こんにちは。ひらりです。
2021年2月22日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君【5話】「狩猟1333」を読みました。
4話では、時行は頼重の領地である諏訪大社に匿われることになりましたが、武芸と学問の鍛練を強要され、毎日逃げ出す日々を送っていました。
元よりお飾りの王となることが決まっていたため何にもやる気を出してこなかった時行ですが、頼重に騙され真剣に鍛練に励むことを約束しました。
それでは、この記事では、逃げ上手の若君【5話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
目次
逃げ上手の若君【5話】最新話ネタバレあらすじ
足利高氏は鎌倉幕府を倒したことで、首都京都で大歓迎を受けました。
さらに、長く鎌倉幕府に抑圧されてきた後醍醐天皇ら朝廷にも功績を称えられ、後醍醐天皇から一文字を貰い、足利尊氏という名になりました。
天下が朝廷に戻ってきたことで本当に尊氏に感謝している後醍醐天皇は、尊氏に朝廷でやりたい官職があればやらせると提案しますが、尊氏は自分は武士であるからと断ります。
代わりに後ろに控える郎党たちのことをお願いしたいと頼みます。
朝廷は笑顔で気遣いも出来、権力に執着しない尊氏に感激し、信用しました。
しかしこの時見せた尊氏の笑顔は、幼少期から尊氏に仕える執事高師直にはますます人間離れしたように思えます。
尊氏は郎党含め皆で帝を支えるといいながら、じんわりと侵食を開始します。
その頃、諏訪にも慣れ始めた時行に、頼重は時行の郎党を集めることを指示します。
全てを失った時行のために戦う武将を一から集めなくてはならないのです。
現在、時行のまわりには同世代では随一の刀使いを誇る前途有望な弧次郎、怪力を誇る亜也子、秘術を使える雫の3人がいます。
全員が時行と同い歳であり頼重のおすすめであるため、まず手始めにこの3人と慣れ親しみ使いこなして見せよと頼重は言いました。
とはいえ、3人と話していると時行は郎党が何か分からなくなりました。
そして亜也子の提案で全員で狩りをしてみることになります。
1羽のうさぎを狙い4人が外に出ていた時、突如隣国で噂になっていた牛鬼が4人の前に現れ、兎を食ってしまいます。
鎌倉末期、飢饉による飢えに苦しんだ獣は、人間を食らうようになっています。
今まさに時行たちを餌と見る巨大な鬼牛が、突進してきます。
逃げ上手の若君【5話】感想
尊氏が朝廷で見せた笑顔を見た時、まさか本当の英雄なのか、と一瞬だけ思ってしまいましたが、謀反を起こす人間がそもそもいい人物であるはずがありません。
人間離れした笑顔と表現されたその目描き方はまさに松井優征ワールドであり、魔人探偵脳噛ネウロを彷彿とさせます。
今回の作品は現実離れしたものではなくしっかりとした歴史に基づいた史実譚でありますが、
要所要所に、松井先生にしか出せない狂気のイラストが混じるのが、見所だと感じます。
逃げ上手の若君【6話】考察予想
郎党を集めるためにまずは身内から、という事で始まった狩りにまさかの強敵出現。
時行の命を狙う者というよりは人間の命を狙う化け物ですが、逆に理性がないからこそ恐ろしい部分があります。
今回は4人同時に命を狙われているため、時行の逃げ術と他4人の連携で戦うことになります。
時行の場合、従えるというよりは共に歩んでいく仲間として郎党を集めていく気がしています。
この時代に仲良しごっこなどあり得ないようにも思えますが、逃げという既に常識を外れた行動をとっている時行ならば十分にありえることです。
まとめ
この記事では、逃げ上手の若君【5話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。