こんにちは。ひらりです。
2021年7月8日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【56話】「ヤングケアラー③」を読みました。
55話では、
体が不自由な母親の介護を1人で担っている足立茜の将来を向山が心配するも、茜は大丈夫の1点張りで誰も頼ろうとはしませんでした。
毎日眠そうにしながら学校と介護の日々を送る茜は夢も決まっていますが、母親からは塾を辞めると言われました。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【56話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-【56話】最新話ネタバレあらすじ
課題もろくに出来ていない茜は無理して受験をする必要もないと母親は考えています。
茜の頭に向山の言葉がよぎります。
茜は受験をしてみたいと静かに言いました。母親はそのことだけは了承してくれました。
うとうとしながら勉強をしている茜。いつの間にか日も変わっています。
その時大きな音がして茜は目を覚ましました。洗濯物が落ちてしまったのかと思いベランダに急ぐと、ベランダは洗濯ものだけではなく植木鉢も倒れてぐちゃぐちゃの状態になっていました。
茜は自分の不甲斐なさを嘆きます。
びしょぬれで洗濯物を取り込み茜が家に入ると、母親が声をかけてきます。
茜は実際にあったことを言わず、物が倒れただけだと答えました。
母親はそんな茜にトイレに行きたいと頼みます。
母親をトイレに連れて行った後、洗濯物を並べている茜。気づけは3時を回っていました。
翌日家に来たヘルパーには怒られてしまいました。台風のことは伝えていたのに何をしていたのか、母親が怪我をしたらどうするのか、茜はただ謝りベランダの片づけをします。
しかしそんなベランダで茜は涙を滲ませながら眠ってしまいました。
志保は佐山と共にまた夜間託児所に来ていました。そこでママである千佳の生い立ち、そして向山もヤングケアラーであったことを知ります。
職員会議では茜の話が上がっています。茜は最近遅刻と欠席が多くなりました。
向山はこのままでは取り返しがつかなくなってしまう、と自分から見た茜の状態を説明します。
それでも教員の1人は、学校には出来る限界があると言いました。
それでも向山は家族の世話をすることは良しとして、それが子どもの将来を閉ざしてはならないと静かに言います。
すると向山をじっと見ていた教員の1人が、向山の意見を受けて家庭訪問をすることを提案しました。
リエゾン-こどものこころ診療所-【56話】感想
このシリーズでは向山にスポットが当たっていたことから、向山の過去に何かがあったのだろうとは予想していました。それがヤングケアラーであったことが今回分かりました。
向山の太ももにある傷は恐らく自傷の痕です。向山はとても辛い生活を送っていたのでしょう。そして自傷行為をすることで何とか逃げ道を作っていたのだと思います。
同じ経験をしたからこそ、向山は茜を救うことが出来るのでしょうか。こういう時立場があるとはいえ中々動いてくれない学校の対応には納得がいきません。
リエゾン-こどものこころ診療所-【57話】考察予想
次回シリーズ「ヤングケアラー」完結です。家庭訪問で何かが変わっているのでしょうか。母親は茜が遅刻していることや欠席をしていることをどう思っているのでしょう。
仕方がないとは言え、自分が茜に苦労をかけていることをあまり自覚していないように見えます。
本来であれば茜は父親の方に行ってもいいはず、その上で母親の元に残り介護を続けていることの意味を母親が分かってくれるのか、気になります。
茜の将来が開けた物になりますように。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【56話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。