アクタージュ【67話】最新話ネタバレあらすじ感想|68話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年6月3日発売の週刊少年ジャンプより、アクタージュ【scene67】を読みましたのでご紹介します。

66話をまだご覧になっていない方はこちらからお願いします→アクタージュ【scene66】へ

前話のお話では、日によってキャストが変わる2展開の舞台「羅刹女」の主演をつとめることとなった夜凪。同じ内容を異なるキャストが演じるということは、役者として比較されるということです。

夜凪が比較される相手はかつての共演者である千世子と阿良也でした。さらに、その2人の演出を黒山が行うことになります。

強力なライバルたちに挑むことになった夜凪は、共演者であるハリウッド俳優の王賀美との稽古に入ります。

→「アクタージュ」最新巻を無料で今すぐ読む

目次

アクタージュ【67話】最新話ネタバレあらすじ

「おれは新宿ガールの小手調べのために来た」共演者の王賀美は夜凪にそう言いました。

舞台〝羅刹女〟の読み合わせに共演者の烏山武光と訪れた夜凪。

2時間前に会場に着いた2人を、すでに王賀美は待ち受けていました。

「夜凪、台本は?」

武光が尋ねると「いらないわ」夜凪はそう言い、羅刹女を演じ始めました。

「ほう」

感心した様子の王賀美。「俺はまだ台詞覚えてないがいいよな」台本を手に取った王賀美、2人の読み合わせが始まります。

「お待ちしておりました。」プロディーサーの天知心一が出迎えたのは、夜凪の共演者の2人、白石宗という38歳の男性と、朝野市子という20歳の女性でした。

その頃、会場では2人が読み合わせをしています。「やはり夜凪は化けた」2人の演技を見ていた武光は夜凪の成長ぶりに感心しています。

「だが…」武光は違和感を感じています。そして、それは夜凪も同じでした。

「またこの感覚。呼吸、瞬き、仕草…人というより荘厳な景色を前にしたかのような存在感…飲み込まれる…」

王賀美に圧倒される夜凪。

「夜凪よりも王賀美に目が行く…!この2時間ずっと、何度やってもだ…!」客観視している武光も驚きを隠せません。

「きっと彼女自身もそれを感じているはずですよ」

武光の背後から現れた白石が言います。

会場に現れた白石、朝野、天知の3人。白石は王賀美について語り始めます。

「たまにいるんですよ。ただそこに立っているだけで人心を掴む、生まれついてのキリストのような役者」

それほど天性のものを持っているのが王賀美陸という男でした。「よしもういいだろう新宿ガール。芝居がぎこちなくなっている」読み合わせを終えようとする王賀美。

「待って王賀美さん!もう一度!」食い下がる夜凪に王賀美は語り始めます。

「お前を責めてるわけじゃない。俺が言いたいのは俺が極上の肉だということだ」自分を肉に例え、自分1人が皿の上に乗れば、それで舞台は成り立つというのです。

「だから俺は皿を選ぶ。あの時予感し今日確信した。新宿ガール、お前は俺の最高の皿になれる素質がある」王賀美にそこまでの評価をさせる夜凪に驚く白石。

夜凪に加えて、黒山墨字という演出家が揃うと聞いて王賀美はこの舞台への参加を決めたのでした。

「黒山はあなた方の演出家ではありません」天知は王賀美にそう告げます。

「何を言ってる天知心一」天知の言葉を聞いて、怒り出す王賀美。その様子を見て、夜凪は悔しさをあらわにしていました。

この舞台の主人公は私!「王賀美さん、3日時間を頂戴、黒山さんのことなんて私が忘れさせてあげるわ」王賀美に向かって夜凪は言い切ります。

アクタージュ【67話】を読んだ感想

ハリウッド俳優、王賀美陸の本領が発揮されました。どの世界でも天才的な存在感を放つ人はいると思いますが、適当な演技で人心を掴むほど役者の世界は甘くないと思います。

漫画ならではのキャラ設定なので、そこは残念でした。普段は不真面目そうでも演技に入れば、人が変わるというようなキャラの方が個人的には良かったです。

今回の内容としては、王賀美に強いインパクトを与えることに重きを置いていたと思うので、話の進展は大きくありませんでした。次回も、夜凪の成長を促すような人物に出会うか、日常の中で何かキッカケを掴むのではないでしょうか。

アクタージュ【68話】を考察

黒山が演出家を外れるということで、夜凪と王賀美ペアにも強力な演出家が付くのではないかと思っていましたが、あえてそれをせずに、夜凪の成長を促すという展開になりました。次の展開としては、一旦日常に戻り、試行錯誤をするはずです。

黒山にも千世子にも頼れない中で、夜凪を成長させるような新たなキャラクターが出てくると思います。

王賀美も夜凪を成長させるためのキャラでしょうが、その王賀美を越えるために指導をしてくれるような存在が登場することを予想します。

Copied title and URL