こんにちは。2019年8月5日発売の週刊少年ジャンプをいち早く入手しました。僕のヒーローアカデミア【第238話】「解放」を読みましたのでご紹介します。
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237話では、志村転弧が死柄木弔となるまでの過去が明らかになりました。
忘れていたことすべてを思い出した死柄木は、父の手を握りつぶし、自分の意志だけで全ての破壊を始めます。その時、死柄木の元にはギガントマキアが迫っていました。
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僕のヒーローアカデミア【238話解放】最新話ネタバレあらすじ
父の記憶、いままで縛られていた罪悪感や悲しみ。
それらを含んだ父の手を顔から外した死柄木は、その手を握りつぶします。
「こんなもの 要らないんだ」
と言いうっすらと笑みを浮かべる死柄木に、リ・デストロはストレス100%で襲い掛かります。
そのはずなのに、死柄木の手によってリ・デストロの攻撃が崩れてしまいます。
アメコミの様に、死柄木の前には「CRUMBLE CRUMBLE」の文字。
パアンと大きな音を立てて破壊されたリ・デストロの攻撃ですが、その衝撃は大きく街一体を吹き飛ばすほどです。
衝撃は仲間たちの元にも飛んで行きます。
リ・デストロは舞い上がる土煙を見ています。煙が薄れてくるとそこには死柄木が立っているのです。
「振り切る前に壊せばそこまででもないな」
という死柄木を見て、リ・デストロの鼓動がドクンとなります。
「でかいだけだなァ わかるよ 目障りなモノを思いっきり壊すと・・・愉しいよな」
と言う死柄木にリ・デストロは「私の力は手段である!人々を解放するための!デストロの意志を完遂するための!」と叫びますが、ズリズリ近づいてくる死柄木にリ・デストロの鼓動は高鳴ります。
これは恐怖なのか、と感じるリ・デストロですが恐怖をも力に変えるリ・デストロにとってそれはあり得ないことです。
では何故、と自分でも答えを出せないリ・デストロに死柄木は窮屈そうだなと言います。
デストロの無念を晴らさなければいけないリ・デストロは”デトネラット社謹製 負荷増幅鋼圧機構 クレストロ”を使いストレス150%で死柄木を襲います。
一方で手に負えないギガントマキアをどうにかしないと死柄木が死んでしまうという連合軍の仲間たちですが、ドクターは死柄木を追い込む必要があるといい何もしてくれません。
外典がギガントマキアの邪魔をするも虚しく返り討ち。
もうギガントマキアは死柄木、リ・デストロのすぐそばに来ています。
「主の後継」と叫ぶギガントマキア。
そのとき、リ・デストロは気づき始めていました。解放を目指してきた自分が見ている死柄木は、苦しみ、覚醒の後に全て解放されたかのようになっていることに。
それこそがリ・デストロの胸の高鳴りだったのです。
「150%ね ブルスウルトラってやつだ?」
と死柄木は地面に自分の手を付けます。
僕のヒーローアカデミア【238話解放】の感想
強いって何なのでしょうか。よくわからなくなりました。しかし、明らかなのは死柄木に大きな変化が訪れたということ。
何にも縛られることなく、自分の思うままの破壊をする死柄木にもう壊せないものはないのでしょう。今回の話は効果音などがいつも以上に多かったような気がしました。
その分、どのような状況なのかが分かりやすくてよかったです。リ・デストロの攻撃を崩した時は驚きましたが、まだ決着がつかないことにも驚いています。
僕のヒーローアカデミア【239話】を考察
死柄木こそが解放軍の求めていた、目指すべき姿と言う結末になるのではないでしょうか。そしてそのまま解放された死柄木がオール・フォー・ワンを後継しギガントマキアもそれに気づき暴走を止めると思っています。
対立する2つの悪が1つになってしまうのではないでしょうか。しかし死柄木はそんなことを望んでいるわけではありません。
ただ壊すだけ。それが死柄木の考えです。胸の高鳴りの理由に気付いたリ・デストロがどのような行動をとるのかが楽しみです。殺されてしまうのかもしれません。