国民ボタン4話ネタバレ!登壇の日 | 放課後マンガ

めちゃコミックオリジナルレーベル、コミックBEANの「国民ボタン」4話についてネタバレをまとめました。

【前回のあらすじ】

梅鉢に言われるがまま、車で連れて来られたのは不気味な施設でした。

そこでしばらく生活することになります。

そして世間では大変なことになっておりました。

まず、政府が国民全員が死亡する謎のボタンの存在を認めたこと。

またそのボタンの保持者として、ボタンをSNSに載せて情報を募っていた佐藤の身元が晒されていたこと。

そのせいで、佐藤の弟が怪我をしてしまったこと…。

佐藤は自責の念に駆られてしまいます。

そして国民の間では様々な憶測から、謎のボタンは国民ボタンと呼ばれることとなり、度々話題に上がりました。

大多数の国民たちからの主張を受け、どちらのボタンを押すかの国民投票が行われました。

しかし結果はまさかの同数になってしまいます。

またしても佐藤の双肩にのしかかる重圧、そして恐怖。

一方で国民たちは悪魔教という新興宗教を崇拝する者が出てきたり、死の恐怖から暴動に近い行為を行う者が出てきました。

そんな醜くパニックに陥る様をビルの上から眺めていたのは、あの悪魔でした…。

国民ボタン3話のネタバレはこちら

1x1-trans_-4548461 1x1-trans_-4548461

目次

国民ボタン4話のネタバレ!

ついにボタンの選択まで残り1日となりました。

佐藤の逃げ出したいという思いのピークを察してなのか、懇願していた家族との面会が叶った佐藤。

駆け寄ってくれる両親に、安否を気遣う佐藤。

国にお世話になってるから大丈夫だ、と父親は言います。

母親は、あなたこそ大丈夫だったの!?と佐藤を心配します。

自分のせいで巻き込んでごめんと佐藤が謝罪すると、両親はあなたのせいじゃないと言ってくれます。

そんな両親の後ろにいた弟を見つけ、嬉しそうに声をかける佐藤。

年齢が11歳も離れているせいか、思春期の弟は最近会ってもあまり会話をしてくれません。

怪我の具合を尋ねても、返答せず携帯を弄っている弟。

14歳である弟の裕次は、思春期真っ只中で、反抗期真っ最中のようでした。

しかし佐藤が国民投票に行ったかどうか尋ねると、横を向いたままぶっきらぼうに、行く訳ないと答えます。

行く必要もない、と断言する弟に気圧されていた佐藤ですが、次の瞬間光に見つけたような感覚に包まれます。

なぜなら弟が、兄がハズレを選択するはずがないと信じている、と分かったからです。

佐藤の逃げ出したい気持ちを押し留めるには、十分すぎるほどの弟からの一言でした。

これまでに国民ボタンを押した国は、196ヵ国中172ヵ国。

そのうち助かったのは半数を下回る85ヵ国で、いよいよ日本の順番が回ってきたのでした。

そして国民ボタン選択の当日がやってきました。

なんと完全生中継で放送される中、佐藤は国民ボタンを押すことになっていました。

総理のスピーチが終わったら出番です、と梅鉢に話しかけられた佐藤でしたが、梅鉢の声は届いていません。

腹を括ったつもりだったのに、結局一睡も出来ずにこの日を迎え、心ここにあらずな状態の佐藤。

今にも押しつぶされそうな重圧に手が震えてしまいます。

佐藤さん時間です、と梅鉢に覗き込まれて、ようやく現実に引き戻された佐藤。

青ざめた顔で、1ヶ月お世話になりました、と梅鉢に謝辞を述べ、最後に写真を…と震える手で携帯のカメラを起動します。

しかし梅鉢はこんな時でも冷静に、時間がないので登壇の準備を、と促します。

そうですよね、と項垂れる佐藤に、写真は苦手なので…と付け加える梅鉢。

続けて、苦手ですが生き残ったら是非、とも言いました。

会場では大三國総理の挨拶も終わり、いよいよ選択の時間になりました。

佐藤は登壇してすぐにそこに集まった人の多さに圧倒されます。

集まった人々は人々で、あれが本物の国民ボタンか、等と思い思いの言葉を口にします。

そこへ紛れ込んだ悪魔教の女性が、悪魔に逆らうと天罰が下るなどと言いながら刃物を振り回しました。

すぐにセキュリティに捕まえられた女性。

そんな様子は佐藤の耳にも届いていましたが、この時の佐藤には悲鳴などを気にする余裕はありませんでした。

どちらかのボタンは何も起きないと分かっていても、もしハズレを押してしまったら…。

そう考えると、どうしても心拍数が上がり、息がしづらくなってしまいます。

頭の中は真っ白になり、手はガタガタと震え、やっぱり無理だ…と逃げ出そうとする佐藤。

しかし振り返り逃げようとすると、どこへ行く気だ、と誰かに道を阻まれました。

もちろんその一部始終を見ていた観客からは避難轟々です。

佐藤の重圧を知る由もない人々からの様々な罵詈雑言は、次第に”非国民”だけに統一され合唱のようになりました。

国民たちも自分の命がかかっているとはいえ、誰一人として佐藤の胸中を慮るどころか責めるだけでした。

なんで俺がこんな奴らのために…

そう思った佐藤の顔は、いつかの悪魔の顔そっくりになっていました。

しかしそこで、弟の声援が佐藤の耳に届きました。

負けるなよ、約束しただろ、と人々の非難の声に埋もれないよう声を張り上げています。

すると、どうでしょう。

非難ばかりだと思っていた国民たちの声に混じって、頑張れ、逃げたくなる気持ちも分かる、と佐藤を応援する声も聞こえました。

それらの声に押され、遂に佐藤はボタンを押しました。

国民ボタン4話の感想!

4話にして遂にボタンが…!!

佐藤が押したボタンは果たしてハズレなのかそうでないのか…。

続きがとても気になります!

国民ボタン5話のネタバレはこちら

Copied title and URL