2022年4月27日発売の週刊少年マガジン22・23号掲載の「女神のカフェテラス」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
元ライバル店のファミリーの店員5人は、住む家を失ったため、ファミリアに居候することになりました。
そのうちの一人である莉々歌が、解体予定のファミリーを使って新しい事業を起こしたいと隼に相談を持ち掛けました。
目次
女神のカフェテラス57話ネタバレ
ファミリーを使って新たな事業を起こしたいという莉々歌に、隼は金を貸すと提案しました。
いくら解体する店とはいえ、買い取るとなれば、それなりの額になります。
新人ユーチューバーの彼女に銀行が金を貸すとは思えず、ローンを組んだら不破のことなので、確実にとんでもない暴利をふっかけてきます。
幸いファミリアは新メニューが当たって金には余裕があるらしく、600万程度なら貸しても経営に何の問題もないという隼。
そんな彼に莉々歌は、何の得もないのに、どうしてそこまでしてくれるのかと問いかけます。
すると隼は新メニューができたのはファミリーのおかげもある上、赤の他人を5人も住まわせるような、バカなばぁさんの孫だからだと話しました。
その後、莉々歌が不破と交渉に行っている間、ファミリーの元店員4人は外で集まって話をしていました。
舞乙は3人に、隼の家をどう思うかと尋ねます。
3人は「住みやすい」「古民家は趣があって素敵」と、それぞれに隼の家に好印象を抱いている様子。
それを聞いた舞乙は、ああいう家いいわよねと微笑みながら、意味深につぶやきました。
その頃、莉々歌は不破に自分で店を買い取って続けたいと交渉していました。
オーナーが撤退したというなら、悪評も払拭できるため、自分に店を譲ってほしいと要求する莉々歌。
不破はどうせ壊す予定の店なので、売れるというならありがたい話ではあるものの、相応の値段で買ってもらいたいとのこと。
店を出すためにかかった金は1300万だったので、その半額なら売ってやってもいいという不破。
お前のような小娘にそれが払えるのかと不破が問いかけると、莉々歌は突然笑い出しました。
そして莉々歌は隼に全額出させるため、お金のことなら心配ないと告げます。
仲良くなったフリをして、ちょっと困った顔をしたらすぐに肩代わりを申し出てくれたという莉々歌。
さらに彼女は、実はファミリアに負けたのが悔しくて仕方なかったのだと打ち明け、客を全て奪って借金を踏み倒してやると宣言します。
そんな彼女に、不破は初めから騙すつもりであいつに近づいたのかと尋ねます。
すると莉々歌は頷き、必要もないバイトを5人も雇って家に住まわせるような、バカでお人好しなばぁさんの孫だから、絶対お金を出してくれると思ったのだと話しました。
その後、莉々歌は家に帰り、すぐに祖母の仏壇に手を合わせました。
実は先ほどの莉々歌の言葉は、全て隼が言えと指示したものでした。
隼は、不破はこの家が大嫌いなので、仲良くなったと知ったら店を売ってくれない可能性もあると考えたようです。
莉々歌によると、不破はあの店から650万もぶんどってやったと、とても喜んでいたとのこと。
隼には借用書はいいと言われていたものの、莉々歌はきちんと借用書を作って彼に渡しました。
借金を返すまでは、隼は自分のオーナーだという莉々歌。
隼はバイトがすぐに見つからないんじゃないかと心配しますが、ファミリーの店員たちが部屋に入ってきて、自分たちが手伝うと名乗り出ました。
実は彼女たちは、莉々歌が店を買えたら手伝おうと話していたらしく、近所で貸し出していた古民家に一緒に住もうと提案します。
今度こそ自分たちの手で最高のお店にしようという舞乙。
莉々歌は嬉しそうに微笑みながら、彼女たちに感謝しました。
こうして莉々歌たち5人は新たに住む家を見つけ、隼の家を出ていきました。
ところが実は隼は7か月かかって貯めたお金を、ほぼ全部貸してしまい、50万しか貯金が残っていませんでした。
ファミリアの店員たちもその事情は知っていましたが、流星や紅葉は隼のことを庇います。
しかし桜花は仲良くなったファミリーの店員たちには、頑張ってほしいものの、隣にずっとライバル店があるのは複雑な様子。
お人好しのオーナーは、その辺はどう考えてるのかと桜花は話すのでした。
女神のカフェテラス57話感想
隼は莉々歌たちのために、ほとんどお金を貸して、再び金欠になってしまいましたね。
ライバル店が復活することになったら、また経営が厳しくなりそうですが、隼に何か策はあるのでしょうか?
次回の女神のカフェテラス58話が掲載される週刊少年マガジン25号は5月18日に発売されます。
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