テツぼん【223話】最新話ネタバレあらすじ感想|224話を考察! | 放課後マンガ

こんにちは。2019年5月20日発売のビッグコミックオリジナルより、「テツぼん」第223話「渋沢栄一」を読みましたのでご紹介します。

222話では平成から令和に元号が変わるが、仙露鉄男は鉄どの切符も元号表示から西暦表示に変わることを、非常に残念に思っていた。

西暦表示だと、めずらしい日付の記念切符が買えなくらるからだ。その鉄オタの関係で知り合った津島先生は仙露を非常に可愛がっており、党の研究会にも講師として出ることになっている。鉄オタ仲間はありがたい。

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目次

テツぼん【223話】最新話ネタバレあらすじ

秘書の内山さんがしみじみと一万円札を眺めている。何かといえば、福沢諭吉の一万円札も、新紙幣に変わることが決まっているからだ。

野口英世と新紙幣に登場する北郷柴三郎は医学者、樋口一葉と津田梅子は近代の女性文化人と各々関連はあるが、一万円札に登場する福沢諭吉と渋沢栄一の関係が分からない。

仙露はその関係はまだあまり知られていないが深い関係があるのだと言う。

ところで、お札に肖像画が使われるのには、偽造防止のためもあるようだ。肖像画は偽造しにくいし、しかもひげがあるとより偽造しにくくなる。

実は昭和38年に新千円札を発行するときに渋沢栄一も候補に挙がったのだが、最終的にはひげが有りより偽造しにくい伊藤博文が選ばれたのだ。

そして、新紙幣の裏側に使われている図案が東京駅の丸の内宿舎であると言うのは、その東京駅に使われている赤レンガが渋沢栄一が深谷市に設立したレンガ工場の赤レンガが使われていると言う事とも関連しているのだ。

それほど渋沢栄一という人物は鉄道にも、深い関係を持っているのだ。

さらに言えば、明治初期に現在のJR東北線や、常磐線、高崎線のもととなった日本鉄道という会社を作ったのも渋沢栄一で、東急も栄一が作って五島慶太に任せたものだし、関西の京阪もそうだ。

そして、福沢諭吉の鉄道に関する貢献は、日本で初めて「汽船汽車旅行案内」という時刻表を作ったのだ。

これは福沢諭吉の日本の鉄道史に対する最大の功績といえるのだ。新旧の千円札五千円札、一万円札に登場する人物はこのように相関連しているのだ。

テツぼん【223話】を読んだ感想

実現すりゃね…#テツぼん pic.twitter.com/CzBr23FdCm

— すけべえあき (@sukebeaki) May 14, 2019

新元号と関連して発表された新札の登場人物にこのような関係があるとは思っても見なかったし、考えた事もなかった。

しかし、このように考察してみると完全にそのように意図されて、決定されたことが良くわかる。鉄オタだけではなく、医学や文化、文学を含めて総合的に判断され、決定されたものなのだろう。

そのような目で見ると、新札や旧札についても違った意味での意味合いが含まれていることが分かって興味深い。なかなか勉強になるマンガであった。

テツぼん【224話】を考察

高齢ドライバー問題の一番手っ取り早い解決方法は
自動運転の普及にやっぱつきますよね〜#テツぼん pic.twitter.com/nGhQEiEYNq

— すけべえあき (@sukebeaki) May 1, 2019

このテツぼんは、時々本当に勉強になる。どのようにしてこのような情報を入手したのか、調べ上げたのかと感心するときもある。

鉄道に関する事だけでなく、幅広い分野でも日々調査し、調べ上げ努力していることがうかがえる。漫画では鉄道以外に関しては全く無頓着な仙露であり、頼りない仙露であるが、その部分は秘書の児玉のぞみさんが十分カバーしていると思う。

のぞみさんのカバー、バックアップを得ながらこれからも仙露議員頑張ってください。

→テツぼん【224話】へ

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