しっぽの声【46話】最新話ネタバレあらすじ感想|47話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年6月5日発売のビッグコミックオリジナルより、しっぽの声【第46話】「愛犬の異変」を読みましたのでご紹介します。

第45話をまだご覧になっていない方はこちらからお願いします→しっぽの声【第45話】

前話では、士郎と獅子神は黒兎島までやってきて、大きな問題を解決した。そして、得ることも非常に多くあった。

クロウサギやノネコの命を片方だけでなく、両方の命を救ったことは勿論であるが、意見の違う人々とも、話し合えば協力できると言う事だ。

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目次

しっぽの声【46話】最新話ネタバレあらすじ

ペットショップ「ラブラブフレンズ」にお客様がやってきた。名前は千川さんで広い庭付きの家にセントバーナードの千太郎君と一緒に住んでいる。

聞いてみると、仙太郎君が今まで好きだったペットフードを全然食べなくなったようだ。

他のメーカーのペットフードもいろいろ試してみたがダメで、「ラブラブフレンズ」が最後の頼みの綱という事でやってきた。

千太郎君の年齢を聞いて、大型シニア犬用のケアフードを薦めたが、ご夫婦二人とも怪訝な顔つきだ。

千太郎君は5歳だが、人間で言えば40~59歳で、シニアに所属するのだ。

年を取ると臭覚などが変わってきて、人間と同じように食べ物の好みも変わってくるのだ。

薦められたペットフードを何種類か買って帰り、千太郎に与えてみたが、やはりどれもちゃんと食べずに、食い散らかしただけだった。

もういよいよ病院で見てもらうしかない、と決断して千太郎を連れ出した。

しかし、以前の千太郎とは全く違う。専門のドッグトレーナーについて訓練したのに、全くいう事を聞かない。

子供に吠え掛かるし、人の家の花壇に小便をする。抱きかかえて止めようとしても、放尿したままの状態で、止まらない。

やむを得ず家に連れ帰って、困り果てていると、ネットに犬をいじめていると言う投稿があった。先ほど千太郎を抱えて困り果てているところを撮られたものだ。

犬を保護すると言って、玄関には人だかりができている。どうすればよいのだ。今まで幸せだった生活がなぜこんなにひどいことになったのだ。

しっぽの声【46話】を読んだ感想

獅子神の診断で千太郎は認知症だったことが分かった。認知症は人間だけに起こることではないのだ。

生きていれば必ず老いが来るが、その結果として認知症は起こりうるのだ。ペットの認知症で幸せな家庭が壊れることもあり、獅子神はアメリカで認知症のペットを射殺する現場を見たこともある。

ペットにとっても、飼い主にとっても本当に不幸な事なのだが、そうしないと人間自体が生きていけなくなってしまうのだ。獅子神の勧めによって千太郎は老犬ホームに入ることになった。

しっぽの声【47話】を考察

たとえば犬は子犬の時に可愛いと言ってペットにすることが多い。そしてだんだん大きくなり人間よりも早く年を取る。

そのまま飼われた家で、死んでいくのを見るのもつらいがまだましな方であると思う。家庭の都合で引っ越す時に捨てられて行ったり、大きく育ってから可愛さがなくなったと捨てる人もいる。

人間の勝手な都合だけでペットを飼う人も多いが、そうではなく、ペットを飼う以上、しっかりした考えと覚悟がいることを知らなければならない。

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