こんにちは。2020年3月19日発売の週刊少年チャンピオンより、もういっぽん【69話】「超過」を読みました。この記事ではもういっぽん【69話】のネタバレと感想&70話の考察予想についてまとめました。
68話の内容は、埼玉県立武道館で繰り広げられる柔道新人戦。 新生青葉西校の初戦は昨年優勝校の聖条学園です。 今大会が初デビューの南雲安奈は、聖条の1年生エース雨宮凛から技ありを取られてピンチの連続ですが、驚異の反射神経で健闘します。 しかし残りは10秒となりました。
目次
もういっぽん【69話】最新話ネタバレあらすじ
見合う二人の神童。
残り時間は10秒と凛が優位ですが、安奈の熱量を受けて、父親の後押しする声援もあり、最後の勝負!と守りに入るつもりはありません。
柔道を始めたころの気持ちと強くなった今の技術で勝つ。
気合を入れる凛。
それを受けて安奈の気合いは、さらに増して咆哮します。
あくまでも両者真っ向勝負です。
試合が再開します。
今までの練習が脳裏を蘇る安奈。
“思い出せ、見てきたこと、やるべきこと”
そして、今まで剣道で培ってきた経験が生かされます。
“絞り出せ、できること”
凛の構え、足の位置を見る安奈。
“踏み出せ”
これまでよりも速く足を踏み込んで仕掛けます。
凛は大内刈りで倒しに来ると読み、躱して背負い投げを考えますが、安奈に同じ手は通用しないと判断して、浴びせ倒しに移行します。
すると安奈は柔道の教科書を思い出します。相手を引き出し軸足を伸ばすと同時に跳ね上げますが、凛はそれを内股透しで右から安奈を投げに入ります。
しかし安奈は諦めず、私にしか生み出せないものだと、凛の右足を躱しては、利き足をさらに前に踏み出してもう一度投げに入ります。
気合いと共に左からの投げを豪快に決める安奈。
「一本!!」
瞬間呆ける安奈は、未知が話した強敵を倒した時の快感を思い出しますが、それだけではありません。
嬉しすぎじゃん!南雲〜!とはしゃぎ過ぎる未知。
未知をはじめ友達と一緒にこの喜びを、安奈は言葉にならないくらいに噛みしめるのでした。
もういっぽん【69話】感想
白帯の安奈が優勝候補の秘密兵器を打ち破る大金星。事情を知らない人からはマグレ勝ちとも見えなくもないですが、それも最後まで諦めずに攻め続けた安奈が、守りに入った凛やコーチの父親たちの心に火をつけたからこそでしょう。
確かに柔道では初心者の安奈ですが、ついこの間までは剣道での真剣勝負を繰り広げていた経験が活きたか、残り10秒でも焦ることはありませんでした。
そしてラスト。剣道は味方が勝ってもはしゃぐことは出来ないので、この喜びは柔道ならではでしょう。
もういっぽん【70話】考察予想
青葉西の必勝パターンは、今まで元気印の未知がチームを乗せていましたが、今回の安奈の活躍は勝利以上の勢いをもたらしたはずでしょう。
言葉にならない安奈の喜びを見ると、まさに少年マンガの王道のような展開です。新人戦は3人勝負なので、1人1勝は5人制よりも重みがあります。
青葉西はルーキーの安奈の活躍を見て、経験者の未知や早苗もうかうかしていられません。
しかし、聖条も先輩たちが繋いできた王者の意地から、志穂、愛の2人の巻き返しは必至です。
まとめ
2020年3月19日発売の週刊少年チャンピオンより、もういっぽん【69話】「超過」のネタバレと感想&70話の考察予想についてまとめました。