2022年6月16日発売の週刊少年チャンピオン29号掲載の「SHY-シャイ-」のネタバレについてまとめました。
【前回のあらすじ】
自らを陥れようとするスティグマに立ち向かうシャイとミェンロンの姿に、壊れかけたピルツの心が奮い立ち、その想いに転心輪が反応し始めました。
目次
SHY-シャイ-135話ネタバレ
ピルツは転心輪でレディ・ブラックの姿に変身しました。
しかしスティグマは転心したピルツに、あんな思いをしたあとで君には心がないのかと冷たく言い放ちます。
するとピルツは以前スティグマが「ハッピーエンドはどこで終わるかだけだ」と言っていたことについて、本当にその通りだと同意し、幸せなんて一瞬で消え去る不確かなものだと話します。
しかしハッピーもバッドも終わってみればただの過去で、そこからどうするかだけだと、ある人からよく言われたというピルツ。
それに対し、スティグマはずっと幸せな方がいいに決まってる、強がりを言っているだけだと返します。
ピルツは「そうね。だから私は弱いのよ!」と言いながら、「M・R・Iキャノン」をスティグマに放ちました。
スティグマは姿を消し、ピルツはすぐにシャイの治療を行います。
するとシャイが目を覚まし、弱くてすみませんと謝りました。
その時、どこからかピルツの父親が血だらけの状態で姿を現し、自分を一人にしないでくれとピルツに語りかけます。
そんな彼の姿を見て驚くピルツ。
すると父の後ろからスティグマも現れ、君の願いは”お父様”だとピルツに言います。
そして君が愛したお父様に永遠に愛される夢の世界へ行こうとピルツを誘惑するスティグマ。
シャイは耳を貸しちゃダメだとピルツに言おうとしますが、スティグマはシャイとミェンロンの行く手を阻み邪魔をします。
ピルツは歩き出し、父の元へと向かいました。
父はピルツに幸せだったあの頃に戻ろうと優しく声をかけます。
するとピルツはスティグマにお礼を言いながら、自分の願いはお父様にさよならを言うことだと話しました。
そんな彼女の言葉に驚くスティグマ。
そしてピルツは父の背後にいるスティグマを攻撃しました。
ピルツは「バッド・エンド」こそが自分に相応しいと信じていました。
あの事故の後、車いす生活となったピルツは自ら命を絶つため、一人崖の上にやってきました。
そんな彼女の前に、魔女のヒーローであるヘクセンが現れます。
ヘクセンは誰も喜ばないから止めておきなと止めますが、ピルツは誰も悲しみもしない、みんな自分を恨んでいるのだと暗い表情で言います。
父はたくさんの人を救って愛され、これから世界を救う人でした。
そんな人を自分が殺し、母から愛する人を奪ったのだというピルツ。
そのため、とびきりの罰を受けなければならないのだとピルツは目に涙を浮かべながら語ります。
するとメイドのマリーがやってきて、ピルツを抱きしめました。
マリーはピルツがいなくなると悲しいと言いますが、ピルツは大好きな父を死なせた罪は消えない、自分には幸せに生きる資格はもうないのだと話します。
そんな彼女を、あれは事故であなたのせいではないと慰めるマリー。
しかしヘクセンはお前の罪だ、お前の愚かさが父の命を奪ったのだと怖い顔でピルツに言いました。
それでも勘違いするな、お前のちっぽけな命一つでは何の償いにもならないと言い放つヘクセン。
さらにヘクセンは父が死ぬ直前にピルツ宛ての忘れ形見を自分に託したのだと話し、その脚であそこまで取りに来なと言いながら、山の上を指さします。
そしてヘクセンは自分の名はタバサ=バッドクラフトだと名乗り、罰が欲しけりゃあたしがくれてやる!と告げるのでした。
SHY-シャイ-135話感想
父の残した形見とは何だったのでしょうか?
死ぬことまで考えていたピルツが、ヒーローとなって人々を救うようになったきっかけが明らかになりそうですね。
次回のSHY-シャイ-136話が掲載される週刊少年チャンピオン30号は6月23日に発売されます。
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