こんにちは。2019年11月6日発売の週刊少年マガジンより、線は、僕を描く【第20話】「いい絵」を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちら
19話では、春蘭が大分上達した霜介は、初心者最終画題の師として、湖山から1本の菊を渡されました。
水墨画にとって大事なものをすぐに言つけてしまう霜介に、湖山が言った”絵は絵空事”という言葉の意味を、惣介は深く考えます。
目次
線は、僕を描く【20話】最新話ネタバレあらすじ
気付けば学校祭当日です。
西濱に手伝ってもらいながら水墨画サークル展示場の設営をする霜介は、以前もこのようなバイトをしていたなと思い出しています。
湖山と出会うきっかけとなったバイトです。
見る側だったあの頃とは逆の立場。
たくさんの人が自分の絵を見ることを考えると、霜介はドキドキしてしまいます。
展示する絵を出していると、1番最初に出てきたのは千瑛の描いた椿です。
西濱は千瑛の絵を見て何かを感じていますが、それが何なのか、霜介には分かりません。
次に西濱が霜介が何を描いたのかと聞くと、古前が霜介の絵を渡してくれました。
絵を設置し、霜介の絵を見ると西濱は嬉しそうです。
古前は無言で霜介の絵を見つめています。
設営が終わり、学園祭がスタートしました。
千瑛と共に、湖山も水墨画サークルの展示を見に来ていました。
看板娘として袴を着ている川岸は、その姿を千瑛に褒められて気絶するほどに喜びます。
川岸だけでなく霜介も和服、甚平を着ています。
水墨画体験会もやっているようで、お客さんに水墨画の描き方を教えていた霜介は千瑛と湖山を見つけると、一気に青ざめます。
違う、古前に無理やりやらされて、と言い訳する霜介は、湖山は何も言っていないのに反省し、ものすごく落ち込みます。
湖山はそんな霜介の姿を見て笑っています。
そしてようやく作品を見に行きました。
霜介は”崖蘭”を描いていました。
霜介の絵を見ると、湖山は美しい線だと言って霜介を褒めます。
千瑛は何も言いませんでした。
なんだか朝からずっとテンションが低いような、妙に落ち着いている古前に、様子が変だと霜介は切り出します。
古前は、それに対し、霜介の描いた絵が良い絵だと思ったと答えます。
絵のことは分からないけど、霜介の絵のことはなんかわかるという古前は霜介と会った時のことを離し始めました。
何かを抱えていそうな霜介を見て興味がなかったと言う古前は、今でもあまり興味はないと言います。
霜介にとってはそんな古前と居ることが心地よくありました。
古前は辛いことがあって立ち止まる人がいる中で、霜介は負けなかったことに気付いたと話しました。
なんだかしっとりとした空気になると、古前はいつもの様に大声を出してこの空気を壊しました。
こんな空気になるのが嫌で、1日霜介を避けていたようです。
霜介と古前が話している裏では、湖山が大学から頼まれて絵を描く話が進んでいました。
この場にいる全員の前で、超一流の芸術が見られる。
篠田湖山の揮豪会が始まります。
線は、僕を描く【20話】の感想
無事に学園祭を迎えられました。水墨画体験会をしているところを湖山に見られて、すごく反省する霜介の姿がとても面白かったです。
本当に経験ゼロの人からしたら、霜介も先生になるのに、反省してしまうのは霜介の人柄が出ていますね。
珍しく落ち着いた古前は、霜介に負けたと思って怒っていると思っていたので、なんだか深く考えていたことに驚きです。川岸のこともやっぱり好きなようで、笑いを忘れない古前が割と好きだと思いました。
線は、僕を描く【21話】考察予想
湖山の揮豪会はこの学園祭の中で行われるのでしょうか?それとも別の日を設けて行われるのでしょうか。霜介は準備を含めて一番近くでその様子を見ることが出来ると思います。
目の前で描いている姿を見たことがありますが、それはあくまで霜介に教えるために描いたものです。
どこかに飾るための作品作りを見るのは初めてだと思うので、霜介が湖山の絵、描き方を見て何を感じ、何を学び、何を盗むのか。霜介の絵にどんな変化が現れるのかを楽しみにしています。
まとめ
線は、僕を描く【第20話】「いい絵」のネタバレと感想&21話の考察予想についてまとめました。