令和4年2月1日発売のBE・LOVE3月号掲載の「星降る王国のニナ」についてネタバレをまとめました。
【前回のあらすじ】
無事でよかったと微笑むアズに、自分が忘れられてなかったとニナは安堵します。
アズは姫を助けに来たと告げ、ヨルはガルガダの地で勝手なことをするなと怒ります。
ソルと合流しますが、足止めの囚人たちがニナたちの行く手を阻みます。
ソルが囚人たちの相手をしている間に、四人で監獄長を探します。
毎年、贄をくれるトートに迷惑はかけられないとソルも姫も王子も最初からいないことにすればと考えます。
アズは二人きりになったときに、君が必要だから側に居てほしいとニナに伝えるのでした…
目次
帰ってきてほしい、君に傍にいてほしい、特別なんだニーナ、とアズは伝えます。
するとニナは真っ赤になって幻聴かもしれないからもう一回、とアズに言いました。
3度は言わないからなとアズが言うとドォン、とすごい地響きがしました。
話はあとにして先に進もうとアズが言いますが、ニナはいやな予感がしていました。
粉塵がここまでくるなんてというアンに、ヨルはここにいると危ないから移動しようと促します。
闘い終わったソルがああ、そういうことかマズイなと感じます。
早く追いついて止めないとと向かうソルに、牢屋の中の囚人たちが騒ぎ出します。
監獄長の指示だといいながら、次々と爆破物を仕掛けていきます。
道が塞がれていて、一本道になって誘導されているとアズは感じていました。
相手の思う道を進まされているような気がしていると、アンちゃんたちと合流します。
爆発であの場に居られなくて移動してきたとヨルは説明し、ニナは無事なら良かったと喜びます。
一緒にとっちめようと扉に向かうと、ヒカミの赤の矢が放たれ、危険だとアズは気づきます。
離れろ、とアズは叫び、ニナの手を取ってその身に抱きしめます。
するとすごい爆発音がしました。
びっくりしたニナはアズを見ると庇って倒れていました。
ニナは頭から血を流しているアズの名前を何度も呼びますが返事がありません。
すると監獄長が現れ、手足のひとつも欠けていないとは運の良いやつらめと言いだします。
戦えるものはその有様だから悪くない成果だと言う監獄長からニナはアズを庇います。
どこの者かは知らんが虫けらにはふさわしい死にざまだと言った言葉に、ニナは剣を抜きました。
すると、軽くかわして女と貧弱な第二王子でかなうものかと笑います。
アズはフォルトナには欠かせない人だから、と思いながら虫けら呼ばわりされる人ではないと言い返します。
それなら路傍の石だから地面に這いつくばるのが似合っていると言い、ヨルとニナを倒していきます。
ニナの頭を踏みつけて神の巫女といってもただの小娘だといいました。
止めようとするヨルを殴りつけ、自分の力も計れない愚かな王子めと攻撃します。
誰から処刑するかといいながら、助けにきながら叶わずに惨めに死ぬ道化の間者を先に潰そうとアズの方へ向かいます。
許さない、許さないと念じた瞬間、ネズミが監獄長の身体を這って行き始めました。
監獄長の動きが止まり、ニナの瞳が光りながら剣を監獄長へ向けます。
目覚めたアズはニナの周囲に星が舞っていることに気付いてニナ…と呟きます。
ニナが振り向いた瞬間、監獄長は斬りかかろうとします。
ソルが間に合い、足止めには少し人数が足りないと言い、監獄長はその場から逃げていきました。
アズに大丈夫かといいながら、ニナ自身も鼻血を出して倒れてしまいます。
監獄長は肉壁にもならない役に立たない重罪人どもめと文句を言いながら屋上へ上がっていきました。
私はこの監獄の絶対支配者だから、手はまだまだあると囚人に向かって叫びます。
偽りの姫と王子はこの下だから囲い殺せと命令します。
みな、石を監獄長に投げつけて嘘つきめと誰も言うことは聞かないと石を投げて反抗します。
この私に逆らうとはと怒りに震えながら、この世で最も惨めな死を与えてやる!と叫びます。
絶望の淵で嘆き死ね、と言った瞬間に投げつけられた石でバランスを崩して落ちていきました。
堕ちた監獄長を見たソルは、あなたらしい最期じゃないかなぁと呟きます。
あなたのこと、ほんとうにきらいだったよと亡骸にむかって訴えます。
目が覚めたニナは、アズの怪我を心配しますがたいしたことないと笑います。
一生懸命心配するニナに、ちゃんと生きているよと静かに伝えます。
ニナはアズに抱き付いて無事でよかったと言い、アズが死んじゃったら生きていけないと訴えます。
生きていればきっと会えるからと言いながら、二度と会えない覚悟なんてしていなかったことに気付きます。
また会えるかも、と言う希望があったから離れても平気に思えていたんだと感じます。
ニナに怪我がなくてよかった、死んじゃったから生きていけないからとニナのセリフをそのまま返します。
たいせつに思ってくれている、自分が考えていたよりずっと、アズは…とニナは感じていました。
そんな二人を見ていたヨルたちは入りづらいと思わずつぶやきます。
助けられたくらいで一介の家臣になんなんだあの態度は、と不思議がるヨルにそういうことじゃありませんとアンが言い返します。
アンちゃんはセト王子と二人で過ごしていた日々を思い出していました…
城では極東監獄だそうだ、と騒ぎになっており、ニィナとミーヴァがいなくなっていました。
その頃、セトは極東監獄を見下ろして不敵に微笑んでいました…
ニナとアズのお互いの想いは何一つ変わっていませんでしたね。
そして、アンちゃんとヨルがなんだか仲良くなっているのが地味に面白かったです。
監獄長の最期は自業自得、としか言いようがないですね…
そしてセトはとうとう、ニナを手にすることができるのでしょうか!?
星降る王国のニナ31話が掲載されるBE・LOVE6月号は4月30日発売です。
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