こんにちは。ひらりです。
2021年7月1日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【55話】「ヤングケアラー②」を読みました。
54話では、
脳卒中で倒れ障害者となってしまった母親の介護を1人で担う足立茜のことは学校でも認知されていましたが、学校はしっかり者の茜ならば大丈夫と深く考えていません。
しかし、向山は茜のことを気にして面談を希望するのでした。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【55話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-55話最新話ネタバレあらすじ
向山は足立茜と面談しています。
母親や家のことを聞いている間、茜はずっと眠そうにしていました。
1人で介護と家事をこなす茜には相談相手や頼れる相手がいるのかと聞く向山ですが、茜1人で大丈夫だと笑って授業に行きました。
向山は茜が大丈夫だと言った事を教師に伝えます。教師は本人が言っているなら大丈夫だろうと判断し、大変な状況の子は大人になるのも早い、と既に将来は理学療法士になりたいという茜の夢を向山に話します。
茜はしっかりしていると先生は安心しきっていますが、向山はこのままでは茜が将来を諦めることになるかもしれないことを危惧していました。
その晩、向山の家に志保が来ました。
他愛ない会話の後、向山は滝川悠里のような状況の子を見て何を感じるかと志保に聞きます。
志保自身、幼い頃に少しの期間だけ自分1人で色々なことをやって来ました。茜や悠里と比べると本当に短期間で気持ちが分かるとは言えませんが、それでも「かわいそうな子」として同情することが志保には出来ません。
それぞれの子は頑張っている、志保はその頑張りを褒めてあげたいと思っているのです。
次の面談の際、向山は茜にヤングケアラーのことを話します。茜は自分がヤングケアラーに該当するとは言えないと答えました。
向山は話題を変え、今度は茜の将来の話をします。これ以上将来の選択肢が狭まってしまう前に向山は手を打ちたいのです。
その日、家に帰った茜は母親から塾を辞めることを伝えられました。元々受験は出て行った父親が言っていたこと、更に課題が出来ていないことから母親は塾が必要ないと思っていたのです。
リエゾン-こどものこころ診療所-55話感想
今はまだ自分の状況を深刻に考えることなく大丈夫だと言っている茜ですが心配になりますね。
向山は志保にヤングケアラーの子がかわいそうだと思うかと質問しましたが、この質問の裏には向山の経験も隠されているのではないかと予想します。
今の向山は茜を助けたいと思っている気持ちが強く伝わってきます。しかし無理やり何かをすることは絶対にダメです。
向山だけが気づいている茜の危険信号は、どのようにして周りに認知してもらえるのでしょうか。
リエゾン-こどものこころ診療所-56話考察予想
茜が課題をしていないのは課題をする時間がないからです。学校でも眠さで授業も疎かになり、勉強する教材さえ奪われて行けば茜の学力は落ちて行きます。
そもそも、母親は働けないため、父親から養育費を貰っていても親子2人が暮らしていくには少ないでしょう。
お金がなければ大学に行くことも専門学校に行くことも難しく、勉強が出来なければ奨学金も期待できません。
茜の将来が狭まると言うのが現実を帯びてきました。茜は救けを求めてくれるのでしょうか。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【55話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。