こんにちは。2019年6月17日発売の週刊少年ジャンプより、アクタージュ【scene69/3日間】を読みましたのでご紹介します。
前話をまだご覧になっていない方やもういちど確認したい方はこちらからお願いします↓
前話では、舞台〝羅刹女〟の読み合わせで、ハリウッド俳優の王賀美に圧倒された夜凪。
王賀美は自分のことを肉、夜凪はそれを彩る皿だと言います。さらに、演習が黒山でないことに機嫌を損ね、天知に文句を言いはじめるのでした。
目次
アクタージュ【69話】最新話ネタバレあらすじ
「お前が黒山なくしてどう俺の皿になる?」
王賀美は容赦なく夜凪に言います。それでも夜凪の言う通り、3日待つと言う王賀美。
それまで舞台の稽古は中断することになりました。その日、夜凪は妹たちを連れて黒山と食事をしました。
「俺は千世子と阿良也を勝たせるつもりでいるぞ。お前じゃなくてな」黒山は言います。
「分かってる」答える夜凪。
「分かってねーよ!相談しに来たんだろ、敵である俺によ…甘いんじゃねーのか」
厳しい言葉をかける黒山に、夜凪は1人で考えることを決意。黒山の元を去ります。
「役作りとか言って火山に登りに行くとかはやめてね?」帰り道妹のレイが夜凪に言います。
「なるほど!」
翌朝、制服姿で登山をする夜凪の姿がありました。登山服の登山家たちを追い抜き進む夜凪は山の頂に着きます。
「夜凪景?」突然背後から自分の名前を呼ばれ、驚く夜凪。
「運命を感じる」そう言いながら、女性が現れます。崖の先端に立つ夜凪の方へ向かう途中、転んだその女性に押される夜凪は宙に浮きます。
「嘘…どうして私、今、皆んなのことを思い出してるの。もしかして私…今日死ぬ?」
走馬灯を見ている夜凪ですが、死にたくないと手を伸ばし、女性の手を掴みます。
「焦りました。良かった間に合って。あなた私の羅刹女に近いです。今のエネルギーもう一度出せますか?」
彼女の名前ま山野上花子。演習家・脚本家であり、舞台〝羅刹女〟の著者でした。
「山の上の花子さん…!?」
アクタージュ【69話】を読んだ感想
王賀美の発言や態度に悔しさを持つ夜凪は3日間で王賀美を納得させる演技をすると誓います。ここで夜凪が頼ったのはやはり黒山でした。
夜凪を見つけ出した人物なので当然です。黒山は夜凪とは反対側の脚本家を引き受けており、それを拒否してしまうのでした。
思いつきで山に登ることを決めた夜凪ですが、頂上で出会ったのは演出家の山野上でした。名前が雑すぎる気がしますが、やっと演出家が登場し、面白くなってきました。ここから夜凪たちの羅刹女にも動きがありそうです。
アクタージュ【70話】を考察
黒山を頼る夜凪ですが、やはり協力を拒否されてしまいます。そして、夜凪たちの演出家と山の上で出会うと言う展開になりました。
次回は演出家の山野上花子にヒントをもらいながら何かを掴むことになりそうです。山の上で出会った山野上。
ネーミングセンスがちょっと雑ですが、羅刹女の脚本を書いた本人ということで、独特の感性や雰囲気を持っている人物であると予想します。後2日で演技を向上させるために、走馬灯を見たときの体験を思い出して演技に活かすのではないでしょうか。