こんにちは。2020年3月30日発売のヤングマガジンより、ボーイズ・ラン・ザ・ライオット【10話】「Subtle」を読みました。この記事ではボーイズ・ラン・ザ・ライオット【10話】のネタバレと感想&11話の考察予想についてまとめました。
9話では、ボーイズ・ラン・ザ・ライオットの服をお店に置いてもらうことは不可能だったので、とにかくブランドを続けるためにバイトをしなければいけなくなりました。
凌は一緒に働こうと逸香に誘われますが、断って自分を男として雇ってくれる場所を探しますが、そんなことは難しいと言う現実を痛感します。
ボーイズ・ラン・ザ・ライオット【10話】最新話ネタバレあらすじ
凌は“男としていられる場所”を諦めて、男女で私服分けが無い居酒屋でバイトをさせてもらうことにしました。
控え室にて渡されたジャケットとエプロンに着替えようとした凌は、同じくバイトの男子2人から女子はカーテンの中で着替えるように言われます。
男の前で着替えようとした凌は大胆な女だと思われました。
慣れていたはずの感覚が、迅や逸香と居たことで薄れていたのです。
凌がカーテンを開けると中には着替えをしている女性がおり、男と間違えられた凌はその百瀬水月という女性に顎を張り手されてしまいます。
スカートを見て凌が女だと気づいた水月は笑いながら謝ると、自己紹介をして元気にフロアに出ていきました。
教えてもらった通り、注文を取ったり料理を運ぶ凌はもう少しハキハキするように言われただけでその働きを褒められます。
凌が参考にすればいいと言われた水月は元気に加えて人当たりが良く、お客さんからも人気がありました。
凌はすごい、自分も頑張らなければと思いながらも、水月は自分とは違う人種だと決めつけてしまいます。
高校生の凌は22時になり上がるように言われると控え室へ行きました。
そこでは同じくバイトの男子が居り、凌は置かれているホワイトボードに書かれているものが気になって質問をしました。
連絡用のホワイトボードですが、店員たちの間で絵しりとりが行われていました。その中でも一際上手な絵を描いたのは水月だと言い、水月が美大生であると知ります。
凌は水月が普段描いている絵を見せてもらい、上手さよりもとても繊細な絵を描くことに意外性を感じました。
それでも、凌が着替える控え室に飛び込んできた水月を見ると、凌はがさつとおもわざるを得ません。
目の前で躊躇いなく着替え始める水月を見てぎょっとした凌は“狭い”という理由をつけて今は男がいないからとカーテンの外に出ました。
それを見た水月は凌はに向かって本当は男の子なのかと聞いてきました。
ボーイズ・ラン・ザ・ライオット【10話】感想
性同一性障害は病気ではなく個性だととらえていますが、やはり自分に素直に生きることは難しい部分もあります。縛られた生活は苦しいこともわかる一方で、受け入れられない人がいることや気を使ってしまう人がいることもわかります。
確かに「俺は男だ!」と言っていても、目の前で女性の胸を見せつけられれば他の人は動揺してしまいます。難しい問題です。
悲しいながらもあっとホームな居酒屋でバイトを始めた凌のこの出会いがいいものとなりますように。
ボーイズ・ラン・ザ・ライオット【11話】考察予想
男の子なのかと聞かれた凌が、ばれているならと本当の事を言うのか嘘を突き通すのかが気になります。繊細な絵を描く水月はきっと凌が性同一性障害だと知っても何も驚かないでしょう。
人の中にある根本の美しさを見ることが出来る人だと思うからです。もしかしたら水月の近くにも凌のような人がいるのかもしれません。
水月が今でも十分なバイト環境を凌にとってさらに過ごしやすいものに変えるきっかけとなってくれるような気がします。
まとめ
2020年3月30日発売のヤングマガジンより、ボーイズ・ラン・ザ・ライオット【10話】「Subtle」のネタバレと感想&11話の考察予想についてまとめました。