こんにちは。2019年11月18日発売の週刊少年ジャンプより、約束のネバーランド【第158話】「生まれてきた意味」を読みましたのでご紹介します。
前話をご覧になっていない方やもういちど振り返りたい方はこちら
157話では、レグラヴァリマの弟であったソンジュがレグラヴァリマと戦っていました。しかしレグラヴァリマの強さは規格外です。
レグラヴァリマが再び暴れだしてムジカを手にかけようとしたその時、ムジカは全てを手に入れたと喜ぶレグラヴァリマを見て飢えていると言いました。
約束のネバーランド【158話】最新話ネタバレあらすじ
邪血として生まれたムジカは、生まれた時から周りと違っており、”奇跡の子”と呼ばれました。
代用肉として狙われたこともあったけれど、上に苦しむ村々を救えたことはムジカにとってとても嬉しいことでした。
しかしそんな皆も殺されてしまい、ムジカだけが生き残りました。
生き残って700年、ソンジュと共に逃げ続けてきたのです。
どうして自分だけが、という疑問を持つムジカは自分が何者なのか、なんで生きているのか、何のために生まれてきたのかをずっと問いかけていました。
今ムジカの目の前には、ムジカから親も仲間も全てを奪った女王レグラヴァリマがいます。
言いたいことが山ほどあったはずですが、レグラヴァリマを目の前にしたムジカが口にしたのは、可哀想という言葉でした。
レグラヴァリマはとてつもなく飢えているように見えていたのです。
ソンジュがムジカとレグラヴァリマの間に割って入りますが、ムジカアハ大丈夫だと言います。
ムジカはレグラヴァリマに何にそんなに飢えているのか、何をそんなに恐れているのかと問います。
際限のない欲望に囚われている事は、レグラヴァリマ自身を破滅に導いているとムジカは言います。
レグラヴァリマは静かにムジカの言うことを否定します。
欲望は美徳というレグラヴァリマは、自分は特別で何も恐れていない、破滅などするはずないと言います。
ムジカはそれでもレグラヴァリマに対し、既に破滅している、死んでいる、と言います。
怒ったレグラヴァリマはムジカに向かって攻撃してきますが、ソンジュが応戦しようとする前にレグラヴァリマの体が破裂します。
叫び声をあげて崩れ落ちるレグラヴァリマに、ムジカは過剰摂取だと言います。
消化されずに食べたものが現れたのはそのせいです。
既に、レグラヴァリマは細胞をコントロールできなくなっていたのです。
ムジカはずっと自分でうらやましがられていました。
鬼は形質が変わるため、何者にもなれるが何者でもないのです。
ムジカはエマと出会ったことでようやく生まれてきた意味をしりました、自分達の種を変えるため、それこそムジカの生まれた意味で今こそその時なのです。
食べた者たちが自分の名を名乗る中レグラヴァリマは自分が誰なのかわからなくなっています。そして、レグラヴァリマは死んでいきました。
約束のネバーランド【158話】の感想
もっと惨状になると思ったのですが、平和な感じでレグラヴァリマは終わりを迎えました。邪血の少女であるムジカは邪血の生き残りなのだと思っていましたが、ムジカが元祖なのですね。とても生きづらかったと思います。
しかし、それでもソンジュがいたから、エマ達に会ったから、ムジカはようやく自分の命の意味に気付くことが出来たのです。
とても深い話でした。得ることは失うことなのかもしれません。欲張ったレグラヴァリマには罰が与えられたのでしょう。
約束のネバーランド【159話】考察予想
エマが鬼のボスにごほうびとして何をあげるのかは分かりませんが、その点でもムジカが何か活躍してくれるのではないでしょうか。
ムジカの存在は鬼達を救える。今まで鬼の世界での政治を行ってきた悪い鬼達はみんな死んだので、後はどこまで被害を出さずに鬼の世界を変えることが出来るかが問題となります。
ですが、次回はアジトに向かっている鬼達がどうなったかが描かれると思っています。アジトの子供達の被害を防ぐことは出来るのでしょうか?
まとめ
約束のネバーランド【第158話】「生まれてきた意味」のネタバレと感想&159話の考察予想についてまとめました。