こんにちは。2020年3月23日配信のコミックデイズより、親愛なる僕へ殺意をこめて【79話】を読みましたのでご紹介します。
78話では、乙が京花を狙った動機が明らかになっていきました。全ては自分の人生を台無しにしたエイジへの復讐。
エイジは乙の供述内容を知り、自分が探し続けたLL事件の真犯人など存在しないのではないかという絶望感に襲われました。
親愛なる僕へ殺意をこめて【79話】最新話ネタバレあらすじ
2月11日。高架下に作った簡易テントの中でエイジは地面に置いた光るスマホの画面をじっと見つめていました。
エイジは監視カメラアプリのアイコンを押し、京花の病室で撮影された映像を再度再生します。
京花の病室に忍び込んだ乙は京花の首に手をかけ、苦しみ、京花はベッドの柵に手をかけて動かなくなります。
そして乙は監視カメラを覗き込み笑顔を見せます。
エイジが探し求めた真犯人は存在せず、自分が”復讐”だけを目的に生きてきたこと自体が無意味であり、”復讐”のために追い込んだ人間に”復讐”されるという結果に終わってしまったのです。
これが15年間を復讐に捧げた自分の結末。
エイジはただ絶望しながら動画を巻き戻し、再生します。するとエイジは首を絞められている時の京花の手の動きを見て何かに気付きました。
1ヶ月後、毎日亀一は乙の面会に来ていますが乙は面会を拒否しています。
亀一は職員に明日も出直すと頭を下げて帰ります。
帰りの電車を待つ亀一は、エイジが未だに逃走中だというネットニュースを見ると、関連記事から八野衣真が自殺ではなく他殺の可能性が見つかったというニュースに飛びます。
現場で見つかった血液と、猿渡のDNAが一致しているという証拠が匿名で色々なところに送られたのです。
亀一はスマホを握る手を震わせ、真の名を囁きます。
亀一は中傷の落書きで埋め尽くされた塀に囲まれる家に帰ってきました。靴を脱ぐ亀一は玄関に血が落ちているのに気づくと、左手に血がついているのを発見し袖をまくります。
左腕にはぱっくり割れた傷がありそこからは血が流れていました。
亀一はまたやった、と言うと絆創膏をとりにリビングへ向かいます。亀一はそこでビクッとしました。
なぜならそこにはエイジが立っていたからです。エイジは亀一に謝らなくてはならないことがあると話し始めます。
親愛なる僕へ殺意をこめて【79話】感想
真犯人はいないのでエイジ絶望、という展開からまた話がひっくり返りそうだなと感じました。何よりも、1ヶ月たったとはいえ警察や週刊紙の記者がまだ張り付いていてもおかしくない浦島家にエイジが戻ってこられたことが不思議です。
葉子の殺害は既に京花の仕業だとわかっており、乙の件で京花殺人未遂容疑が晴れたエイジは罪に問われるのでしょうか?
逃げたことは悪いかもしれませんが結局は冤罪という扱いになりす。今後のエイジは犯罪者のままなのかが気になります。
親愛なる僕へ殺意をこめて【80話】考察予想
今回の話で張られた伏線は、①京花の手からエイジが何かに気づいたこと、③誰かが猿渡のことをリークしたこと、②亀一が腕の傷を見てまたやったと言ったことです。
その前に大筋としてエイジが亀一に謝りに来たとあるので、次回はその内容がメインとなるでしょう。エイジは小さな頃に乙を脅迫したことで、乙の人格を変えてしまったことを謝るのでしょう。
とても気になっているのが③の内容で、まさか亀一にも二重人格説が出てきたのかなと思っています。
まとめ
2020年3月23日配信のコミックデイズより、親愛なる僕へ殺意をこめて【79話】のネタバレと感想&次話考察予想についてご紹介しました。