声なきものの唄60話ネタバレ!イトの反省、セツの結婚 | 放課後マンガ

2021年3月29日発売のまんがグリム童話2021年5月号掲載の「声なきものの唄」60話についてネタバレをまとめました。

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[前回のあらすじ]

栄太との密会がイトにバレてしまったチヌ。

栄太に想いを寄せていたイトはこのことをバラそうとしますが、巴のおかげで難を逃れることができました。

その後も美緒が何かと助けてくれますが、根に持っているイトはチヌに嫌がらせを始めます。

イトに対して申し訳ないと思っているチヌは、黙ってイトの嫌がらせを受けますが、ついに美緒がイトに物申しました。

クサクサした気持ちで楼主の部屋の火鉢を掃除していたイトは、不注意で立派な茶器を割ってしまったのですー。

声なきものの唄59話ネタバレはこちら!

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目次

「声なきものの唄」60話ネタバレ

イトが割ってしまった茶器は、みるからに高そうな品です。

弁償を求められてもこんな高そうなものを弁償できるはずがありません。

イトがなんとかして隠そうとしているところに、チヌがやって来てしまいました。

楼主に話があって会いにきたところでしたが、イトが割れた茶器を抱えているのを見てしまいます。

見逃してほしい、と震えるイト。

チヌは、にっこり笑って、自分に任せるように言うと、イトを連れて楼主を探しに行きました。

イトは庇って貰えるものだとばかり思っていましたが、クマとともに楼主からお叱りを受ける羽目になってしまいました。

怒られながらイトは、チヌは、怒られる自分を見て笑って自分に嫌がらせの仕返しをしているのだ、と考えています。

泣き崩れるイトを前に、やり場のない怒りを堪えきれない様子の楼主。

その時チヌが、仙海から金繕いというのがあると聞いたことがある、と言い出しました。

仙海は一流の茶人で、チヌは楼主に、

仙海は楼主のコレクションを褒めていたし、聞いたら腕のいい職人を紹介してくれるのではないか、

仙海のお眼鏡に叶う職人ならきっと元より良く仕上げてくれるはずだ、と進言しました。

それを聞いた楼主は、嬉しそうしそうにチヌの提案を受け入れます。

さらにチヌは、そういえば自分は楼主に相談事があったのだ、と続け、

楼主は、クマにイトの処分を任せることを告げ、クマとイトを下げさせました。

そうしてクマとイトが出ていったあと、チヌは、自分の5人の旦那候補の話を始めましたー。

戻る道中、イトは、クマのことまで巻き込んで、自分を有無を言わさず楼主に突き出したチヌのことを恨みます。

それを聞いたクマは、イトにゲンコツをお見舞いし、

もしイトが器を割ってしまったことを隠していたら犯人探しで大変なことになった、

全員が調べられて下手したら警察沙汰、

全員の前で甘い顔をするわけにいかない楼主も弁償と言わざるを得なかったかも知れない、

チヌはイトのためにやってくれたのだ、

失敗は隠せば隠すほど大ごとになることを、一生覚えておくのだ、

とイトに言い聞かせるのでしたー。

その後、お仕置きとしてキツイ仕事ばかりさせられているイトでしたが、誰も噂をすることもなく、イトは変わらずに勤め続けられています。

イトがあかぎれだらけになってしまった手を痛がっていると、クマが手荒れに効く軟膏を差し入れてくれました。

どうやら、チヌが、黙っているように言いつつクマに渡してくれたようです。

チヌの人となりを思い知らされ、イトは泣いてしまいましたー。

一方のチヌは、自由廃業について恵に教えてもらっています。

恵は、借金返済とは身を売ることを意味しているわけではなく、

自由廃業した女性達は、救世軍の施設で保護され、色々なことを教えられる、

そうしてかなりの数の女性が結婚して普通の家庭に入っている、と説明してくれました。

家庭に収まるべき女性が外で働くことは大いなる恥とされていた時代、当然のように女性の賃金を低く抑えられてきた歴史が続いてしまっていました。

恵は、女の自分が男よりも役に立つことをわからせるためにも、どうにかしてチヌに自由廃業させたいようです。

見世まで戻ってチヌと恵は別れました。

恵は見世も遊郭も浮き足立っているように感じましたが、それはどうやら、海神迎えのお祭りが近い所為のようですー。

若水の家では、公三郎がセツに、利一との離婚が成立したことを告げていました。

泣いて喜ぶセツでしたが、利一が見受けのお金も入らないのに了承したことに納得できない様子です。

しかし公三郎は、それはセツが心配することではない、と言って流し、身請けの日を海神迎えの本祭りの日にしよう、と言って話を変えます。

その時、誰かが公三郎の元を訪ねてきました。

それは、公三郎がセツのために仕立てを頼んだドレスが届けられてのでした。

ドレスはとても綺麗でしたが、それはセツが欲していたものではありません。

仕立て屋達が帰っていった後、公三郎は、ドレスを着たセツとダンスをします。

踊りながらもセツは、公三郎が自分ではない誰かを見つめていることを感じてしまうのでしたー。

利一は、自分の知らぬ間にセツとの離婚が成立していることを知ります。

公三郎がやったことだと思い至った利一は、役所へ確かめに行きました。

役所へ行った利一は書類を見せるように大騒ぎし、自分によく似た文字で署名されている書類を見て暴れまわります。

困った役所の職員が警察を呼び、利一は捉えられてしまいました。

どうやら、公三郎が随分なことをしてセツと利一を離婚させたようでしたー。

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「声なきものの唄」60話感想

公三郎と別れたチヌも、ようやく自分の道を少しずつ進めているようです。

一方の公三郎は一体何をしたというのでしょう。。。

次回の「声なきものの唄」61話が掲載されるまんがグリム童話2021年6月号は4月28日発売です。

「声なきものの唄」61話のネタバレはこちら

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