦島の娘は、父に読んでもらおうと浦島のもとへ走っていきます。
浦島に紙が渡りそうになった次の瞬間B一は浦島の娘にタックルをして紙を取り返します。
泣き出す娘。謝るB一ですが、職員たちはB一が殺人鬼の息子だからとざわつき始めました。
しかし、浦島はそんなエイジの頭をなでエイジの心配をしてくれます。
そして浦島はエイジに誕生日プレゼントとして、グローブをくれました。父との思い出もグローブ。
B一は浦島から貰ったグローブを抱きしめ涙を流します。
親愛なる僕へ殺意をこめて【44話】を読んだ感想
月曜日!本日発売のヤングマガジン24号にて『親愛なる僕へ殺意をこめて』(原作/井龍一)第44話掲載中です!よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/qxz4toFdT8
— 伊藤翔太 (@shota_itooooo) May 13, 2019
今回もエイジの子供時代の話でした。エイジの子供時代はB一の人格がメインです。
あとから生まれたエイジの人格ですが、B一が子供の時点でエイジの人格をうまく利用して知識を蓄えていたところに恐怖を感じます。
流石殺人鬼LLの息子。誰もが忌み嫌うエイジのことをどうして浦島はこんなにも愛してくれるのでしょう。
自分の娘に暴力を振るわれた時に、エイジのことを心配してくれるシーンには本当の愛を感じました。ここでB一が消えてくれればよかったのに・・・。と思いました。
親愛なる僕へ殺意をこめて【45話】を考察
『#親愛なる僕へ殺意をこめて』(井龍 一 伊藤 翔太)第4巻 本日発売!!
二重人格であることを京花に打ち明けたエイジは、彼女とともにB一の謎を追うことに。B一について解明がなされないまま、次第に京花の隠された過去があることを知る・・
試し読みは↓https://t.co/gtkgSf5iDU#ヤンマガ pic.twitter.com/nNRlN5ZqUx
— ヤングマガジン編集部 (@magazine_young) May 7, 2019
浦島の愛に涙を流したB一ですが、こうなってもなお復讐の鬼となっていった理由が語られると思います。
さらに子供時代は続きます。真明寺とのやり取りも少し含まれると思いますが、まだメインは子供時代でしょう。少しずつ成長していくエイジの次は中学生くらいが語られるのではないでしょうか。
B一とともに大きくなっていくエイジの人格も語られると思います。大学生になった時には多分エイジの方が占める時間が長いと思うのでどこで逆転したのかが分かるのを期待しています。