こんにちは。2019年5月27日発売の週刊少年ジャンプより、火ノ丸相撲【第242番】を読みましたのでご紹介します。
第241話をまだご覧になられていない方はこちらからお願いします↓
前話では、遂に迎えた千秋楽。結びの一番で実現した火ノ丸と小関の戦いに、かつての仲間やライバルたちは注目しています。
序盤は一方的に決着をつけるかに見えた火ノ丸ですが、小関も持ち直しぶつかり合う2人。決着は未だにつきません。
目次
火ノ丸相撲【242話】最新話ネタバレあらすじ
「行けぇー!どっちも頑張れー!!」かつての仲間たちから檄が飛びます。
「見てくれ潮!!強くなった俺を!!」
劣勢から持ち直した小関は火ノ丸への思いとともに押し返します。
「おれはお前の強さに憧れた!だからこそお前の強さに迫りたい!!」
思いをさらに強くする小関の押しに、火ノ丸は高校時代を思い出しました。
「勝ったーー!」
その日の練習で小関は初めて火ノ丸に買ったのです。
「おらぁ!」
一旦退いたものの、反撃にでる火ノ丸に対し、小関は追い討ちをかけます。
「伝えるんだ、土俵で…、俺の全てを!〝追い諸手突きー撃砕〟」
小関の突きに火ノ丸は後ろに下がるしかありません。
「…ワシも見てたよ、ずっと…部長がいたからワシは…」
火ノ丸は再び前に出ます。2人は高校時代、出会い、共に闘ったことを思い出していました。
「俺の相撲を真っ向から受け止められた…」
火ノ丸の押しに退く小関。
「お前ならなれるよ…なれよ〝横綱〟に…」
小関の足が土俵の外に出ました。
「もう、口利きてもいいよな…」決着がつき、火ノ丸は語りかけます。
「強くなったな…お互いに、またやろうぜ…!」涙を流しながら語りかける火ノ丸。
「話したいことがたくさんあるんだ…」涙をこぼし答える小関。
「結婚式には呼んでくれよなぁ…潮ぉ…」「うへへ!わかったよ!」
鬼丸、13勝2敗で千秋楽を終えます。
現在、横綱刃皇は13勝1敗。
勝って横綱の優勝か、負けて鬼丸との優勝決定戦か、千秋楽、結びの一番。東大関草薙対東横綱刃皇。
火ノ丸相撲【242話】を読んだ感想
前回に続いて感動的な勝負でした。場所が始まったばかりの頃、火ノ丸は不調でいきなり2連敗と躓いていました。
そんな火ノ丸の元にかつての仲間が集まる中、相撲部部長であった小関だけは姿を見せるどころか連絡さえしていませんでした。火ノ丸のライバルになるべく小関も悩み苦しんでいたのでしょう。
その2人が久々に言葉を交わし、大相撲の土俵上で昔のように話す姿は感動しました。実際に令和最初の大相撲は平幕の朝乃山が優勝したように、鬼丸も番狂わせを起こして欲しいですね。
火ノ丸相撲【243話】を考察
火ノ丸が小関に勝つことは誰もが分かっていたと思います。そして、草薙が刃皇に勝つということも分かりきっています。
この後は、草薙が刃皇に勝利し、横綱との優勝決定戦を戦うでしょう。火ノ丸と闘ったことで自分を取り戻した草薙に対し、未だに自分を失っている刃皇は敗北しますが、その負けを経験したことで刃皇は強くなり、火ノ丸との優勝決定戦にのぞむという展開が予想されます。
今の盛り上がりを考えると、2人の勝敗は火ノ丸が勝って最終回というような気がしています。個人的には非常に残念ですが。