金瓶梅230話ネタバレ!刺客に襲われる金哥!我が子を取りあげられた春梅は…? | 放課後マンガ

2022年2月28日発売のまんがグリム童話2022年4月号掲載「金瓶梅」230話についてネタバレです。

[前回のあらすじ]

跡継ぎの金哥と顔合わせをするため、菊軒の両親と会う事になった春梅。

他の妃も緊張しながら、義両親を待ちますが…?!

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目次

金瓶梅230話 ネタバレ

義両親を出迎えるために集まった、于英と春梅・功二児。

于英に侍女・富葉は、功二児が呼ばれているのに驚きました。

金哥と明々の元に糖人売りがいると聞き、ニヤリと笑います。

その後…義両親が到着したと告げられ、頭を垂れる妃たち。

両親を出迎える菊軒に、恰幅のいい父親が挨拶をします。

その後に続く玉禁歩の音で、義母が静かに入ってきたことを察知する春梅。

第一妃の于英が先に声をかけられるはずなのに、義母は第二妃の春梅に先に話しかけたのです。

顔を上げつつも、動揺を隠せない春梅…。

義母がどんな人物なのかわからず不安でしたが、優しく微笑む義母にほっとします。

軽い挨拶を交わし、後程…と去っていく義母。

完全に無視された于英は、屈辱に体を震わせています。

それを見た春梅は、嫌な予感がするのでした…。

菊軒に呼ばれて、部屋に入る春梅。

義母の姿がないことを不思議に思い、問いかけると…。

于英の体調が悪くなったので、見舞いに行ったと菊軒が答えました。

あんなに仲が悪そうだったのに…?と、不信感を覚える春梅。

義父は春梅に笑顔で近づき、跡継ぎを産んでくれた事にお礼を言います。

その後…周忠という老人と周宣という男を紹介し、金哥の世話は彼らが引き継ぐと告げたのです。

しきたりだと言って、金哥の顔が見たいと言う義父。

春梅は俯きながらも、彼に従うしかありません。

金哥を引き取りに行こうとする春梅に、一緒に同行する周忠たち。

外から糖売りを招き入れたと言う春梅の言葉に、顔を見合わせました。

侍女・双葉と金哥の元に着いた途端、金哥を亡き者にしようと襲い掛かる糖売りの女…。

すんでの所で周忠と周宣が割って入り、女を床に引き倒します。

金哥の無時を確認している間に、糖売りの父娘は毒を噛んで自害しました。

泣き止まない金哥を取り返そうと、周宣に近づく春梅ですが…。

周忠がさっと金哥を取りあげ、自分達が面倒を見ると告げたのです。

後始末を従者に頼み、去っていく周忠…。

金哥を返して!と、春梅は悲痛な声をあげるのでした。

その頃、東の棟に帰ってきていた于英と富葉。

刺客を糖売りに変装させて金哥の暗殺を目論んだ富葉は、早く知らせが来ないかとうずうずしていました。

これで金哥が殺されれば、春梅の立場はご主人様と同じよ!

そう目論んでいた富葉の元に、義母がお見舞いにくるという知らせが届いたのです。

狼狽える于英をなだめ、どうしようかと迷っていると…。

こちらの者は愚図ばかりね!と言いながら、義母が姿を現しました。

体調が悪いと言いつつも椅子に座っていた于英に視線をやり、やっぱり仮病ね…と呟きます。

言い訳する富葉の言葉を遮り、世継ぎも産めない于英に離縁しろと持ちかけたのです。

縁談で決まった結婚なのだから、お互いに情もないはずだと冷たく言い放つ義母。

小さな小瓶を床に置き、体裁が悪いと言うのなら自害しろと言いました。

だらだらと冷や汗をかきながら、言葉に詰まる于英…。

離縁だけはいやだ!と震える主を見て、富葉は金哥の暗殺報告はまだなのかと焦ります。

その後侍女が走ってきて、金哥が襲われたと大声で報告したのです。

顔色を変えて、金哥の無事を確かめるため去っていく義母。

富葉は崩れ落ちる于英を起こし、自害など論外だと励ますのでした。

金哥を抱く周忠を追いかけ、菊軒と義父の元に帰ってきた春梅。

義父は金哥の無事を喜んだものの、隙だらけの春梅には任せておけないと憤りをあらわにしました。

今日から金哥を連れ帰ると言われ、必死に待ってほしいと懇願する春梅ですが…。

義父にダメだと断られ、崩れ落ちてしまいます。

そこに義母が現れ、金哥が無事かと聞いてきました。

義父から金哥を渡され、ホッとする義母。

今まで泣いていた金哥も、義母に抱かれて泣きやみます。

春梅は連れ去られる金哥を取り戻そうと必死に抵抗しますが、菊軒はしきたりだと言って春梅を止めました。

春梅は大粒の涙を流し、こんなのはあんまりです…!と悲しむのでした。

金哥を奪われて嘆き悲しむ春梅を、功二児の侍女が物陰から見ていました。

ニヤつきながら歩いていると于英の侍女が通りかかり、春梅の様子を聞きますが…。

困惑したふりをして、金哥を奪われた春梅が旦那に当たり散らしていると嘘をつく功二児の侍女。

その後、主の功二児にも春梅に起った出来事を伝えます。

自分の娘も周家にひどい仕打ちを受けていた功二児は、袖で口元を隠して笑いました。

跡取りだけが大事で、妻や母はどうでもいいんだもんね…!

ざまあみろ!と、春梅に向かって高笑いをあげるのでした。

春梅の様子を聞いた于英は、このまま菊軒に嫌われ…離縁すればいい!と大声で笑います。

傍らで主の様子を見つめ、新たな策を練らなければ…と考える富葉なのでした。

金哥がいなくなったからっぽのベッドを見つめ、涙を流す春梅。

夫の菊軒が慰めますが、彼女の悲しみを拭う事はできません。

金哥を返してと再び訴える春梅に、だめだと答える菊軒。

命を狙われたという事実があると言われ、春梅は黙り込みました。

用意周到に金哥を殺そうとした者は、一体誰なのか…?!

その犯人を捕まえたら、金哥を返してもらえないか交渉してほしいと言う春梅。

春梅の提案に、菊軒は驚いた顔をするのでした。

金瓶梅230話 感想

前回のお話で糖売りの女に抱かれた金哥が泣いていた理由は、自分の命を狙っていたからだったのですね!

悪い人がわかるんじゃないかと言われている金哥ですが、義母に抱かれて泣き止んだのも気になります。

春梅が一生懸命訴えれば、解り合える人物なのかもしれませんね…。

次回は金哥の命を狙う犯人探しが始まりますが、こちらも注目です!

次回の「金瓶梅」231話が掲載されるまんがグリム童話2022年5月号は3月28日発売です。

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