こんにちは。ひらりです。
2021年6月16日配信のマガポケより、なれの果ての僕ら【70話】「楽園への道」を読みました。
69話では、
ネズは亜夜子が来ると教えてくれたみきおの遺書のことを話し始めました。
絶対に実験を誰にも奪われたくなかったみきおは、亜夜子を殺そうと思っていました。ネズには亜夜子から逃げろと言ったのにわざわざ亜夜子を侵入させたみきお。
その矛盾の裏にはみきおが残したもう1つの遺書か関係しています。
それでは、この記事では、なれの果ての僕ら【70話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
なれの果ての僕ら70話最新話ネタバレあらすじ
みきおからの動画を見終えてファイルを閉じたネズは、デスクトップにあったもう1つのファイルを開きました。
そこにはネズ1人に対する実験の後にみきおが新しく作ったもう1つの遺書となる文章が残っていました。
ネズは撃たれなかったことよりもみきおにとって大きな誤算だったのは、みきおがその事を嬉しく思ってしまったことです。
友達って素敵、これはみきおが心から感じたことでした。
みきおは文章の中で自分のことを語っていました。
殺人を何とも思わない異常者の母に作られたみきおは亜夜子の哲学に美学を感じました。
亜夜子はみきおが影響を受けていることに気づいて教育を施し、みきおもそれに答えました。
そのため、亜夜子が失踪した後のみきおには歪んだ価値観だけが残ってしまったのです。
みきおは楽しそうな皆のことを見下すと同時に羨ましく感じたことから、亜夜子に植え付けられた価値観の呪縛を解こうとします。
しかし最後の実験が失敗に終わってしまったため、みきおは自らの手で母を殺し、自分の人生をやり直すことにしたのです。
しかしそのみきおは死にました。
早乙女はネズに未来を殺した犯人を殺す意思がなかったのであれば、どうして脱出しなかったのだと叫びながら聞きます。
ネズは不思議そうに、復讐のためだと答えました。
それは葉月ではなく、亜夜子に対する復讐です。
葉月が未来を殺すことになったのは実験のせい、みきおが実験をすることにしたのは亜夜子のせい、亜夜子が全ての元凶であり、復讐すべきだとネズは考えたのです。
誰しも悪の部分を持っている、しかし普通に暮らしていればその悪は隠されていると考えているネズはこの実験が憎くて仕方がありません。
ネズは亜夜子が早く死ぬのを待っていますが、その時ネズの体に電流が流れネズはその場に崩れ落ちます。
ネズが窓から捨てたはずのリモコンを亜夜子は拾っていたのです。
亜夜子は立ち上がるとネズに銃口を向けました。
皆は動揺しますが、その時葉月が亜夜子の方に向かって走り出します。
亜夜子は容赦なく葉月の下腹を撃ち抜きました。
なれの果ての僕ら70話感想
脱出しなかった理由を早乙女に聞かれた際、当たり前のことを聞くなと言わんばかりに素で不思議そうなリアクションをするネズのシーンが良かったです。
こうなってしまった理由はあそこにある、その理由は別にあると遡っていき、元凶となったものに復讐する、というネズの考えは正直心が広いと感じました。
普通ならば直接関係した人間を憎みます。
ネズは葉月を許すわけではありませんが、仕方なかったと割りきるあたりかなり冷静に行動しています。
なれの果ての僕ら71話考察予想
亜夜子に向かって行って撃たれた葉月。
次の死者は内臓破裂が死因であると分かっており、銃で撃たれたことによる怪我も内臓破裂になることがあるため、次の死者は葉月で決まりでしょう。
生徒たちで争いを初めて2人が死亡、となっていましたが警察の突入までもう時間はありません。
ここまで来て生徒間で新たな争いは起きないと考えると、このまま死者は葉月、そして亜夜子になると考えます。しかし亜夜子が立ち上がったことから、まだ確信とはなりません。
まとめ
この記事では、なれの果ての僕ら【70話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。