こんにちは。2019年5月24日発売のCheese!より「金色ジャパネスク」第8話を読みましたのでご紹介します。
第7話では異国の英語の歌を披露して人々の心を掴んだ茉莉亜。麟太郎が背中を押してくれた勇気を旨に、「もう自分を偽らない」と心に決めます。そして会場で水をかぶり金髪姿を晒して、百合子に抗議!その度胸を気に入った麟太郎は茉莉亜を尋ねてきて、なんと2人はデートをすることに…!?
目次
金色ジャパネスク【8話】最新話ネタバレあらすじ
先日の威勢はどこへいったやら、茉莉亜は頭に布をかぶって外へでてきました。いざその時となるとやはり地毛である金髪を晒すのに抵抗があるようです。
ですが麟太郎に頭巾をひっぺがされてしまい、茉莉亜の美しく長い金髪と碧眼が大衆の下に露とされてしまいました。
「おまえの良さを隠すな。堂々としてろ」人力車の上でそう話す麟太郎。
すると麟太郎の学友が二人に声をかけます。麟太郎が女性といることに驚く学友たち。麟太郎は人力車を折り、茉莉亜を紹介しました。
茉莉亜はさきほど麟太郎に言われたとおり堂々と挨拶をします。学友たちは少し頬を赤らめながら元気良く挨拶を返してくれました。
かつては気持ち悪がられたこの姿のままの自分に、にこやかに挨拶をしてくれた麟太郎の学友たち…。
学友たちと別れ再び人力車に乗りこむと、麟太郎は更なる励ましの言葉をかけてくれます。
麟太郎の言葉は不思議と真っ直ぐに茉莉亜の心に響いてきます…茉莉亜は自信の心にともったある感情へ気付きはじめますが…。
そして麟太郎の申し出で、二人で町を練り歩くことになります。
甘味処で大福を食べたり、お団子を食べたり…。
いつもは下を向いて歩いてばかりの茉莉亜でしたが、今日は違います。
まるで新しい世界に降り立ったかのようです。前を向いて歩くことの素晴らしさを実感します。
最後に麟太郎が連れてきた場所は、神社を抜けた奥にある、高台でした。そこから眺める景色はまさに絶景、港が一望できる素晴らしい場所でした。
遠い異国の地へ思いを馳せる麟太郎。そして茉莉亜に「いつかおまえも一緒にいくか?」と持ちかけます。
茉莉亜の顔も知らぬ異人の父は、異国の地にいます。いつかは会いたいと思っていました。
「私も一緒に行ってみたい…。あなたのことももっと知りたいから―――…」
ハッとする茉莉亜。つい口から本音がすべって出てきてしまったのです!さて、対する麟太郎の反応は、如何に…!?
金色ジャパネスク【8話】を読んだ感想
あれほど堂々と威勢良く百合子に物申した茉莉亜でしたが、今回の冒頭では残念ながら以前の茉莉亜にもどってしまっていましたね。
人はそう簡単には変われないということなのでしょうか。しかし麟太郎の後押しもあって、少しずつ一歩を踏み出し始めた茉莉亜。少しずつでもいいので自信をつけて、容姿を含めた自分自身を好きになっていってほしいと願うばかりです。
麟太郎の学友たちは美しい茉莉亜を見て始終頬を赤らめていましたね。茉莉亜はもしかするととんでもない逸材なのではないでしょうか?将来、もしかしたら日本で超有名人になる未来がまっているかもしれませんよね。
金色ジャパネスク【9話】を考察
今回は茉莉亜と麟太郎の心の距離が近づき始めた回となりましたね。茉莉亜は自分を真っ直ぐに励ましてくれる麟太郎に何やら胸の奥で感じる感情が湧き出てきているようです。
その証拠にラストのシーンでは「父を知りたい」という気持ちと共に「麟太郎のことをもっと知りたい」と正直に口から出てしまいます。
しかも「後半のほうが本心なんじゃ!?」と思わせるような言いっぷりでした。麟太郎は麟太郎で、大福を満面の笑みでほおばる茉莉亜にドキッとしています。
これからの展開として予想されるのは2人の距離がギュっと縮まった上で、金髪に碧眼という特殊な容姿をした茉莉亜へ対する周りからのバッシングや反対などでしょうか。
予告の文章では「茉莉亜の新たなるチャレンジ」との文字もあります。何かが始まる兆しがあるのは明らかです。次回でその全貌が明らかとなることを期待します。