2022年3月10日発売の週刊少年チャンピオン15号掲載の「SHY-シャイ-」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
アマラリルクの本拠地であるネヴァーランドへ、進入するヒーローたち。
インドラとピルツは市民に紛れて正面から中に入ろうとしますが、そこで懐かしい出会いをするのでした。
目次
SHY-シャイ-123話ネタバレ
その少女は雨の日に傘の下で、楽園に連れて行ってと願いました。
目を開けてみると、目の前には彼女が求めていた楽園が広がっていました。
少女は喜びながら、フラフラと歩き出します。
しかしネヴァーランドに入る前に、彼女は突然倒れてしまいました。
世界各地では傘を残して姿を消す事件が多発。
政府は国民に雨天時の外出を控えるよう注意を呼びかけました。
そんな中、嵐の海を漂う一隻の船には、スターダスト、センチュリー、ラヴォワールに加えて、フィンランドヒーローのハルティア、ドイツヒーローのドクター・シュヴァルツが集まっていました。
彼らはネヴァーランドに市民が数万人入ってきているため、無暗に攻撃できなくなり、アマラリルクとどう戦えばいいのか話し合います。
センチュリーは戦わず和解の道があればいいと言いますが、スターダストはアマラリルクは全員抹殺する以外にないと告げます。
しかしセンチュリーは、自分たちはヒーローなので「殺す」などと簡単に口にするなと怒ります。
スターダストは、その生ぬるいヒーローが犠牲者を増やすのが分からないのかと言い返し、センチュリーと睨み合いました。
しかし次の瞬間、2人は肩を組み始めます。
ハルティアの心の力「ガーデニング」は、花や草木を操り世界と心を彩る効果があります。
ハルティアは手のひらに花を咲かせながら、彼らに仲良くしましょうと声をかけます。
その時、ユニロードがモニター越しに現れ、自分たちはこれから世界の雨を止めると宣言しました。
しかしシュヴァルツは、神様ではないヒーローが、雨を止めることはできるのかと疑問を浮かべます。
そんな彼に、ユニロードはアマラリルクも神様ではないので、彼らの強大な力にも種はあると指摘。
アマラリルクは宣言で人々の心に雨を求める種を植え付け、その心の力を少しずつ利用して、世界を覆うような雨雲を作り出しました。
それならば世界中の人々が太陽の光を求める心の力を集めれば、再び地上に光が戻るというユニロード。
今彼らと戦い苦しんでいる潜入中のヒーローのためにも、自分たち外にいるヒーローが協力して、その準備を進めるのだとユニロードは話しました。
その頃、ピルツは父と再会し、とても幸せそうな笑顔でネヴァーランドを楽しんでいました。
次はあれに乗りましょうと、はしゃぎながら父の腕を引っ張るピルツ。
彼女はずっとずっとこれが夢でした。
いつも医者の仕事で忙しかった父は、ほとんど家にいませんでした。
人の命を助ける立派な仕事だとは分かっていたものの、ピルツは父に自分だけを見てほしかったのです。
そしてピルツは小さい頃、父と誕生日にハッピーランドに行くと約束したことがありましたが、結局行けなかったことがありました。
その時からずっと父と遊園地に行くことを待っていたピルツは、今すごく楽しいのだと満面の笑みで話しました。
そんな中、ピルツはネヴァーランドで一人の少女が倒れているのを発見し、慌てて駆け寄ろうとします。
しかし父はピルツの腕を引っ張り、あの子はスタッフに任せればいい、自分たちが家族の時間を使うことではないと言います。
ピルツは戸惑いますが、ずっと夢だった時間を少しも無駄にしたくないだろう?と問いかける父。
「今日の私はお前だけのお父さんだよ」
そんな彼の言葉にピルツは喜び、倒れている子供を放って歩き出しました。
その直後、倒れている少女はロボットに迷子と認定され、子供インキュベーターに連れていかれました。
そんな中、クフフはアイスクリーム屋で子供たちにアイスを売っていました。
その時、どこからかドカァンと大きな音が聞こえてきました。
その音の正体は個人宇宙船でネヴァーランドに着陸したシャイとえびおでした。
こっそり侵入するつもりだったようですが、ロボットに連れて行かれそうになっていた少女を救うため、派手な登場になってしまったようです。
そんな彼女たちの姿を、クフフやピルツが見つめるのでした。
SHY-シャイ-123話感想
アマラリルクと戦うつもりで潜入したピルツですが、父との再会ではしゃいでいるようですね。
一緒に潜入したインドラはどうなったのでしょうか。
そしてシャイがネヴァーランドに到着しました。
この後、どうなるのか楽しみです!
次回のSHY-シャイ-123話は週刊少年チャンピオン17号に掲載されます。