こんにちは。2019年11月21日発売のモーニングより、コウノドリ【309話】「気管切開のその後」についてまとめました。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちら
308話では、アヤカは全ての責任は自分にあると悲観的な状態でメイちゃんの気管切開の処置を決断しました。
しかし、そう感じている間は気管切開をしないという新井、自分の子供が長い間NICUにいた工藤との話し合いの末、家族全員が納得する形で気管切開の処置をすることとなりました。
目次
コウノドリ【309話】最新話ネタバレあらすじ
メイちゃんの気管切開の手術が明日に迫りました。
NICUで眠るメイちゃんを見ながら、気管切開をすることで修学の幅が狭まるという言葉が引っかかっていたアヤカは、新井と工藤にメイちゃんは普通に幼稚園や学校に行くこと、勉強したり友達と遊ぶことができないかもしれないのかと尋ねます。
場所を変えて新井と工藤がアヤカの質問に答えます。
結果から言えば、遊ぶことも学校等に行くことも可能です。
しかし、気管切開をしたことで日中も吸引などの医療ケアの必要がでてくるため、幼稚園や保育園に関しては親の付き添いありで通えるところ、いうなれば付き添いアリでも通えないところが多いのが現状です。
それも小学校になれば変わってきます。各自治体によりますが、特別支援学校に通うか家族と一緒に普通の小学校に通うという選択肢が出てきます。
話の途中ですが、ここで今橋がNICUで看護師をしていて気管切開をした子供を育てている内海を連れてきました。
NICUの所に戻り、本田夫妻は内海に色々話を聞き始めました。内海の子供は普通の学校に通っています。
しかし、学校にいる間親が付きっ切りとなると仕事も出来ず、負担がとても大きくなります。
それに親から離れることも子供には必要です。
内海は親の付き添いが無くても通える小学校を探して引っ越してきたようで、そこでは専任の看護師がついてくれているようです。
そのような学校が少ないのが現状、内海はそんな学校がもっと増えてくれればいいと話します。
家に帰り、本田夫妻は今日聞いた話を祖父母にも共有しました。
アヤカの父は、大変だということが最初から分かっていてよかった、後から悩まずに済んだと言います。
メイちゃんの気管切開が終わり、本田一家はカニューレ交換の指導を受けています。
まずは工藤がやる様子を動画で撮影し次の交換までの1週間みっちり勉強します。
そして1週間後は母アヤカがやってみます。
アヤカが出来るようになれば家族にも教えられるという小松ですが今橋は、アヤカは医療者でも指導者でもないので退院まで1ヵ月かけて全員がNICUでしっかり覚えてもらうと言います。
アヤカがやる様子も撮影しまた勉強。祖母がやる様子も撮影しまた勉強・・・。
そして祖父の衆がやって来ました。震える手でカニューレを挿管しようとする祖父に、アヤカは遅いと怒り代わりにやろうとします。
しかし新井は、祖父は慎重に安全に出来ていると言い、アヤカを止めます。
初めに覚えたアヤカだからこそ、なかなか出来ない人をみるとひやひやしてしまうのです。
無事に祖父もカニューレの交換が出来ました。
不安なら隊員の時にもう1度やりましょうと祖父に新井が提案すると、祖父は退院の時までにはNICUでやっていることをちゃんと家でも出来るようにならないと、とこぼします。
それには家族みんな同意。
しかし新井は家庭をNICUにしようとしないでくれと言います。
コウノドリ【309話】の感想
予想通り、退院まで1ヵ月かけてみっちり家族がカニューレ交換の練習をしました。自分の処置がメイちゃん命に直接関わっていると思うと、とてつもなく緊張すると思います。
だからこそ見ている家族も不安だし、大きな責任を感じてしまうのでしょう。新井は一度逃げたとは思えないほど、家族に寄り添い、大切なことを教えてくれます。
本当にNICUを変えてくれて、新井はすごいなと思います。戻ってきてくれて本当に良かったです。
コウノドリ【310話】の考察予想
次回は遂にシリーズ完結です!この”新しいNICU”編は気づけば今回で14回目でした。長く続いたシリーズです。
新井の最後に発した言葉の真意が何なのかがわかる回となります。きっと、家族だけで終わらせようとするから失敗たら深く悩んで、責任を感じて、取り返しのつかないことになってしまうことをさしているのでしょう。
悩んだらNICUに来て欲しい、いつでも分からないことを聞きに来て欲しい、子供が成長する様子を一緒に見守っていこうという支えになりたいと新井は考えているのでしょう。メイちゃんと本田夫妻にいい未来が待っているといいです。
まとめ
コウノドリ【309話】のネタバレと感想&310話の考察予想についてまとめました。