こんにちは。2019年11月13日発売の週刊少年マガジンより、線は、僕を描く【第21話】「奇跡のはじまり」を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちら
20話では、霜介の大学の学園祭がはじまり、霜介は展示だけでなく水墨画教室を開いたりして忙しく時を過ごしていました。
そんな学園祭にとても大きなことが起ころうとしています。水墨画サークルの様子を見に来ていた湖山が揮豪会を開いてくれるというのです。
目次
線は、僕を描く【21話】最新話ネタバレあらすじ
霜介が先生を務めている学園祭での水墨画教室からは、小さな女の子が手を真っ黒にして満足そうに帰っていきます。
楽しかった、と言いながら歩いていく女の子を見た西濱は、”お絵かきが楽しい”は真理だと霜介に言いに来ます。
西濱が古前を探しますが、古前は別のサークルに行ってしまったようです。
どうしたのか、と霜介が聞くと西濱は、古前の作品が素晴らしいと思ったと言います。
古前が描いたのは”イカ”の絵。
ルール無用でめちゃくちゃのように見えますが、西濱はそこが好きだと言います。
川岸の絵も頑張りが伝わってくると言う西濱に、霜介は今朝千瑛の絵を見て何を考えていたのか聞きます。
西濱は、千瑛が余白を意識している、自分の弱点に気づき始めていると答えました。
千瑛の弱点に気づいているのなら教えてあげればいい、と言う霜介ですが、西濱はすでに描いて教えたと笑います。
描くことは教えることなのです。
ほのぼのと話す2人のもとに、古前、千瑛、川岸が慌ただしくやってきました。と同時に緊急放送が入ります。
湖山の揮豪会が開催についてのお知らせです。
霜介はまだことの重大さを理解していませんが、会場は大騒ぎ。どんどんパイプ椅子が運ばれてきますが、到底足りる様子ではありません。
大きさも墨の量も桁違いの湖山の揮豪会はなかなか見られるものではないようです。
西濱はこの揮豪会で、湖山の弟子でよかったと思えるはずだと霜介に言います。
ステージの設営が終わり、席は空いているはずがありません。
それどころか人がひしめき合っていて、見る場所が見つからないなか、なんとか古前に呼ばれて霜介は場所を確保できました。
湖山がステージに上がりました。
挨拶をしてから上着とベストを脱ぐと、湖山は軽く準備運動をして筆をとります。
後ろ姿しか見えないものの、霜介には湖山が笑っているのがわかりました。
遠くだけど遠くない。霜介は今から奇跡のはじまりを目にします。
線は、僕を描く【21話】の感想
西濱は湖山のもとで大事なことをしっかりと学んでいるので、絵を描く上で何よりも大事なことは楽しむことだと思っているようです。
子供はその点では右に出るものはいないでしょう。千瑛はそんな基本であり、大事なことを忘れてしまっているのかもしれませんが、それも最近になって少しずつ変わってきているようです。
頑張りすぎないこと、技術に頼りすぎないことが水墨画だけでなく、絵を描く上で最も重要なことなのではないでしょうか?
線は、僕を描く【22話】考察予想
揮豪会がメインになる話です。大きなパネルに描かれる湖山の絵は、霜介に一体何を教えてくれるのでしょう。
準備運動をしていたことから、全身を使って舞うように描かれていく気がします。その姿も、描かれていく線も、全部が絵を、水墨画を楽しいと伝えてくれると思います。秋の題材は紅葉でしょうか?
題材がどうこうよりも、絵は大事なことを伝えてくれるのでそちらが気になります。有名過ぎる湖山は、ステージ上で霜介の話をするのではないかと思っています。
まとめ
線は、僕を描く【第21話】「奇跡のはじまり」のネタバレと感想&22話の考察予想についてまとめました。