めちゃコミックで配信中の「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~」38話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
レオンの死という最悪の未来から過去に戻ったエリサ。
未来を変える決心を固め、陰謀渦巻く中、ただ一人、立ち向かうエリサ。
水脈を当てて民を救うべく
西部へ向かう事になるのでしたが…。
森で全速力で再び馬を走らせる第二皇妃エリサ。
全速力でエリサを守るべく、護衛の騎士もまた、馬を走らせるのでしたが。
その後エリサは、魔物が急に襲ってきたことや、
道の真ん中に丸太が積み上げられていたことに不信に思うのでした。
目次
皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~38話ネタバレ
ベルディン公爵の長男であるパトリックの妻は、
第二皇妃エリサのもてなしを、身分が低いジョナサンの妻に
任せるべきではないと言いますが、
それは個人の問題ではなく、公爵家の威信がかかった問題だから
進言しているという彼らでした。
ベルディン公爵はパトリックの妻の意見を認め、もてなしを任せることにしました。
ベルディンが会議の終了を宣言し、
パトリックは妻を伴い無言で退室するのでした。
一方迎えを任された次男のジョナサンを見て、
愚か者と呟き舌打ちをするベルディン。
余計なことを考えずやるべきことをやれ、と言います。
そして女のために全てを捨てるような愚か者を、息子とは認めない。
と侮蔑したような視線を向けるベルディン。
その妻は悔しそうにしています…。
ただただ無言でうつむくのみ。
エリサが水脈を探し出して、民心を安定させた時に、
共にいたものが公爵家を代表する顔となるという、ベルディン。
ジョナサンに与えられた使命は、エリサの迎えだけではなく、
エリサが何を隠し持っているか監視する役目もあるだったのでした。
一方その頃。
第二皇妃エリサは、ローハンに剣の稽古をつけてもらっていました。
騎士達は討伐したばかりの日ぐらいは、休むと思っていたのに、
二人の稽古の様子を見て驚いています。
ローハンから見たエリサの剣術は攻撃的な性質が強く、
防御的な部分も強化できるように考えていたのでしたが。
エリサはしっかりとローハンの剣を受け止め、
そこでエリサは微笑み。
高く飛び上がって剣を振り下ろします。
そして砂埃が舞い、動揺する一同でしたが…。
土埃が収まって、見えたエリサの姿は。
心配する必要は全くなく、水を翼を背中につけ、
まるで天使のようにローハンより高く、見下ろし。
稽古を終えたエリサが野営に戻ると。
レオンは焚き火のそばに横たえられた丸太に、腰を下ろしています。
レオンはエリサが声をかけると。
振り返って嬉しそうに微笑み、レオンの隣に腰を下ろして、
眠れないのかと問いかけます。
レオンが眠れないのはお昼寝をしていたせいだ、と言って、
レオンを膝の上に抱えますが、エリサが言うお昼寝とは、
決して本当のお昼寝ではなく。
日中エリサたちは何度も魔物の襲撃にあい、
レオンが魔物の姿や、騎士達に倒される悲惨なシーンを、
見ることはありませんでした。
が、音は聞こえますし、血の匂いもしたはず。
エリサはレオンに、怖かったかと尋ねます。
するとレオンは、逆にエリサの夢は怖かったかと問いかけ。
エリサが全然怖くなかったと答えると、レオンもエリサと一緒であれば、
どんなに怖い夢だって平気、としっかりした眼差しをエリサに向けるのでした。
エリサが見ているものを、一緒に見たいから。
次からはもうお昼寝はしたくないと言うのです。
エリサが怖い夢を見た時は自分が手を握ってあげる。
小さな手で、エリサの手をぎゅっと握りしめます。
レオンはローハンのように、大きくなったら自分がエリサを守る、と
笑顔で話しかけ。
エリサを一緒に守るというのが、アセンシオとの約束でもあったのでした。
温もりを感じる焚火とは別に、エリサの胸の中にいるレオンの小さな体は、
それ以上に、エリサに温もりを感じさせるのでした。
エリサはレオンの優しさと温かさに、心が穏やかになり、
溶けていくような感じがします。
その瞬間。
エリサは野営の外から、忍び寄る馬の蹄の音に気が付き。
ローハンはその瞬間、騎士達と即座にエリサとレオンの前に立ちはだかり、
殺気は感じないが、確認できるまで待つように伝えます。
実は蹄の音の主はジョナサン。
エリサ達を迎えに来た、と笑顔で挨拶をするのでした。
「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~」38話の感想です。
背中に水の翼をつけた天使のような、エリサは本当に綺麗ですね。
レオンの見た目以上の強さにも圧倒されました 。
次回をお楽しみに!
皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません!~39話ネタバレ!はこちら