リエゾン-こどものこころ診療所-【61話】最新話ネタバレ感想|しつけと虐待の境界線 | 放課後マンガ

こんにちは。ひらりです。

2021年9月2日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【61話】「虐待と通告③」を読みました。

60話では、

児童相談所が木内宅に家庭訪問を行うも心彩に会うことは出来ませんでした。

しかし権限を持っているからこそ曖昧な情報で家庭の問題に踏み込むわけにもいかない児童相談所は、手順を踏んで心彩を助け出すための行動をとり始めます。

それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【61話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

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リエゾン-こどものこころ診療所-【61話】最新話ネタバレあらすじ

佐山クリニックへの診察に来た母親が子供についての話を終えた後、志保は家で子供を怒鳴ってしまうことがあるかと聞きました。

ある、と返事をした母親に佐山が話を聞きます。

元々バリバリのキャリアウーマンだった母親は、働いている時は感情的に怒ることがありませんでしたが、今はちょっとしたことですぐにイライラしてしまうと言います。

必要以上に怒ってしまうことに、母親自身いつか一線を越えてしまうのではないかと危惧しています。

どうにか怒りを抑えようと本を読んだりしている母親に、佐山は怒りの先には別の感情があるはずだと説明します。心配だから怒ってしまう、そのようになぜ怒るのかに気づくことが出来れば客観的に感情を整理できるとアドバイス。母親は一応理解したようで帰っていきました。

しかし志保はまだ気になっています。感情が抑えられずしつけが虐待に変わる境界線が志保には分からないのです。

虐待は支配でしつけは子どもを導くものだと言う佐山は絵を描きながら、4つの児童虐待について説明してくれます。身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、育児放棄。

虐待の後遺症は身体障碍などとして残るものは勿論、以前来院していた賢のように愛着形成に影響を及ぼすこともあります。

更に最も身近な親から必要とされなかった子どもは、人から大切にされることが何か分からなくなってしまうと佐山は言います。

この時、この日佐山クリニックを訪れた母親は我儘を言ってご飯を落とした子どもをはたいてしまっていました。子どもは母親に対して大嫌いと叫び泣き出していました。

また木内家では冷蔵庫を開けてヨーグルトを食べている心彩の前に母親が現れます。

リエゾン-こどものこころ診療所-【61話】感想

今回の話の中心となったのは木内心彩と児童相談所の内容ではなく前回ラストで佐山クリニックを訪れた親子のことです。

この母親の場合はしつけと呼べる範囲だと思いますが、それでも周りの目は分かりません。虐待を疑われて通報されることもあり得ます。親も人間であるため自分の思い通りに物事が進まなければイライラすることもあるでしょう。

子どもが障がい児である場合は猶更です。家族であっても人と関わるのは大変だと強く感じました。

リエゾン-こどものこころ診療所-【62話】考察予想

遂に恐れていたことが・・・。母親が言う事を聞かない息子に手をあげてしまったのです。ママ嫌いと言われてしまいましたが、手をあげたことに一番後悔しているのは母親自身でしょう。

これからは、今回の出来事がきっかけとなり頻繁に暴力を振るうようになってしまうか、それとも自分を追いつめてしまい生活が難しくなるかの2択です。

もしも暴力に繋がり、ここから本当の虐待になってしまった場合、止めることが出来なかった佐山たちも悔やまれます。

▷リエゾン-こどものこころ診療所-【62話】へ

まとめ

この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【61話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。

ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。

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