2022年5月20日発売の花とゆめ12号掲載の「鬼の花嫁は喰べられたい」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
酒呑童子とお買い物デートに向かった真白。
なんとそのデートは酒呑童子からのホワイトデーのお返しでした。
沢山物を買い与えられただけでなく、心まで満たされ…?
目次
鬼の花嫁は喰べられたい32話ネタバレ!
扉を激しく叩く音が聞こえ、今開けますと駆け寄る真白。
扉を開けてみると酒呑童子の名を呼びながら、真っ黒な靄が広がり、驚いた真白が叫び声をあげます。
その声に反応した酒呑童子が慌てて駆けつけ、靄を払うと、微かな炭の匂いと靄の中から人が倒れた状態で出てきました。
酒呑童子いわく、こうなる事は毎度の事で、知り合いだがろくでなしだから近づくな、とのこと。
実際救出したその男は、浮世絵師の石燕と名乗り、真白達の家でまるで自宅の如く寛いで見せます。
真白を口説く石燕から、真白を引き離そうと必死な酒呑童子。
石燕は生前、数多の妖怪を描いた有名な絵師でした。
石燕が紙に絵を描くと、靄が固まり妖怪の形を成すのです。
浮世絵師の描きたいという欲の塊が形となって生まれたのが自分だと、石燕は自分を紹介して見せました。
今は描く事しか能のないあやかしもどきで、何故か描いたものが出てきてしまうのだとも語ります。
そして、実体化した黒い影である影墨を毎回祓うのが酒呑童子の役目でした。
描くたびに増殖してしまうようで、酒呑童子は描く量を調整するよう言いますが、描きたいときに描くと返す石燕。
今回も影墨を払ったため、酒呑童子にさっさと帰れと追い返されてしまいました。
酒呑童子と真白のやり取りを見て、自分も嫁さんが欲しい、と帰路をとぼとぼ帰る石燕。
しかし道中で、ふとある事を思いつきます。
それから数日後、再び酒呑童子の元に影墨の真白を連れ立って、げっそりした様子で石燕が訪れます。
可愛い嫁が欲しいと真白をモデルに描いた所、早速食事を作ってくれた影墨の真白。
しかし影墨の真白は一日で家じゅうの食材を食べつくしてしまい、おかげで石燕は何も食べて居なかったのです。
それを聞き、恥ずかしくなる真白と、さすが俺の嫁と喜ぶ酒呑童子。
酒呑童子の家で食事を食べさせてもらい、満足そうな石燕に酒呑童子は一言物申します。
妻は夫の世話係ではない、一方的に何かして貰おうという関係は直ぐに破たんする、と。
その言葉に素直に反省しますと、シュンとする石燕とときめいてしまう真白。
一方影墨の真白はその間も食事を食べ続けていますが、酒呑童子はその影墨の真白は可愛いから斬れないと言い出します。
食事以外に興味を持ってくれたらいいのだけれど、と話す石燕。
その言葉に真白がふと影墨真白を見ると、食べながら酒呑童子を見て顔を赤らめている事に気付きます。
そして自分の絵の隣に、酒呑童子を描いてほしいと石燕に頼む真白。
すると影墨の真白と酒呑童子は早速抱き合い、それを見た石燕は恋は盲目とはよくいったものだ、と呟きます。
これなら影墨も満足して数日後にはともに消えられるだろうと言う石燕。
しかし自分達が影墨のようにイチャイチャしている自覚のない真白と酒呑童子は赤面していました。
邪魔者は退散すればいいんだろう、といたたまれなくなって帰る石燕。
描いた絵はうっかり空に舞ってしまい、真白と酒呑童子の家には影墨の二対がイチャイチャしっぱなし。
おかげで真白と酒呑童子は影墨が消えるまでお互いの顔もまともに見られずに過ごしたのでした。
鬼の花嫁は喰べられたい32話感想
今回もイチャイチャな回でしたね、本人たちではありませんが…(笑)
新キャラの石燕も今後出て来るのか楽しみです!
いつかお嫁さんを連れ立ってたらいいなあと思いますが(笑)
次回も楽しみですね。
鬼の花嫁は喰べられたい33話ネタバレはこちら!