逃げ上手の若君59話ネタバレ!時行の考える作戦とは? | 放課後マンガ

2022年4月18日発売の週刊少年ジャンプ20号掲載の「逃げ上手の若君」のネタバレについてまとめました。

【前回のあらすじ】

尊氏暗殺計画は失敗に終わり、楠木正成の助けもあって何とか無事に逃げ切った時行たち。

そして帝暗殺計画を失敗した泰家たちと合流し、諏訪に戻ったのでした。

逃げ上手の若君58話ネタバレはこちら

1x1-trans_-1411798 1x1-trans_-1411798

目次

逃げ上手の若君59話ネタバレ

二年前、足利尊氏の裏切りにより、鎌倉幕府は滅亡しました。

幕府の後継者、北条時行は諏訪頼重の庇護のもと、信濃で力を蓄えながら鎌倉奪回の機を窺ってきました。

そして兵力、士気、タイミング、心構え、揃うものはすべてそろいました。

その頃、京では帝暗殺未遂と尊氏襲撃事件が同時に発生したことで騒ぎになっていました。

西園寺は共犯者について、口を割りませんでした。

後醍醐天皇は京を攻める計画かもしれないので、関東にいる武士を呼び寄せて京を護らせるよう尊氏に命じました。

尊氏は時行のことを取るに足らないと感じていたものの、逃がすべきではなかった、勘が外れたと少し後悔していました。

その頃、頼重は時行から、佐々木道誉の娘と会い、楠木正成と会い、足利尊氏の暗殺に失敗したと聞いて驚いていました。

どうやら頼重は生きて帰ってくることは何となくわかっていたものの、まさかそこまで体験しているとは思わなかったようです。

立場をわきまえず危険な真似をしてごめんなさいと謝る時行ですが、頼重は結果的に想定以上で、今頃京の混乱は最高潮だろうと推測します。

そのため、大戦を始めるのは今をおいてないという頼重。

天狗党の監視を掻い潜り、開戦の準備も無事に整ったらしく、最後にどの道から鎌倉に攻めあがるか総大将である時行に選んでもらいたいと頼重は要求しました。

まず家臣の中で最有力なのが南の最短距離で、守りの堅い甲斐の武田を最速で突破する道。

もう一つは北の長い道で、平たんではあるものの足利と新田の本拠地を突っ切る必要があるとのこと。

諏訪の者たちは最短最速で鎌倉を奇襲するのがいいと提案しますが、時行は遠回りの北を選ぶべきだと言いました。

しかし諏訪の者たちは、長い道のりは敵だらけで、本拠地に残った郎党たちも強いので茨の道だと心配します。

すると時行は頼重に理由を聞かれ、語り始めます。

時行が京を回って武士たちの声を聞いたところ、多くの武士は帝から心が離れており、特に新田の郎党に不満が多いので、今攻めても敵は一丸にはならないだろうと推測します。

鎌倉を攻めた実行犯の新田義貞は、彼の本拠地で挙兵した時、ほんのわずかな兵だったのだとか。

しかし尊氏が自分の幼子を預けた途端、足利の名声に釣られて続々と味方が集まり、鎌倉につく頃には数万騎にも膨れ上がったようです。

足利の子にできたことは、北条の子である自分にもできることだと思うという時行。

もし最速最短で鎌倉へ攻めても、最悪信濃の兵だけの小さな乱になってしまいます。

それなら、まず一度鎌倉から逃げてはどうかと時行は提案します。

新田と同じ道を分かりやすい象徴となる幼子を担ぎ、現政権に不満を持つ武士を集めながら鎌倉に進む・・・。

北条時行を使えば、敵が鎌倉にやったことと同じことができるのです。

そんな時行の作戦に諏訪の者たちは感心します。

頼重は時行にその作戦をどこで考えたのかと尋ね、時行は京から帰る道すがらだと答えます。

細かい部分は吹雪と雫が考え、時行は力攻めをして信濃の兵に無駄な出血をしてほしくないと、大まかな方針を示したのだとか。

頼重は京での経験が明らかに時行を大きくしたと感じました。

しかし諏訪時継は、鎌倉を目指す前に信濃に最大の障壁である信濃守護の小笠原貞宗がいると言います。

貞宗はいち早く鎌倉を捨てて尊氏につき、この2年で信濃の最大勢力へとのし上がっていました。

鎌倉へ行くために信濃を出れば必ず貞宗に背後を突かれるので、必ず奴を叩かねばならないという時継。

頼重は百戦錬磨の貞宗の相手は自分が務めると言いつつも、不安要素となる貞宗の鬼札、瘴奸を時行に討ち取ってもらうと命じました。

諏訪陣営の中で最も瘴奸を知るのは時行です。

前回のように瘴奸の奇策で大逆転されるというのが最も怖いので、それを未然に防いでほしいとのこと。

先ほどの戦略眼を見て決めた、今のあなたならきっとできるはずだと頼重は時行に告げました。

その頃、貞宗は戦の準備を整えていました。

天狗には、諏訪がすぐに戦を仕掛ける可能性は低いと報告されたようですが、貞宗は頼重が必ず挙兵すると確信していました。

しかし前に倒した犬甘・常岩が山に潜み、貞宗の兵への襲撃を繰り返しているため、彼らの軍は徐々に力を削がれているようです。

そのため貞宗は、瘴奸の読みを頼りにしているようで、見事頼重の首を取ってみせろと瘴奸に命じるのでした。

逃げ上手の若君59話感想

いよいよ戦が始まりますね。

まずは因縁のある貞宗と瘴奸との戦いになりそうですが、どんな展開になるのか楽しみです!

次回の逃げ上手の若君60話が掲載される週刊少年ジャンプ21号は4月25日に発売されます。

逃げ上手の若君60話ネタバレはこちら

Copied title and URL