こんにちは。ひらりです。
2021年8月10日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君【27話】「死にたがり1334」を読みました。
26話では、信濃の新国司清原の横暴により、不当な年貢を取られいたずらに命を奪われた北信濃の諏訪神党が反乱を起こしました。
勝ち目はなく敵地に応援も送れないため、どうにかこの争いを止めようと向かった時行たちは、いきり立つ侍を止められる気がしません。
それでは、この記事では、逃げ上手の若君【27話】の考察・展開予想とネタバレ確定&感想についてまとめました。
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逃げ上手の若君【27話】最新話ネタバレ「時行の作戦終了?」
北信濃にある川中島に着くまでの間、諏訪神党の軍勢を逃がすためにするべきことを考え、時行は郎党に指示を出していました。
それは諏訪神党が逃げる提案に乗ってくれたという前提があっての物でしたが、現実はそう上手く行きません。
争いの中で逃げるという時行の読みは完全に外れ、諏訪神党は完全なる臨戦態勢。
しかも自らぶつかり華々しく散ろうとしています。
負けてもいいのだ、武士として戦うのだと死ぬ覚悟を持って止まらなくなっている人間を止めることは非常に難しく、
皆を逃がすと言う時行の作戦は実行されぬまま終わってしまいそうです。
逃げ上手の若君【27話】最新話ネタバレ「戦う以外に道はなし?」
大人しく逃げることに従ってくれない人たちですが強引に連れて行くことも不可能です。
となれば時行たちもこの戦いに参加する必要があるのでしょうか?
頼重は時行が生き伸びる未来だけを見ており、諏訪神党の被害がどれほどのものになるかを見られていません。
時行たちがこの戦いに参加することで、被害数に変化が出ます。もし戦わないことで被害が小さくなるのであれば戦いたくはないはず。
しかし止めることが出来ないのであれば戦うしかなくなってしまいます。
逃げ上手の若君【27話】最新話ネタバレ「1334年ラストの戦」
もう27話であることから、この戦いが1334年最後の戦になると予想します。1335年に入れば中先代の乱という大戦が時行には待っているのです。
今から始まる戦でたくさんの命が奪われてしまったからこそ、仇討ちも含めて中先代の乱を起こすことを決めるのかもしれませんし、
逆にここでたくさんの命を守れたからこそ時行についてきてくれる人が増えて勝機が見えたのかもしれません。
どちらにしてもこの戦が1335年に繋がる大きなきっかけになることは間違いないでしょう。
逃げ上手の若君【27話】最新話ネタバレ確定「死にたがり1334」
死ぬ覚悟を決めている保科たちに、逃げろとは言えない時行は自分がここから逃げたい気持ちになっていますが、郎党たちはそれを許しません。
全員が誇りのために死ぬことだけを考えていますが、1人だけ落ち着いて時行に話しかけてきます。
本当に時行たちが諏訪大社からの遣いであるかを確認するその人物は四宮左衛門太郎。今回は隣領から保科の助太刀に来たのです。
時行が持ってきた書状を確認した四宮は、頼重が逃げることを進めていることを分かってくれました。
時行はやっと見つけたまともな人に感動しており、吹雪が代わりに四宮と話を進めます。
四宮は保科を逃がす策を考えていますが、話が通じないことからどうしようもないと困っています。
それでも保科は優秀でいい人物、死なせたくはありません。
四宮は諏訪大社からの遣いならば説得できるかもしれないと時行たちに頼みますが、やはり保科に話は通じません。
吹雪と弧次郎は戦いは避けられないと思い始めました。
戦わずして逃げさせることは不可能、そうなればなんとか1日持ちこたえさせて疲れたところを説得して逃がすことしか可能性はありません。
時行たちはその方向で準備を進めます。
そうこうしている間に、清原率いる国司軍が保科領に矢を放ってきました。
こうなることも予想通り、保科軍も矢で応戦します。
このまま保科の戦力が削られると次に国司軍は突撃してくるはず。
そこで玄蕃が敵領の風上で焚き火を始めます。消しにくい場所でたくさん煙を焚き、消火のための人手をさきます。
ついでに煙のために矢による攻撃も止まりました。
余った軍勢が浅瀬を渡り保科領を目指します。すると今度は浅瀬のはずの川の水が増水し始めました。
吹雪が貯水池の水を放流したのです。ついでに丸太も流れていき、国司軍が一気に攻めてくることは防げています。
小出しにやって来る敵を倒していく保科軍ですが、それでも敵の数はまだまだいるため怪しいところです。
このままでは不味いため、ついに弧次郎参戦。
弧次郎の活躍で保科軍が時行たちに耳を傾けてくれることが期待されましたが、保科は弧次郎も一緒に死んでくれるのだと勘違いして喜びます。
その言葉に戦慄が走った時行は、死に様にこだわるばかりの保科に対し、戦をやめろと冷たい目で言います。
弧次郎が命をかけるのは保科の下らない死に様のためではないのです。
逃げ上手の若君【27話】感想
死ぬ死ぬ言っている侍たちの中に1人だけ冷静な人がいるため、四宮は一瞬怪しい人物なのではないかと考えてしまいましたがそうではないようです。
今回見所だったのは時行の感情の移り変わりです。
まずは説得出来なくてすぐにでも逃げたい弱虫の時行でしたが、四宮の登場で光を見つけ説得方法を考えました。
そして最後、自分達の勝手で弧次郎を犠牲にしようとする保科たちに怒りを露にしました。
この短時間で時行の中の何かが変わったのだと直感しました。
まとめ
この記事では、逃げ上手の若君【27話】の考察・展開予想とネタバレ確定&感想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。