2022年5月27日発売のまんがグリム童話2022年7月号掲載「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」69話についてネタバレです。
【前回のあらすじ】
絢子の披露宴が始まり、ハナは会場に乗り込んで準備を整えました。
美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~68話ネタバレはこちら
目次
美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~69話ネタバレ
絢子と清二郎の披露宴会場には、たくさんの来賓者が集まっていました。
それぞれのテーブルでは来賓者が談笑していますが、高嶋津家のテーブルは誰一人喋らず、異様な静けさでまるでお通夜のようです。
そんな中、絢子と清二郎が来場し、会場の人々は盛り上がります。
ハナは着物を着て竜楼閣の中にスタンバイし、深見は会場の外で様子を窺っていました。
そして深見はそろそろ始めるかとつぶやき、どこかへ向かいます。
一方、菊乃は病院の廊下を走っていました。
菊乃はあの日、背中を押された感触を憶えており、その現場にいた女は敵だと確信していました。
なぜ自分を殺そうとしたのかは分からないものの、その女が内海敏恵の消息を訪ねて診療所まできたということは、高嶋津側の人間なのは間違いないと考える菊乃。
そして目的のためなら、人を殺すことも全く辞さない人種だということも間違いないと感じていました。
菊乃はとにかく今は急いで内田たちと合流することを考え、内田の無事を祈りました。
しかし内田のいる小屋に双子の姉の加也が、侵入してきました。
加也はナイフを手に持ち、やっとあの男が手に入ると少し興奮しながら、内田のいる部屋へと忍び込もうとします。
しかし内田は彼女が来たことに気づいており、他人の家を訪ねる時は密かに侵入するのではなく、訪問の挨拶が必要なのではないかと声をかけます。
そんな彼に加也はいつから気付いていたのかと問いかけました。
内田はさすがに車のトランクに人一人分の重量が増えて気づかない方がどうかしていると答えます。
それを聞いた加也は、あんたの相方は知っていて、あんたを置いていったのかと驚きますが、内田は問題ないと告げました。
加也は気の利く友達じゃないかとニヤリと笑います。
その頃、刑事の柏葉は絢子たちの披露宴の会場に潜り込んでいました。
会場の中に綿貫の姿は見えませんが、外で綿貫を見たのは偶然ではなく、会場のどこかに隠れているかもしれない、あるいは市村ハナがいるかもしれないと考える柏葉。
そんな彼の前を着物姿のハナが通り過ぎ、来賓者にお酒を注いでいきます。
その時、絢子と清二郎がお色直しを終えて、再び会場に現れました。
それを見たハナは出口からスッと会場を出ていきました。
その直後、突然駐車場の車が爆発し、会場は騒然となります。
柏葉は爆発物かただの整備不良か、いずれにしろ最悪の事態を想定して動くべきだと考え、まずは標的の隔離をしようと絢子の方を見ます。
しかし絢子は人々が大騒ぎする中、どこか一点を見つめて驚いたような顔をしていました。
そんな絢子の様子に気づいた清二郎と柏葉は、彼女が見ている方向に視線をやります。
するとそこには白装束を着た昔の市村ハナの姿がありました。
美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~69話感想
ついにハナたちが絢子の披露宴で動き出しましたね。
ここからどんな展開になるのか楽しみです!
次回の「美醜の大地」70話が掲載されるまんがグリム童話2022年8月号は6月29日発売です。
美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~70話ネタバレはこちら