BEASTARS(ビースターズ)【129話】最新話ネタバレ感想|130話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年5月23日発売の週刊少年チャンピオンより、「BEASTARS」129話を読みましたのでご紹介します。

128話では、大型草食獣大量虐殺と象牙密売の容疑者であるハーフの悪獣・メロン。レゴシとヤフヤはメロン捜索のために、理性と秩序の失われた「仮面夜行会」へ潜入捜査をすることになった。

そこでヤフヤはメロンを誘き出すために肉食と草食の獣の血を混ぜた混血種をグラスへ注ぎ、背徳の味のする特性シャンパンでメロンを誘き出す…!

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BEASTARS(ビースターズ)【129話】最新話ネタバレあらすじ

「混血種は同じ混血の香りに強く反応を示す。」その特性を利用してメロンを炙りだすことにしたヤフヤたち。

ヤフヤの仕掛けた罠にかかったのは二階席でタバコを吸っていた雄でした。

彼が見せた反応はごくごく僅かなものでしたが、ウマの視界をもつヤフヤの眼はごまかせません。ヤフヤはその男の肩を叩き声をかけます。

予想は見事的中、この雄こそがハーフの悪獣・メロンでした。メロンは意外にも、まったく抵抗することなくあっさりと手錠をかけられ捕獲されます。

ヤフヤが犯人確保の連絡を入れようにも、ここは電波の届かない地下です。ヤフヤは応援を呼ぶために一度地上へでることにしました。

残されたのはレゴシとメロンただ二人。唐突に口を開いたのはメロンのほうでした。

「あのさ。君、純潔のオオカミじゃないでしょ。」

どうやら同じ混血であるメロンには見ただけでそれがわかる模様。メロンの推測どおり、レゴシは純潔のオオカミではありません。

コモドオオトカゲの父親と、ハイイロオオカミの母をもつクォーターです。そのせいでレゴシはこれまで混血ゆえの苦労をしてきました。

そして目の前にいるメロンもまた同じ混血種です。

「自分には種族もなく、仲間もいない、半端ものの異物さ」

そう自分を卑下するメロンは、ゆっくりとマスクを外します。その顔はガゼルの角にヒョウの口元という驚きの人相をしていました。

レゴシはふと、自分の想い人であるウサギのハルちゃんを思い出します。

ハルちゃんと自分の間にもし子供が生まれたら、自分達の子供も「自分をただの異物」だというのでしょうか…?

レゴシはメロンともっと話をしたくなってきてしまいました。そして彼の手錠を外し、その場から逃がしてしまうのです…。

二人がやってきたのは港でした。歩きながら二人は語らいます。レゴシにはメロンがどうしても悪い獣には見えませんでした。

混血種という共通の話題を通してレゴシはメロンに親近感を覚え始めてしまっていました。しかし、やはり悪獣は悪獣…。

レゴシはメロンにいつの間にか銃を奪われ…”パァン!”鳴り響く銃声。腹部から血を流して倒れこむレゴシ。レゴシはメロンに騙し撃ちされてしまうのでした…。

BEASTARS(ビースターズ)【129話】を読んだ感想

お人好しすぎるレゴシをパァン!と一発ひっぱたいてやりたい気分になってしまいました。レゴシに見張るようにといわれていたにも関わらず、こともあろうにダイレクトに自ら逃がしてしまうとは…。

これではここまでの捜査も水の泡になってしまいます。メロンが混血種としてこれまで生きにくい世の中をもがきながら歩んできたのは確かに事実かもしれません。

ですがメロンの象牙密売によって被害に遭い命を失った大型草食獣たちが大勢いることだって、これもまた事実なのです。レゴシにはもうちょっとにしっかりとしてほしいものだと想ってしまった回となりました。

BEASTARS(ビースターズ)【130話】を考察

メロンに銃で撃ちぬかれてしまったレゴシ。ですが、どうやら弾があたったのは腹部のようです。

捜査の手を逃れたいのならここでレゴシを始末するのが得策。息の根を止めたいのならば腹部ではなく頭や心臓などの急所を狙うはずです。

ですがメロンはそうしませんでした。メロンもまたレゴシにたいしてある種の親近感を感じているのでしょうか?もしそうならメロンの真意についても気になってきます。次号以降でそれが明らかになるのを期待するところです。

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