2022年5月26日発売の週刊少年チャンピオン26号掲載の「SHY-シャイ-」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
スティグマの力によって窮地に立たされたピルツ。
ピンチの中、クフフの能力によってシャイがスティグマたちの前に現れました。
目次
SHY-シャイ-132話ネタバレ
スティグマとシャイが対峙する中、車椅子に乗ったピルツが突然シャイにしがみつきました。
戸惑うシャイに、ピルツはせっかく全部やり直せるのに、自分の夢を邪魔しないでと泣きながら訴えます。
するとスティグマは心託「愛の輪」を発動しました。
それはイノリの技でした。
そして次の瞬間、列車内が爆発します。
一方、パルスはレーダーで消失していたシャイの反応を確認し、ホッとしていました。
そしてパルスがネヴァーランド内に潜入したヒーローたちの状況を確認していると、ミェンロンから緊急連絡が入りました。
ミェンロンはピルツの位置が分かるかと、パルスに問いかけます。
レーダーではピルツの転心輪の反応が、ミェンロンのところから出ているようですが、ミェンロンはピルツの転心輪を下水で拾ったことを伝えます。
しかしパルスは転心輪が離れているなら、こっちもすぐには見つからないと話します。
するとドローンΩ号から、アマラリルク2体とシャイとピルツのヒーロー2名が戦っていると通知が届きました。
そこでパルスは、すぐさまミェンロンに彼女たちの場所を知らせました。
一方、列車内はスティグマの攻撃で壁が崩壊する中、クフフが一つだけ許せないことがある、それは嘘だと語り始めます。
クフフはスティグマがずっと自分に嘘をついていると指摘し、その嘘の仮面に何を隠しているのかと問いかけました。
するとスティグマは、突然大笑いし始めました。
そんな彼の姿にゾッとするシャイたち。
クフフはスティグマの心を完成させるためだけに、アマラリルクはできたんじゃないかと尋ねますが、スティグマは違うと否定します。
スティグマは君たちの夢を叶えたい、過去の過ちを正すために君たちは生まれ変わったのだと話し、それこそがシャインの紅葉山メイの望みだと言いました。
それを聞いたシャイは驚きながら「やっぱりあなたはお姉ちゃんの・・・」と言おうとしますが、クフフがおもちゃを使って彼女を止め、スティグマと話すときは願っちゃダメだと注意します。
知りたい勝ちたい、会いたい殺したい、そんな気持ちが使われて夢が叶ってしまうというクフフ。
さらにクフフは、ピルツが酷い過去を掻き回されて二度と未来が来ない日を願わされているのだと説明しますが、スティグマはずっと幸せな日を生き続けるのは、そんなに悪いことなのかと問いかけます。
クフフはとっても素敵なことだと思うと答えますが、そこに嘘がないならと付け加えました。
するとスティグマは大好きなクフフに嫌われたのが辛い、これ以上嫌われたくないから、クフフの相手はシクシクに任せると告げました。
シクシクはいつの間にか列車の上に立っており、列車の中で洪水をおこしました。
シャイはピルツを抱えてその場から避難しますが、スティグマは後を追いかけてきて、その子を返してと要求します。
その子の過去も痛みも絶望も何も知らないくせに、人の願いの邪魔をするなと言いながら、心託「愛の矢」を放つスティグマ。
シャイは忍法「風無垢」でそれを防ぎながら、確かにピルツの過去は知らないものの、それらをすべて乗り越えて凛と立つ「今」のピルツの姿を知っていると話しました。
そしてシャイはピルツに、あなたに弱気はあなたに似合わない、立ちなさいと強い口調で告げるのでした。
SHY-シャイ-132話感想
最後のシャイの言葉にグッときました。
果たしてピルツを立ち直らせることはできるのでしょうか?
次回のSHY-シャイ-133話が掲載される週刊少年チャンピオン27号は6月2日に発売されます。