こんにちは。2020年4月28日(火)発売の週刊少年マガジンより、化物語【89話】を読みました。
この記事では、化物語【89話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
88話では、キスショットの四肢を巡る戦いの第2戦。相手となるエピソードは吸血鬼としての弱点を克服しているヴァンパイア・ハーフであり、昼間のうちにあらかじめ仕掛けておいた対吸血鬼用の罠の数々を駆使して、阿良々木を追い詰めていきます。
目次
化物語【89話】最新話ネタバレあらすじ
大量のニンニクを括りつけられたドローンの車が阿良々木を追い回します。
吸血鬼の阿良々木にとってニンニクはまるで超強力な防犯スプレーのように効きました。
しかし追われながら阿良々木は羽川からのアドバイスを思い出し、ただのマフラーを使ってドローン車を吹き飛ばします。
羽川が言うには、飛行機の本質は”翼”だと思われがちだがそれは違っていて、飛行機は推力、力が弱いからこそ”翼”という道具を使うのだということでした。
力さえあれば飛行機は翼が無くても飛ぶ。つまり強大な力が既にある阿良々木には小細工など必要なく、ただ力で戦えばいいということでした。
そもそも頭で考えても答えは出ないと思った阿良々木は、羽川のアドバイスに従って力でエピソードと戦うことを決めます。
それでもまだエピソードは余裕で、マイナーな吸血鬼の弱点である蹄鉄や、十字架を使った技で阿良々木を攻め立てます。
そこで阿良々木にふと疑問が浮かびました。
エピソードはなぜか大声で技の名前を叫んで阿良々木に攻撃を仕掛けてきます。
そのおかげで阿良々木は技を避ける時間ができるし、技名によってある程度攻撃の内容が予測できてしまうのです。
周到に罠を仕掛けるエピソードの行動はすべて計算ずく。それが何故わざわざこんなことをするのか。
阿良々木は羽川がエピソードと以前、既に出会っていたという話を思い出します。
羽川の感じたエピソードの印象は、余裕のない人。
見た目よりずっと若く、自身と似ていると羽川は言っていました。
それは阿良々木と逆で、力がないゆえに、翼がないと飛べない人間の典型のようだったということでした。
阿良々木はそれによって一つのことに思い当たります。
エピソードの行動は、子供の頃に自分へくだらないイタズラばかりしていた妹達にそっくりなのでした。
化物語【89話】感想
次々と現れる強敵たちですが、基本的に吸血鬼である阿良々木の力自体は圧倒的で、本質的には彼らの力を軽く凌駕していることが明らかになってきています。
阿良々木自身が吸血鬼に成りたてなゆえに苦戦は多く、そして敵である彼らの個性によって面白い戦いは展開していきますが、恐らく要領さえ得られれば負けることはないのでしょう。
でもそうだとしたらなぜキスショットはあそこまで追いつめられてしまったのかということが気になります。
キスショット自身も阿良々木が普通に戦えば楽に勝てるようなことは言っていたので、その理由は気になるところです。
化物語【90話】考察予想
エピソードの不可解な行動が”妹たち”という解釈によってきれいに理解できた感じはありました。
元々エピソードは他のヴァンパイア・ハンターたちと違って趣味でハンターをやっているとのことだったので、その辺りにも納得です。
しかしそうなると阿良々木の対策も当然妹たちに対するものに近くなっていくと考えられますが、確か阿良々木は妹たちが苦手だったはずです。
力づくで妹たちをねじ伏せるというのもおかしな感じになりますしね。ですが逆に言うと、エピソードをうまく攻略することができた暁には、妹たちへの対処もうまくなるかも?
まとめ
2020年4月28日(火)発売の週刊少年マガジンより、化物語【89話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。