2022年3月8日発売のイブニング7号掲載の「金田一少年の事件簿30th」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
6年前の弁護士失踪事件の謎を解くために八咫烏村にやってきた金田一たちですが、八咫烏詣の最中に村人の江鳩つむぎが生首となって発見されました。
そして鵜ノ森も何者かに殺されてしまうのでした。
目次
金田一少年の事件簿30th 5話ネタバレ
金田一たちは江鳩の生首が発見された社の中を調べるため、村長の鳥守と長老のイネから鍵を借り、案内役の三鴨早紀と息子の悠人と共に社に向かいました。
まずは社の入り口にある一の扉を鍵で開きます。
一の間は古いものの、中はそれほど壊れているわけではなさそうです。
そして剣持が二の扉を開きます。
二の間は扉を開けるとすぐに急な階段になっています。
金田一はわざとコケさせようとしているのではないかと疑問を浮かべますが、早紀はたぶんその通りだと答えます。
ここは元々落ち延びた武将をかくまうところだったため、この社は代々敵が入りにくいようにできているようです。
三の扉までは格子も綺麗に揃っており、あまり傷んでいませんでした。
しかし三の間と四の間を挟んでいる壁の上にある格子部分は、何本か格子が抜けている様子。
すると悠人はあれは自分たちがやったのだと言います。
普段は社に鍵がかかっていないので、子供の頃はよくここを秘密基地にして友達と遊んでいたようです。
ある時、誰かがサッカーボールを持ってきてここで蹴り出したら、思いっきり格子に当てて何本か折ってしまったのだとか。
そんな中、金田一は七瀬に自分が肩車するので、格子の隙間から身体が通るか試してほしいと要求します。
しかし七瀬はスカートの中が丸見えになると拒絶。
そこで代わりに剣持が金田一を肩車します。
格子の隙間から身体が抜けられるなら、首だけ残して身体を運び出し、犯人も脱出することができます。
しかし金田一が確認してみると、格子の隙間から身体は通り抜けられそうにありませんでした。
さらに一同は四の扉を開き、五の間に向かいました。
五の間の上の格子はかなりボロボロで、通ろうと思えば通れそうです。
しかし人間の体を持ち上げて、格子の間から外に出すのは余程の怪力でない限り簡単ではありません。
その時、金田一は祭壇の小さな祠から光が漏れていることに気づきます。
その祠の鍵は取っ手にかけているだけなので簡単に外れました。
そして扉を開けてみると、そこは外に通じていました。
早紀によると、ここのご神体は扉の奥に広がる八咫烏森そのものなので、八咫烏森へ通じる門となっているようです。
ただその小さな扉はバラバラ死体なら通るかもしれませんが、生きた人間が出入りするのは難しい様子。
結局密室の謎を解くことができず、金田一は五重密室は手強いと頭を抱えました。
その後、金田一たちは社の外に出ました。
剣持が改めて警察に電話をかけますが、昨夜の崖崩れで今日いっぱいは通れそうにないらしく、八咫烏村に到着するのは明日の朝になるとのこと。
しかし金田一は、タイミングが良すぎると言います。
ここに来るルートは一本道で迂回路がありません。
逆に言えば、その道が塞がれば誰もこの村から逃げることはできなくなるのです。
そのため、その崖崩れが爆破か何かで人為的に起こされたものなら、自分たちをこの村から逃がさないために犯人が仕組んだものかもしれないと金田一は推理しました。
そんな彼らの姿を、何者かが木の影からニヤリと不敵な笑みを浮かべながら見つめていました。
そして夕方18時頃、金田一と七瀬と悠人は鷲見、花鳥と合流し、資源ごみ置き場に向かいました。
そこでガラス瓶をワゴンに積んで指定の回収所へ運ぶようです。
ガラス瓶は黒い袋に入れて大量に積まれており、かなりの重さでした。
彼らがそれを運び出していた時、どこからかパンパンパンと爆音が聞こえてきました。
その音に驚く一同。
どうやら八咫烏荘の方から聞こえたようです。
金田一は一体何が起きたのかと戸惑うのでした。
金田一少年の事件簿30th 5話感想
今回、社を調べましたが、結局密室の謎は解けませんでしたね。
しかし前回殺された鵜ノ森がどうなったのか気になります。
そして八咫烏荘の方から聞こえた爆音の正体は何なのでしょうか?