めちゃコミックで連載中の「ワタシってサバサバしてるから」について7話ネタバレをまとめました。
目次
前回のあらすじ
社史編纂室の仕事を地味だと見下す網浜は、起死回生の一手として社内コンペに目をつけるのでした。
ワタシってサバサバしてるから7話ネタバレ!
社内コンペの案内を見た網浜はこのコンペこそが自分が編集部に舞い戻る舞台だと目を輝かせます。
私にしか作れないWEB雑誌を・・・と意気込みますが、気持ちとは裏腹に全くいい案が浮かんできません。
網浜は案が浮かばないことを社史編纂室の空気が悪いからと決めつけて、気分転換に休憩室に向かうのでした。
休憩室では本田と山城が和やかに話していました。
網浜は彼らのすぐ後ろの席に陣取り、聞き耳を立てながら本田をあざといと内心で罵倒します。
本田は兼ねてから温めていたWEB雑誌のアイデアをコンペに出すつもりでした。
山城は本田の企画が楽しみだとして、今回の社内コンペは会長から直々に指示があったもので会社としても力を入れるだろうと言いました。
網浜は注目度の高いコンペで本田に負けられない、と闘志を燃やすのでした。
その後、網浜は本田と山城にわざとらしく話しかけます。
そして「普段から企画提案ができるから必要ないけど編集部キャリアがある自分が手本として出る姿勢が必要」と持論を展開します。
自信満々の網浜に対し本田は、網浜の企画書を見る機会がなかったため今回は勉強させてもらいたい、と笑顔で答えます。
これを宣戦布告と捉えた網浜は、より一層闘志を燃やしながらドスドスと音を立てながら去っていくのでした。
社史編纂室に戻った網浜はコンペの企画を練ろうとしますが、やはりいいアイデアは浮かんできません。
追い詰められて負のオーラを出し続ける網浜を見て、木内は手伝いを申し出てくれました。
木内を案外気が利くと見直した網浜。
しかし、木内もコンペに応募すると聞くと身の程知らずだと内心で見下すのでした。
それからさらに数日後、網浜は相変わらずサッパリアイデアが浮かばずに追い詰められていました。
そこへ米沢が資料のチェックを頼みますが、網浜は「私は会社の命運がかかった重要な企画を考えているから、そんな仕事他の人に振ってよ」と怒鳴り散らします。
キツく詰められた米沢はキョトンとした後、「あなたのその自信満々な態度の根拠って何なんですか?」と質問します。
さらに米沢は「まともに取材もできず、原稿も間違えだらけなのにどうしてそんなに偉そうなのか不思議だ」と目を輝かせて聞いてくるのです。
米沢は気が弱いため、網浜のように能力がないのに自信満々でいるコツが知りたいと頭を下げてきます。
網浜は喧嘩を売ってるのか?と詰め寄りますが、米沢の邪気のなさに怒りきれず、頼まれた資料を引ったくって仕事に取り掛かるのでした。
定時も大幅に過ぎて他の社員も帰宅した中、網浜は頼まれた資料のチェック作業が終わらずに残業していました。
コンペ用の企画書を作らなければと焦る網浜は、木内も応募すると言っていたことを思い出し、彼女のデスクをあさり始めます。
そしてほぼ完成間近の木内の企画書を見つけ出すと、少し見るだけだからと言いながらニヤつくのでした。
社内コンペ締切まであと三日。
編集部では安藤と藤川がコンペの応募状況の噂を聞きつけて盛り上がっていました。
なんと、網浜が社内で一番に企画書を提出したというのです。
2人は網浜は企画書を作ったことがないはず、としながらも、いい出来で仕上がっていると噂を聞いて楽しみだと笑い合うのでした。
そして社内コンペ締切当日。
企画書を提出し終えた本田に網浜は機嫌良く声をかけ、「数合わせ程度の気持ちで応募したのに、才能が溢れてみんなを蹴落とす感じになるかも」と高笑いをします。
しかし冷静な本田は結果が楽しみだと笑顔で去っていきます。
網浜は余裕な顔をしてられるのも今のうちだと悪い顔をするのでした。
社史編纂室に戻った網浜は碌に仕事もせずに機嫌良く今後の展望に夢を膨らませます。
そこへ、コンペ責任者である広報部の真島が木内を訪ねてやってきました。
会話の内容が気になった網浜はコーヒーを飲むふりをしてこっそり2人についていきます。
そこへ、どういうことですか!と木内の声が響きます。
真島は「木内の企画書に盗用疑惑が出ている」と淡々と話します。
木内は盗用なんてしないと必死に訴えますが、木内が提出する数日前に内容の酷似した企画書が提出されているというのです。
真島は今回は会長も審査に入られるため、大事にしないために内々に話にきたと言います。
何かの間違いだと呆然と呟く木内に、真島はさらに提出した企画書は取り下げるように促します。
まるで目の前が真っ暗になったかのような表情で固まり、俯いてしまう木内。
その様子を物陰から見ていた網浜は悪びれもせずに笑うのでした。
ワタシってサバサバしてるから7話感想
網浜の根拠のない自信に憧れた米沢が意図せず正論攻撃してしまう場面は笑えてしまいます。
そして、超えてはいけないラインを超えてしまった網浜。
人を蹴落として自分をよく見せよう躍起になる姿はサバサバの真逆のように思えて仕方ありません。