三丁目の夕日【992話】最新話ネタバレ感想|993話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年6月3日発売のビッグコミックオリジナルより、三丁目の夕日【第992話】「タイムカプセル」を読みましたのでご紹介します。

まだ991話をご覧になっていない方はこちらからお願いします→三丁目の夕日【992話】へ

毎回ほのぼのとしたテーマで描かれることが特徴であるが、前回は中学生まで生きられないと言われた主人公が、開発された薬で劇的に回復し、特殊能力まで持った話であった。

目次

三丁目の夕日【992話】最新話ネタバレあらすじ

今回の主人公は夏川達夫さん27歳である。現在仕事はマンガ家であるが、たまたまアパートが空いていたので、子供の頃に住んでいた町に引っ越してきた。

懐かしい風景はまだ残っており、それを見ながら散歩するのは楽しみであるが、知り合いが多く、口うるさい特におばさんにしょっちゅう出会うのは苦痛である。

夕日小学校の六年生であったころ、この町に住んでいたが、秋山文子ちゃんにあこがれていた。

その頃からタッチャンの夢は漫画家になることで、面白い漫画をいっぱい書いて、多くの人に見てほしいと思っていた。

文子ちゃんの夢は、タッチャンの夢は聞いておきながら自分の夢は秘密という事であった。

二人は家が近かったのでずっと仲良しであったが、タッチャンがお父さんの仕事の関係で、九州に引っ越すことが決まっていた。

一方、フミちゃんも家の事情で北海道に引っ越すことが決まっており、二人は北と南のはし同士で離ればなれになる予定であった。

二人はタッチャンの提案で、この町に住んでいた記念と思い出にタイムカプセルを埋めることにした。

まだタイムカプセルという言葉がポピュラーでない頃の話で、フミちゃんはそれが何かわからなかったが、タッチャンにならって夕日小学校の庭に二人でタイムカプセルを埋めた。

タッチャンは15年ぶりにこの町に引っ越してきてそのカプセルの事を、何故か常に思い出すようになった。

そしてなんと北海道から帰ってきたと言うフミちゃんに出会った。そして一緒にむかし埋めたタイムカプセルを掘り出してみたが、その時何故かフミちゃんはいなくなっていた。

三丁目の夕日【992話】を読んだ感想

タイムカプセルを掘り出した数日後に、タッチャンはフミちゃんが北海道の病院で亡くなっていたことを知った。

フミちゃんは中学生になってから重い病気で長い入院をすることになり、闘病生活の末に亡くなっていたのである。フミちゃんのタイムカプセルの手紙の中身はタッチャンのお嫁さんになる事であった。

タッチャンの夢は漫画家になってフミちゃんをお嫁さんにする事であり、二人とも夢の中身はほぼ一緒であったが、残念ながら結婚は出来なかった。フミちゃんはそれが心残りでタッチャンに会いに来たのだろう。

三丁目の夕日【993話】を考察

話としてはありふれたストーリーである。幼馴染の二人がお互いに心惹かれるものがあったが、親や家の都合で離ればなれになってしまう。

そしてお互いに好きでありながらそのことを言えずに別れてしまうが、何かの拍子にお互いに好きであったことを知って、別れたことを後悔する。

そして不幸が襲い、フミちゃんのように女性が早くなくなってしまい幽霊になっても、そのことを伝えにやってくる。しかし、西岸良平が漫画にすると、ほのぼのと、もの悲しい。

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