皇妃さまの育児論36話ネタバレ!秘めたる想いと共に。 | 放課後マンガ

めちゃコミックで配信中の「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~」36話のネタバレです。

【前回のあらすじ】

レオンの死という最悪の未来から過去に戻った第二皇妃エリサ。

未来を変える決心を固め、陰謀渦巻く中、ただ一人、立ち向かうエリサ。

第二皇子のパーティで精霊を召喚し、周囲のみならず、

皇帝の興味を惹きつけたのでした。

水の精霊を使ってエリサは、水脈を当てて民を救うべく

西部へ向かう事になるのでしたが…。

皇妃さまの育児論35話のネタバレはこちら

1x1-trans_-4617442 1x1-trans_-4617442

目次

皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~36話ネタバレ

重い斬撃が魔物を一刀両断します。

森に響き渡る惨劇と魔物が倒れ…。

全滅させた魔物の背後に立っていたのは、ブレミール侯爵その人でした。

ブレミール侯爵と呼ばれたその男は、何匹もの魔物を打倒しても、

汗ひとつかかず、平然と仲間たちのところへ歩み寄ってきます。

その表情に恐れをなした、カエルのような姿をした魔物達は、

慌てて逃げていくのでした。

遅れてすまない、と一言謝罪の言葉を口にしましたが、

会合が長引かれたようですねと部下もほっとした表情。

つまらぬ話をするのが好きなやつらで…と、

足元の倒れた仲間たちの身体を見て一瞬、押し黙るブレミール。

死者を運ぶ準備をしろ、助けてやれなかったが、

せめて一緒に連れて帰ると、呟くのでした。

一方、宮殿では貴族達がなにやら会議室で議論を繰り広げている最中。

荒々しくドアを開け中へ入る、ブレミール侯爵。

その表情は怒りに満ちていました。

さすがブレミール侯爵様、

もう魔物を退治されたのですか?という貴族の薄い賛辞も軽く無視し。

日照が影響してカオカ山の魔物の生態が変わったようで…、と

冷や汗をかきながら言い訳をする貴族に対し。

冷たい一瞥をくれるのでした。

貴族たちの表情は、蛇に睨まれたカエルそのもの。

わかっている、とブレミール侯爵は心の中で呟きます。

各々が利益を得ようとしただけで、

意図的に問題を起こしたわけではない、と分かっているのに。

問題は実際に、だれか解決しなければならなかったか。

拳を強く握りしめたその時。

「ブレミール侯爵、容易く怒りを表に出してはいけません」という

第二皇妃からの言葉を思い出すのでした。

「もし一度怒りを出したのなら、最後まで責任をお持ちください」という

その言葉に、ハッと我に返り。

かろうじて怒りをこらえるブレミール。

僅かな隙は大きな歪みを生むものです、と

冷静さを取り戻し…くるりと後ろを向くと扉へと向かって歩き出すのでした。

その日の会合は終わり、その場を立ち去ろうとする、ブレミールに対し、

自分の娘を使い食事に誘おうとする貴族たち。

時間などない、と冷淡に断りの文句を入れる、ブレミール。

カオカ山がこんなである以上は、

第二皇妃が向かった西部はミヨン砂漠と接しているから、

もっと酷いだろうと察する貴族たち。

その言葉を聞いて、無事でいるだろうかと、第二皇妃エリサを気遣う、ブレミール。

しかし、第二皇妃も戦っているんだ、

俺も自分の役目を果たさなきゃならない、と

馬を撫でながら自分の役割を思い出し。

約束がある限り、俺たちを絆は続く、とその場を後にするのでした。

一方その頃。

西部へと向かう道のりで、馬を走らせ、自分の前に皇子レオンを乗せる第二皇妃エリサ。

皇妃様危険でございます、お戻りください!という騎士の言葉も無視し、

物凄い速度で走り去る皇妃の馬。

ある程度の距離まで、従者達を引き離したところで、

ようやく馬を止め、安堵のため息をつく、エリサ。

その表情を見てたまらず笑いがこぼれる皇子レオン。

お母様がこんなに馬がお好きだったなんて、初めて知りました。

と言われ、意外な顔をする、エリサでしたが。

馬に乗っているとき、走っている時も、とっても楽しそうなお顔してました。

と、言われ…。

そうだったの、知らなかったわ、とエリサ。

知らなくてもいいですよ、と、レオンも負けじと言い返します。

お母様が好きなものを、僕はこれからたくさん見つけます。と言われ、

つい表情が緩むエリサなのでした。

自分がどんな人間かは私も気になるわ。

その言葉に微笑みを持って返すのでしたが…。

瞬間、魔物の気配を察したエリサ。

レオンの眼を手で覆うと、少しだけ目をつぶっていてね、

とレオンに言い聞かせます。

一番大切なものはもう知っているの、

絶対に忘れない、私はあなたの母だということを。

あなたを世界で一番愛しているということよ。

と告げると、全速力で再び馬を走らせるのでした。

後からついてくる、騎士達はまだ魔物の気配を感じられずにいましたが、

第一騎士ローハンから、魔物がいるぞと告げられ。

全速力で第二皇妃エリサを守るべく、彼らもまた、馬を走らせるのでした。

 「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~」36話の感想です。

西部への行く手を阻む、魔物たちがエリサに襲い掛かります。

彼女は果たして無事に目的地へたどり着くことができるのでしょうか?

次回をお楽しみに!

皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~37話ネタバレ!はこちら

Copied title and URL