こんにちは。ひらりです。
2021年6月17日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【53話】「夜間託児所②」を読みました。
52話では、
夜の街で働く女性が利用する託児所で、佐山は悩める女性の相談を受けていました。
今回の相談者は子供の性自認について悩み、答えを出そうとしますが、佐山は今の時点ではまだ病院でも診断を出すことが出来ないと言います。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【53話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-53話最新話ネタバレあらすじ
まだ分からない、という佐山の言葉を相談者であるお母さん、志保がよく分からないでいると、向山が分かりに説明を始めました。
向山は成長につれて変わることもある性自認は二分割出来ない多様な物であるため、幼児の段階では今後のことがまだ分からないのだと詳しく説明しました。
そのことを聞き、母親は自分が何をしたらいいのか分からなくなります。
佐山はそんな母親に、今は価値観などを押し付けることや、偏見のある表現をしないようにして準備だけをしておこう、とアドバイスしました。
もしりょうがLGBTQ+に当てはまった場合、第二次性徴で戸惑い、抱え込んでしまうかもしれません。そんな時に味方になってくれる母親だと思われるようにしておくことが大事なのです。
母親は小さく返事をすると、遊んでいるりょうを迎えに行きます。りょうは爪に色を塗っていました。
母親は走って来るりょうがつかっている戦隊ヒーローのリュックを見ると、今度好きなリュックを買いに行こうと言います。そして今まで我慢させたことや、嫌なことを言ったかもしれないことを謝りました。
しかしりょうは大丈夫だと答え、大好きなママみたいになりたいと言います。
母親はりょうを抱きしめ、顔が見えないようにして泣いていました。
翌日は休診日です。
音楽を流しながら朝食を済ませていた向山。太ももには傷があります。
向山は志保から来るラインにスタンプで返事をします。対する志保は向山の返事が来る前に何度もメッセージを送ってきます。
志保は向山が今日休みかと尋ねてきますが、向山はスクールカウンセラーの仕事があると返事して仕事に向かいます。
出勤途中生徒と会う向山は生徒の人気者の様です。
そのまま生徒と共に学校に向かっていると、正面から車いすを押した小学生の女の子が歩いてきます。
女の子は学校とは逆方向に歩き、無表情でただただ車いすの人の世話をしていました。
リエゾン-こどものこころ診療所-53話感想
前半は夜間託児所、性自認の話の続きでした。佐山ではなく向山が淡々と説明をした裏には、向山も同じ悩みを持っていたのではないかと感じました。
その後後半は向山の朝の様子とスクールカウンセラーの仕事に向かう途中の様子。向山の腿にあった傷は自傷の痕でしょう。
これまで向山は静かで淡々と仕事をこなす出来る人だと思っていましたが、そこにはあまり人には話したくない過去があるのかもしれないと思いました。
車いすを押す女の子との共通点はあるのでしょうか。
リエゾン-こどものこころ診療所-54話考察予想
次回から新章突入です。
舞台は向山がスクールカウンセラーを務める小学校でしょう。相談室に来る子供たちの対応をする向山ですが、おそらく車いすを押していた女の子は相談室を利用していません。
悩みを抱えた末に何があるのか、にスポットが当たるでしょう。
最近問題となっているヤングケアラーに焦点を当て、青春時代を全て介護に捧げる子供の苦悩、葛藤、どこまで踏み込むべきなのかという周りの葛藤が向山を中心に描かれます。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【53話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。