2022年3月23日発売の週刊少年マガジン17号掲載の「女神のカフェテラス」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
近隣にできたパクリ店舗「ファミリー」の打倒に燃えるファミリア一同。
自分の殻を破った白菊が新メニューの開発にトライする一方、流星はその姿に刺激を受けるのでした。
目次
女神のカフェテラス52話ネタバレ
流星は一人スーパーで食材の思案をしていました。
するとそこへパクリ店舗に勤める流星似の店員でアイドルの千代田莉々歌が現れ、流星に声をかけてきました。
莉々歌は客が予想以上に来たので買い出しに来たらしく、流星にファミリアは潰れそうなどと嫌味を言います。
しかし流星は今のうちに調子に乗っておきなさいと冷静に一蹴。
すぐに先輩の実力を見せてあげる、自分にはあんたが持っていない武器があるのだと流星は告げました。
その頃、家のキッチンでは白菊がスペインでよく食べられているピンチョスというオープンサンドイッチを作っていました。
かなりの数がテーブルに並べられていますが、紅葉が手伝ってくれたようです。
そして白菊は皿の上に綺麗に飾り付けられたピンチョスを隼たちに見せます。
それはベーコンとフォアグラをイカ墨パンで巻いたもので、ピンク色のソースはビーツとマヨネーズを使ったらしく、プリマベーラという桜の季節をイメージして作った料理のようです。
これをファミリアの売りにしたいという白菊に、隼はこの店にピッタリの料理だと喜びます。
そんな彼の反応を見て、喜んでもらえてよかったと安心する白菊。
隼はフォアグラを使っているので、価格は大丈夫なのかと心配しますが、フォアグラはまとめて買えばそこまで高くないので950円ほどで店に出せるとのこと。
白菊によると、流星が頑張って魚屋に交渉してくれたようです。
隼がさすがだと流星に感心していると、流星が魚屋のおじさんや和菓子屋のおばさんを連れて家に帰ってきました。
そして流星はスーパー天才子役月島流星の実力を見せてあげると宣言しました。
数日後、ファミリーの店舗内では開店前に、アイドルの莉々歌が朝の生配信を行っていました。
配信を終えた後、白菊似の店員はアイドルまで使ってお隣の店を潰そうなんて、給料はすごくいいけど心が痛むと話します。
しかし莉々歌は、そういう契約なのだから仕方がないと返します。
さっさとつぶさないと、いつまでもこんなバイトをしてる羽目になるという莉々歌。
彼女はこの企画で名前を売って、大手の事務所に移籍するつもりのようです。
そして莉々歌はスーパーで見かけた流星の姿を思い出しながら、かつての輝きも失ったあんなみっともない将来なんて、冗談じゃないと考えます。
その時、紅葉似の店員が慌てた様子で店にやってきて、お隣さんがすごいことになってると叫びました。
莉々歌が外に出てみると、オープン前のファミリアの店前に人だかりができていました。
昨日までガラガラだったのに、どうなっているのかと驚く莉々歌。
すると桜花似の店員がやってきて、スマホで莉々歌に夕方のニュース特集の動画を見せます。
そこには「落ちぶれスーパー天才子役、汗と涙の奮闘記」というタイトルで、流星がテレビに映ってインタビューに答えていました。
新メニューのプリマベーラの宣伝も兼ねており、白菊もインタビューに答えているようです。
莉々歌は落ちぶれた経験を武器にしている流星を見て、みっともないとバカにします。
しかしみっともないのに、なぜかキラキラした笑顔をカメラに向けている流星の姿に戸惑う莉々歌。
流星の思惑通りにニュースは話題になって、客はたくさん詰め掛けており、桜花たちも喜んでいましたが、隼は複雑な表情を浮かべていました。
実は流星は以前海の家にやってきたテレビ局のプロデューサーに、自分の落ちぶれた経験を題材にしてほしいと自らオファーしていました。
流星は以前アルバイトをしていることが世間にバレるのを嫌がっていましたが、店のためならそんなことはどうでもいいと明るく笑顔で振舞っていました。
そんな彼女に隼は、お前にあんなことをさせてすまんと謝ります。
すると流星は小声で、申し訳ないって思うなら彼女にしてくれてもいいんだよ?と言いました。
そんな彼女の言葉に、何を返せばいいか分からず固まる隼。
流星はその前にこの戦いに勝たなきゃならないと言い、隼は「そうだな!」と力強く返すのでした。
女神のカフェテラス52話感想
白菊と流星の活躍でファミリアに活気が戻ってきました。
店のために自分の隠したかった過去を晒す流星の男気がカッコいいですね。
果たしてファミリアとファミリーのカフェ対決の行方はどうなるのでしょうか?
次回の女神のカフェテラス53話が掲載される週刊少年マガジン18号は3月30日に発売されます。