セカンド・バースデイ1話ネタバレ!強くなりたい | 放課後マンガ

めちゃコミックオリジナルレーベル、コミックほげっとの「セカンド・バースデイ」1話についてネタバレをまとめました。

目次

セカンド・バースデイ1話のネタバレ!

主人公の大道勇輝が、強くなりたいと願い、土木事務所を訪れるシーンから始まります。

なぜ勇輝は強くなりたいと願っているのかー。

母親から遅刻するわよと声をかけられて、笑顔で部屋から出てきて学校へ行こうとする勇輝。

出てきた勇輝の頬にアザがあるのを見つけた母は、どうしたのかと尋ねます。

部活がハードで、と部活でついた傷だと嘘をつく勇輝でしたが、彼は部活には入っていませんでした。

普段通りに家を出て、勇輝が向かった先は公園でした。

学校へ行くことが出来ずに、母親が仕事へ出かけるまでの間、公園で時間を潰しているのです。

そう、彼はイジメの対象になっていて、学校へ行きたくないのでした。

初めはからかわれているだけだと思っていた勇輝でしたが、それは次第にエスカレートしていきます。

ある日、勇輝は的あての的役をやらされました。

顔は50点、胴体は10点、心臓は100点などと各部位に点数が付けられます。

恐怖のあまり避けてしまう勇輝に対して、的なんだから動くなとイジメっ子に言われてしまった勇輝。

肉体的な痛みへの恐怖よりも、イジメっ子たちを怒らせることへの恐怖が上回った勇輝は、言われるがままに的になりました。

三人のイジメっ子による的あてゲームが終わり、勝者は200点でした。

しかしそれだけでは終わらず、優勝賞金として2万くれ、と勇輝に言います。

先程まで的にされており、体力的にも精神的も疲れていた勇輝は状況が理解できずに、呆気に取られていました。

もしくは的役だけでイジメっ子たちが満足すれば解放されると思っていたのに、金銭まで要求されるとは思っていなかったのかもしれません。

とにかく絶句してしまい、どうしたらいいのか分からない勇輝。

すると勝手に勇輝の財布をイジメっ子たちが取り上げまさぐりだしました。

1万円も持っていないことが判明すると、家から取ってこいと言われます。

勇輝が幼い頃から女手一つで育ててくれた母親。

これ以上の迷惑はかけたくないという想いから、咄嗟に無理だと口にします。

しかし反抗されたことが気に食わなかったのか、無理じゃないだろ、とイジメっ子にお腹を蹴られてしまいます。

そして友達に借金をしたからと母親に頼めと言われ、つい恐怖から頷いてしまいます。

もちろん母親にこのことを相談できるはずありません。

お金が用意できない勇輝は学校へ行くことも出来ずに公園で過ごしているのでした。

しかしいつまでも、こうしているわけにもいかない。

イジメが母親にバレてこれ以上の心配をさせるのも嫌だけど、学校に行ってないことが発覚したらもっと心配させてしまう。

そんなことを思い悩みながら公園のベンチに座っていた勇輝の顔に、チラシが飛んできました。

見てみると、短期・一日~のバイトと書かれたアルバイトの求人チラシでした。

日雇いの仕事なら、学校のことについて聞かれずに働けるかもしれないと思った勇輝。

道路舗装や土木の作業員のアルバイト募集で、体力に自信のない勇輝は肉体労働をすることに一抹の不安を覚えます。

しかし母にこれ以上心配をかけないよう、自力で稼げるように、強くなりたいと思った勇輝は行動に移します。

これが冒頭のシーン、土木事務所を訪れたきっかけでした。

面談をするものの、あからさまに不審な目で勇輝を見る所長。

そんな細腕で重い資材を運べるのか、学校はどうした、親は知ってるか、など捲し立てられます。

頑張るとは言ったものの、所長の勢いに怖気づいてしまう勇輝。

そこへピンチを救うが如く現れたのは、室伏という男の先輩。

勇輝に大丈夫だとでも言うように笑いかけます。

訳ありの奴なんてたくさんいるし、そもそも自分の方が勇輝よりも酷かった。

そう言われて過去の室伏の数々を思い出し、難しい顔をする所長。

そこで室伏は、そんな自分も所長のおかげで真人間になれたんだと、所長をおだてます。

所長が良い塩梅に懐柔できたところで、勇輝に頑張りたいんだろう?と問いかけました。

すかさず、どんなことでも頑張りますとはっきり答えた勇輝。

室伏がそこまで言うなら…働いてみなさい、と雇ってもらえることになった勇輝でした。

セカンド・バースデイ1話の感想!

まず絵がキレイですんなりと物語の中に入れました。

良くあるイジメ、そのイジメに立ち向かう話。

イジメっ子たちに対して怖くて何も言えず、母親にも心配をかけたくない為何も言えず…

それでも変わりたい、ときちんと思える主人公に胸が震えました。

大体は自分なんか…と自分を責める方向に走ったりします。

もしくは何か、または、誰かに突き動かされることによって変わりたいと思うものです。

しかし勇輝はこれといったきっかけがあったわけではなく、自ら進んで変わりたいと望みました。

また変わりたいと思うだけではなく、きちんと行動に移すことも素晴らしいなと思いました。

勇輝の名に恥じない、とても勇気ある決断で、読んでいてこちらまで勇気をもらえました。

採用が決まった勇輝でしたが、次はどうなるのか…

続きがとても楽しみで仕方ありません。

セカンド・バースデイ2話のネタバレはこちら

Copied title and URL