こんにちは。2020年5月21日発売のモーニングより、ハコヅメ~交番女子の逆襲~【118話】「奥岡島事件の恩賞①」を読みました。
117話では、源は全て顔に出てしまうから疲れているとすぐに分かると言う話から、藤や如月が尊敬する宮原は痛いところあっても一切顔に出さないことが分かりました。顔に出すと人に心配をかけることにもなると言う宮原の言葉通り、藤は源の事を心配していました。
如月に男女の距離を保てと言われる藤ですがその晩源を家にあげることになり、源が藤の女の部分をおちょくってきたことで藤は源の事をまともに見れなくなってしまいました。
それでは、この記事では、ハコヅメ~交番女子の逆襲~【118話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ハコヅメ~交番女子の逆襲~【118話】最新話ネタバレあらすじ
猿渡署長に来客です。猿渡と同級生だと言う「前村孝三」は奥岡島町で猿渡にお世話になったので挨拶に来たと言います。
たまたま廊下を歩いていて声をかけられた咲は前村が猿渡の知り合いだと聞くとすぐに署長室まで案内しました。
署長室で
署長室のノックをして先が前村の事を伝えると、名前を聞いた猿渡の顔つきが変わります。
猿渡の反応に咲が疑問を覚えると同時に、後ろにいた前村は咲の肩を引っ張り署長室へと入っていきドアを閉めてしまいました。
前村の表情は咲に声をかけた優しい表情とは変わって狂気を感じるものでした。
たまたま廊下を歩いている川合、藤、源、山田のいつものメンバーが署長室前を通りました。
副署長
すると4人の目に飛び込んできたのは署長室のドアに向かい戦闘体勢の副署長。
川合は署長を倒しても署長に昇格できないと副署長に言いますが、そんなことは知っていると怒られてしまい今の状況を説明されます。
「奥岡島」、「前村孝三」という2つのワードから、副署長は20年ほど前に起きた「奥岡島事件」の名前を出します。
岡島県警史上最大の麻薬差し押さえ事件であり、警察学校でも取り扱っている技研です。
奥岡島事件
気の遠くなるような捜査で密売グループを検挙した事件に当時機動隊の副署長は関わっていませんが、当時新任で雑用係として関わっていたのが副署長の奥さんである鬼瓦教官、幹部の取り調べを担当した猿渡、情報収集の主力が源の父でした。
警察官は家族にも捜査の内容を話すことは出来ないので、源は父がこの大事件に関わっていたことを初めて知りました。
前村孝三は猿渡が取り調べをした幹部です。
そのため前村はお礼参りに来たのではないか、と疑う川合たち。
署長室の様子
しかし副署長は前村が暴れれば社長の大声が聞こえる筈だと言い、中で2人が話し合っている様子なのはおかしいと考えます。
2人の間には他には分からない関係性があると考える副署長、簡単に割って入ることも出来ず、万が一に備えて署長室前で構えていたのです。
しかしいつまで機動隊気分でいるんだと怒る藤に言われて源が署長室前で待機することにし、山田は隣の部屋の窓から出て署長室の様子を伺います。
源の父
戻って来た山田は前村が「源」許せないから勤務場所を教えるように猿渡に言っていたと署長室の隣の部屋にいる副署長、川合、藤に言います。
お礼参りの相手は源の父だったのか、という疑惑に副署長は源の前では話しづらかった事を話し始めます。
当時の源の父は密売グループに関わる女性に危険なレベルまで近づいて情報を聞き出すなど今では考えられないような際どい捜査をしていたと噂されていました。
それは源の父がとってきた情報が、事件の根幹にかかわる重大な情報だったからです。
そんなことがあったからこそ、昇任も捜査も止めて源の父が刑事から駐在所員になったのは雲隠れだと言うものもいます。
雲隠れ
岡島県警では移動で氏名が公開されるのは警部までなのです。
副署長はこんな父親の汚い部分を源に聞せるのをためらうため、藤が源を帰らせようとします。
しかし、猿渡と小さな頃から縁のある源はその場を離れようとしません。源は同期の話をして泣いたり笑ったりする父と猿渡を見て育ったため、自分も同期と無事に退官することが目標だと言い始めました。
そして藤に同期を大切にしていることを感謝すると、藤は簡単に流されて戻ってきてしまいました。
次に源の説得に行くのは山田です。
説得
山田に言われてもどかないと言う源は源の本当の父親を殉職させたことを猿渡はずっと後悔していたと話します。
今回のことはお礼参りだと決まったわけではありません。
そうだとしても自分はここにいると言う源が、もしも中に居るのが山田だとしてもと言ったので山田も流されて戻ってきてしまいました。
藤は源の本当の父が高齢者を説得できずに亡くなってしまったため、源は小さな頃から他人をたらしこむ技術を父から叩き込まれたのだと分析します。
次に行くのは源に全く思い入れの無い川合です。
啖呵を切って出ていった川合でしたが、飴を貰ったと言って秒で返ってきました。元々誰も川合には期待していません。
猿渡
副署長自ら源を説得しようと部屋を出た矢先、猿渡が前村と共に部屋から出てきました。
そして猿渡は薬物担当に連絡して前村の採尿をして欲しいと言います。
副署長が薬物担当に連絡し、藤と山田が前村を連れて行くことになったため、残るは川合と源のみ。
猿渡は前村が薬の影響で被害妄想に憑りつかれ、昔担当した猿渡に助けを求めてきたようだったので、採尿を受けるように説得していたと源たちに説明します。
源が安堵する横で、川合は一切源の父へのお礼参りで前村がきたことを話さない猿渡に感激していました。
しかし、後程副署長を署長室に呼び出した猿渡は前村が副署長の嫁、鬼瓦へのお礼参りで来たためおそらく薬の採尿で陽性になるから大丈夫だと思うが気を付けるように言います。
嫁が雑用係だとしか知らない副署長ですが、実は鬼瓦はかなり突っ込んだ内偵調査をしていたのです。
山田が聞いた「源」許せないと言う会話。本当の内容は、当時いた小娘が情報の「源」、許せないという会話の後半だったのです。
警察は家族にも捜査内容を伝えない、全て初耳の副署長は結局全て自分の嫁の話だったのかと心の中でツッコミを入れてしまいます。
➡2020年5月21日発売の「モーニング」を『試し読み』からいますぐチェック!
ハコヅメ~交番女子の逆襲~【118話】感想
今回の話はタイトルに①とついているので続き物ですね。次回になるかは分かりませんが同期の桜の時の様に長編シリーズになることに期待です。
奥岡島事件の恩賞、と言うタイトルなのでいい話になるといいですが、鬼瓦教官が危険かもしれません。
いつものことながら今回は副署長がいじられまくっていてとても面白かったです。一番最初の上司を倒せば上司になれるシステムの部分が一番良かったと思います。
このシリーズがどんな風になっていくのか楽しみです。
ハコヅメ~交番女子の逆襲~【119話】考察予想
今回の続きで行くのであれば前村が陽性で逮捕されたことから話が繋がっていくでしょう。もしかしたら他にもお礼参りを狙う奴がいるかもしれません。
しかし考えられるのは源の父が登場する話です。奥岡島での話をして懐かしいなー、と盛り上がるのではないでしょうか。しかし源の父にも隠していることがまあまあある筈です。
そこら辺を深堀して教えてくれれば何か面白い展開になりそうです。または鬼瓦教官が奥岡島事件の話をするかもしれません。
まとめ
2020年5月21日発売のモーニングより、ハコヅメ~交番女子の逆襲~【118話】「奥岡島事件の恩賞①」のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。