2022年3月16日発売の週刊少年マガジン16号掲載の「女神のカフェテラス」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
ファミリアの近所にカフェレストラン・ファミリーなるパクリ店舗が出没しました。
ライバル店は盛況でピンチとなったファミリアですが、隼たちは負けずに頑張って店を守ると決意するのでした。
目次
女神のカフェテラス51話ネタバレ
近所にできたカフェレストラン・ファミリーは大盛況で、店の前には行列ができていました。
一方、ファミリアはすっかりお客が減ってしまった様子。
白菊は10月に新メニューを考えようとしていましたが、それも難航していました。
元々ファミリアのメニュー自体がすでに完成されているので、それをアレンジしたり質を上げるといっても彼女には限界があるようです。
流星は三ツ星シェフの師匠が考案したメニューなので、いくら白菊でも簡単には越えられないだろうと同情しました。
その後、それぞれがライバル店を超えようと努力する中、白菊は新メニュー作りを始めました。
そこへ隼がやってきて、彼女に声をかけます。
白菊は無理だとは分かっていても自分にできることは全力でやりたいと語りますが、そうは見えないと否定する隼。
そんな彼の言葉に、何でそんなことを言うのかと白菊は怒ります。
すると隼は白菊にSNSでバズるようなメニューを頼んでも、出てくるのは祖母の考えた料理をいじくり回しただけのもので、白菊らしさが何も感じられないと指摘します。
隼は、白菊が誰より祖母のことを尊敬しており、その人の店で自分勝手なことをしたくないという彼女の気持ちも理解していましたが、この店ができた時と今では目指しているものが全く違うのだと語ります。
祖母が考えたメニューは、軽食ばかりでした。
もし祖母が本気を出せば予約半年1年待ちの名店になったはずですが、彼女はそれを望んでおらず、そこそこ客が来て、そこそこ稼げて、そこそこ孫の相手ができる楽しく暮らせるような店を目指していました。
ファミリアのメニューは、そのために祖母が考えた最善のメニューなのです。
しかし今この店に必要なのはガラガラの席を客でいっぱいにするような、誰も見たことがない唯一無二の新メニュー。
白菊にはそれができる力があるのに、無理やり自分を鎖で縛って我慢しているように見えると隼は言います。
自分がどこまでできるのかを、本当は試してみたいんじゃないかと問いかける隼ですが、白菊はそんな勝手なことはできないと否定します。
今のメニューがどんな理由で出来たにしろ、ここは祖母の店だという白菊。
しかし隼はそれを否定し「オレの店だ」と返しました。
隼はこの店を継ぐと決めたとき、祖母の真似ではなく自分のやり方で立て直すと決めました。
そのため、もし自分のことを支えるために残ってくれたというなら、本当の実力を見せてくれと白菊に要求する隼。
「それともお前は、ばあさんの喫茶店メニューを完コピするためにここに来たのか?」
そんな彼の言葉を聞いた白菊は、かつてこの店に来た時、将来料理人になりたい、そのために父も尊敬している祖母に色々教えてもらいたいと話したことを思い出します。
その時、秋水や桜花、流星、紅葉も姿を現しました。
どうやら彼女たちは、先ほどの2人の会話を盗み聞きしていたようです。
そして流星は白菊に、好きにやればいいと声をかけます。
さらに桜花や紅葉や秋水も、白菊の背中を押すような言葉をかけました。
すると白菊は「わかった。じゃあやってみる」と笑顔で返答しました。
そんな彼女の言葉に微笑む隼。
そして隼は白菊の邪魔にならないよう流星たちと一緒にキッチンから出ていきました。
白菊は父の師匠であり、本場のスペインで三ツ星を獲得したレストランのシェフである祖母と間近で接して、どれだけすごい人か理解し、大切なこともたくさん教わり、同じ女性としてとても尊敬していました。
しかし料理の世界は、祖母が引退してからも日々進化しています。
そのため白菊は、今度は自分が隼を最新のスペイン料理で助けると決意しました。
一方、白菊に刺激を受けた流星も、自分にしかできないことをすると何かを決断するのでした。
女神のカフェテラス51話感想
白菊が考える新メニューが楽しみですね。
そして流星は何を決断したのでしょうか?
次回の女神のカフェテラス52話が掲載される週刊少年マガジン17号は3月23日に発売されます。